Published on 08.07.29
【バリ】なぜバリは子連れにやさしいの? 人々の宗教観を理解してよりすばらしい滞在を
子供は「先祖の生まれ変わり」
バリに行ってまず感じるのが、人々の温かさ。
バリ島の人々は、男女問わずとても自然な笑顔を向けてくれるので、こちらもつい笑顔になってしまいます。
バリは、子供も歓迎してくれる旅先のひとつ。
空港の入管係員も子どもに手を振ってくれたり、レストランではスタッフがあやしてくれたり抱っこしてくれたり。キッチンや店内をみせて子どもの相手をしてくれます。
子どもが大切にされるのは、バリでは「子どもは先祖の生まれ変わり」とする人々の信仰が深く関係しています。
1才の誕生日を迎えるまでは、子どもは大地にいっさい足をつけないように大事にされ、神そのものとして扱われます。
1才の誕生日の儀式を経るとひとりの人間としての「生」がスタートするため、バリの人生観ではまさに子どもは「宝」といえるのです。
バリは国際的なリゾート
バリ島では、毎朝道端には「チャナン」といわれるお供え物がおかれ、民族衣装を着た女性が朝の儀式を行っている姿に遭遇することも。
また、お祭りの行列が道路をふさぎ、渋滞が発生することも日常的な光景です。
建築物はもちろんのこと、バリ舞踊やガムランなどの音楽もすべては彼らの信仰から生まれた身近で神聖なもの。
短い滞在でも、彼らの誇り高き信仰心と伝統を守りつづける力をきっと体感できるはずです。
伝統が息づくいっぽうで、ヨーロッパやオーストラリアからの観光客や移住者も多いため、バリ島ではハイレベルな各国料理のレストランや、モダンなデザインのホテルも堪能できます。
レジャーも充実していて、文化的体験の両方を楽しめるとことが、国際的なリゾート・バリの大きな特徴となっています。
バリでのタブーや祝日について
バリ島の人々の多くが信仰しているバリヒンズー教、またバリ島外のインドネシアの人々が信仰しているイスラム教でも、左手は「不浄の手」とされています。
そのため左手で食事をしたり、お金や物を渡すこと、握手をすることなどは控えましょう。
バリでは、子供の「頭をなでる」こともタブーのひとつ。
頭は体のなかでもっとも神聖な場所、神が宿ると信じられているためです。
バリ島では、西暦、ウク暦、サカ暦という3つの暦が使われています。
たとえば、旅行者でもひんぱんに目にするお祭り「オダラン」は、バリ島独自の「ウク暦」の行事です。
ツーリストが注意したいのは、日本の正月にあたる3月の「ニュピ」。
ニュピ当日は、空港の発着、外出、火や電灯の使用などがツーリストも禁止されます。
ホテルによってはサービスが受けられない場合もあるので、事前に確認が必要です。
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