Published on 08.08.25
【バリ】ぜひ現地ではライブに足を運んでほしい…心に響く「ガムラン」の調べと男たちの合奏「ケチャ」はすばらしい
「ガムラン」に魅了される
バリ島といえば「ガムラン gamelan」。
空港を降りたときから、どこからともなく流れてくるガムランはココロに響く音色です。
「ガムラン」とは、インドネシア各地に伝わる楽器の総称およびその演奏を指します。
インドネシア語で「叩く」という動詞「ガムル」が語源となっており、その多くが打楽器で構成されます。
青銅製の「ガンサ」と呼ばれる大小さまざまな鉄琴、「ゴング」(ドラ)、「トロンポン」(鍋の蓋のような形)、「クンダン」(太鼓)などの合奏となります。
ガムランの調べは神様への奉納の奏でであり、なかにはトランス状態の演奏者もいて、神がかった調べがダンスとピタリと合う様はじつに素晴らしい瞬間。
脳波にもアルファー波が出るといわれており、癒し効果はバツグンです。
大きな竹でできた「ジェゴク jegog」という巨大な木琴のような楽器は、超重低音の体に響く迫力がありながらも、包み込むような高音が出たりと、子供にはこちらもオススメ。子どもは打楽器が好きですよね。
公演は2時間程度で、7万ルピア程度と安価。朝開催されるものもあれば夜開催される公演もあります。
日本では生演奏を聞く機会はなかなかありませんが、比較的オープンなスペースで開催されるバリの演奏会は「ぐずったら出ればいいや」という気軽さで参加できます。
とくにウブドでは毎夜、質の高いパフォーマンスを楽しむことができます。
ホテルのロビーなどで楽器を練習している人をみかけたら、ぜひ試しに叩かせてもらいましょう。
自分たちの誇り高き文化に興味をもつ私たちを、彼らは温かく迎えてくれるはずです。
「ケチャ」のマネをする子供も続出
「ケチャ kecak」は、楽器を使わず、上半身裸で腰布を巻いた数十人の男性の「チャッチャッチャッ」という声によってのみつくりだされる合奏。
もともとは「サンヒャン」という宗教儀礼だったものが、1930年代以降観光向けに芸能化が進みました。
男性の踊り子が、歌い手たちが円陣を組んだなかで、インドの古代叙事詩である「ラーマヤナ」をもとにつくられたストーリーを展開していきます。
こちらもガルーダ(鳥)やハヌマン(猿)、レゴンの踊り子が登場し、豪華絢爛。
炎の明かりのなかで歌い踊る、その迫力から男性にもファンが多いのが特徴です。
怖がるか喜ぶかは子どもによりけりですが、両手をあげてチャッチャッと真似をしている子どもは、なんともほほえましいもの。
この幻想的なダンスは、バリに行ったからにはぜひ体感してほしいもののひとつです。
一番のオススメは、「ウルワトゥ」の自然のなかで行われるものですが、ウブド近郊などでもひんぱんに行われています。
ぜひ、事前にスケジュールをチェックしておいてくださいね。
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