Published on 08.08.24
【釜山】韓国最大級の海鮮市場「チャガルチ市場」で、薬味がたっぷりの韓国式刺身「フェ」を堪能
韓国のパワフルな食を体感
韓国を訪れた際、釜山にある海鮮市場「チャガルチ市場」へ行ってきました。
「チャガルチ市場」は、韓国最大級のにぎやかな海鮮市場。
韓国一の水揚げを誇るプサン港にあがった魚を取引しており、地元の人々はもちろんたくさんの観光客が訪れます。
釜山地下鉄1号線「チャガルチ駅」から徒歩1〜2分、近代的なビルが「チャガルチ市場」。
この市場は、海沿いの7階建ての大きな新しい建物に、330軒以上もの店舗が入っています。
ここを訪れた07年当時、建物の入り口には豚の巨大モニュメントがありました。
市場に一歩踏み入れると、ものすごい数の魚と魚介類。とにかく人と魚でごった返しています。
海鮮市場は1階にあり、2階には買ったお魚や魚介類を持ち込みで調理してくれる食堂やレストランがあります。
ここに来たからには、新鮮な魚を選んでそのままお刺身にして食べたい!
でも、あまりの人とお店の多さでどうやって魚を選んでいいのかわからず、直接2階にあがることにしました。
日本の座敷のように床に座卓の並ぶ店があったので、そこに入ることに。
海をみながら食事ができるお店が人気でしたが、子連れだと座敷はありがたい。リラックスして料理を楽しむことができました。
新鮮な魚を調理してくれる
着席したら、さっそくお店の人に食べたい魚と予算を交渉(日本語がわかる人が多くて助かりました)。
魚を持ちこんで調理してもらうのが一般的なようですが、お店の人に魚を買ってきてもらうこともできます。
丸々一匹の魚を購入することになるので、お値段はちょっと高め。
たしかひとり3万ウォンくらい。一匹ぶんの刺身に薬味と副菜がついてこの値段でした。
韓国のお刺身「フェ」はとにかく豪勢で、魚を丸ごと薄切りにしたものに薬味がついて出てきます。
サンチュやエゴマの葉に刺身を乗せ、好きな薬味と包んで食べるのですが、まるで焼肉のよう。
テーブルには、コチュジャンやさまざまな種類のあわせ味噌が置いてあり、それをつけて食べます。
肉が魚に変わっただけで、食べ方はほとんど一緒。
オーダーしなくてもキムチやカクテキ、ナムル、韓国の家庭料理のような副菜がちょこちょこと並べられていき、好きなだけ食べることができるのが韓国式。
辛いものだけでなく、うずらのたまごやチヂミ、ワカメなど小さな子供でも食べられるものもありました。
雑炊や汁物もでてきましたし、頼むと白いご飯も持ってきてくれます。
副菜だけでもお腹いっぱいになるほどたくさんの種類のものがでてきて、充分なボリューム。
副菜は、お皿がからになるとつぎつぎとおかわりを持ってきてくれるので注意。ただし、いくら食べても値段は変わらないのでご安心を。
私と違ってお刺身が大好きな娘ですが、付け合わせの味噌が辛くて口に合わなかったらしく、醤油をつけて食べてました。
新鮮な魚はかなりおいしかったらしく、大満足していましたよ。
建物の外にも魚介類や干物などの乾き物が売られている露天が連なり、活気もあってにぎやか。
建物のなかだけではなく、海沿いのかなりの広い一帯が市場になっているので、帰りがてらおみやげを買うのにちょうどいいと思います。
チャガルチ市場
住所:釜山市中区南浦洞4街37-1
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