Published on 08.08.04
【バリ】現地での飲料水や想定できる病気、日本語の通じる病院について
バリ島での病気について
高温多湿のバリを旅する際、健康管理や衛生状況について不安もあると思います。
バリで注意すべき病気や病気の予防対策、もしものときに役立つ日本語が通じる小児科について紹介します。
バリ島は、とくに予防接種が必要な地域ではありません。
ただ、これはバリに限りませんが、高温多湿の気候では食中毒や腹痛に注意が必要になります。
また、バリにおける子連れ海外旅行で一番身近な病気としては、熱射病や日射病、脱水症状が考えられます。
お店で出されたお皿が汚いときは、除菌効果のあるウェットティッシュで拭いたりミネラルウォーターで洗う、氷や生魚などの衛生状態が不安な「ワルン」(大衆食堂)では食べないなど、日本とは異なる衛生管理が必要になってきます。
ミネラルウォーターを飲んでください
熱帯の太陽の下、子どもの脱水症状を予防するためにも水の確保は重要。
でも、水道水(生水)は、現地の人も衛生上に不安があるので飲みません。
バリでの飲料水は、ミネラルウォーターがベスト。
ホテルやコンビニ、スーパーや物売りのおばさんからも購入できるなど、入手するのはカンタン(キャップがきちんと締まっているか確認しましょう)。
一番メジャーなミネラルウォーターブランドは「AQUA」。
お店によっても異なりますが、500ミリリットルで日本円でも10円ちょっと。
イチゴやオレンジなどの香りがついたものも限定販売されていたりもするので、試してみるのも楽しい。
レストランで出されるジュースの氷は生水を使っていることもあるので、気になる場合はビンのまま出てくることの多い「テーボトル」(紅茶)などをオーダーするといいでしょう。
「バリ腹」を予防する
バリに行くとおなかを壊す…、通称「バリ腹」の原因は水質の違いだけではありません。
インドネシア料理(バリ料理)は、ナシゴレンやミーゴレンに代表されるように、油を使った炒め物が案外多くスパイスもふんだんに使われているのが特徴で、胃腸に負担がかかる場合も。
また、強い陽射しを受け、旅の疲れもどっと出てしまい…という複合的な原因が重なり、体調を崩す人も少なくありません。
バリ腹を予防するには、まずはゆったりしたスケジュールを組み、身体の声を聞いて食べたいものをムリせず食べる、ということが大切。
日本でも常用している整腸剤くらいは、日本から持参したほうがいいかもしれません。
「蚊」を媒介する病気について
蚊を媒介として感染するマラリアおよびデング熱は、バリの都市部では流行していません。
ただ、伝染病の菌がでなくとも、子どもは蚊に刺されるとひどく腫れてしまうこともあるので「虫除け」は忘れずに持参してください。
気になる「鳥インフルエンザ」ですが、食用の鶏肉や卵からは人に感染することはなく、人から人への伝染も正式には確認されていません。
直接鶏と接することを避ければ感染の恐れはほぼなくなるため、鶏舎への立ち入りや、ナイトマーケットなどでの鶏の販売をしているところなどに近寄らないことが重要です。
バリの小児科について
バリ島では、おもに現地の人が利用する民間クリニック、総合病院、私立病院や外資系の病院があります。
衛生状態や言葉の問題からも、お金はかかりますが私立病院や外資系の病院がオススメ。
日本人スタッフがいる、または日本語が通じる病院というのもいくつかありますが、常に日本語のサポートが受けられるとは限りません。
ですので、もしもの場合は、チャーターしている車のドライバーや、ホテルのスタッフに日本語がある程度できる現地人の通訳を連れていってもらったほうが安心です。
インドネシアでは健康保険のシステムがないため、高額な医療費を請求されることも充分に考えられます。
かならず海外旅行傷害保険に加入してからでかけましょう。
【日本人がよく利用する病院】
タケノコ・バリ診療所
住所:Komplex Ruko Griya Sanur No3 Jl By Pass Ngurah Rai Sanur
電話:0361-284-222
インドネシア内に3つの診療所を展開。現地邦人が多く利用している。
http://www.bimcbali.com/(通称BIMC)
住所:Jl.By Pass Ngurah Rai No.100 X Kuta 80361
電話:0361-761-263
バリインターナショナルメディカルセンター。救急総合病院で、必要であれば専門医を紹介してくれる。日本人医師(アドバイザーとして)1名 日本人看護士2名が常駐。ただし、ビザの問題などで帰国してしまうことも考えられますので、旅行前にご確認を。
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