バンコク・シティ・イン


Published on 08.09.02

【ホテル】バンコク・シティ・イン(バンコク)

便利なロケーションのホテル

タイ人の夫と私、息子の3人は、ほぼ毎年里帰りを兼ねてタイを旅行します。

バンコクのホテルを拠点にして過ごしますが、定宿にしているのが「バンコク・シティ・イン Bangkok City Inn」。

場所は、ラチャダムリ通りをプラトゥーナム方面へ向かった右手、「bigC」を越して屋台が立ち並ぶソイを入った奥にあります。

 

優雅なホテルライフをお望みの人には向きませんが、サービスや設備は最低限でオーケー、細かなことは気にしない! という人なら子連れでも問題なく利用できます。

リピートする理由は、1週間以上の滞在でも負担にならない料金(朝食付き)と、どこへ出かけるにも便利なロケーションにあります。

歩いて数分の場所に大型量販店「BigC」をはじめ、伊勢丹やセントラルワールドプラザがあり、生活用品からおみやげまで買い物には困りません。

またホテルの裏には高レートで知られる両替屋「スーパーリッチ SUPER RICH」があるのもうれしい。。

部屋自体は料金並の広さ&設備なので、夫と「たまには別のホテルにする?」なんて話すこともありますが、けっきょくはここに落ち着きます。

バンコクは渋滞地獄ですから、ホテルはロケーション最優先というのが夫の意見です。

オススメは「スイートルーム」

部屋のタイプは3つあるようですが、私たちはたいてい4階のスイートルームを予約します。

この部屋にはメインルームのほかにもうひと部屋あって、スーツケースや荷物を置いたり、ちょっとした洗濯物を干すなどして活用できます。

子供が2才のときはコネクト部分を開け放し、「BigC」で買った乗用車のオモチャで遊ばせました。

窓からの眺めは、はっきり言ってよくないです。

でも、この部屋の通路を挟んだ反対側の部屋にも宿泊したのですが、そこからは「バイヨークタワー」や「アマリウォーターゲート」など、まあまあの眺めを楽しめました。

このホテルのもうひとつの魅力が、朝食バイキング。

場所は1階ロビー脇のコーヒーショップ。クーポン券をスタッフに渡して席につきます。

連泊しても飽きない程度のローテーションで、主食、副菜、フルーツ、ドリンクが並びます。

朝の定番トースト、パンケーキ、卵料理、ベーコン・ウインナー類のほか、「カオトム」(お米の粒が残ったタイプのお粥)や「ジョーク」(煮くずれたタイプのお粥)、「カオパット」(炒飯)、「パッタイ」(焼きそば)、空心菜炒め、肉と野菜の炒め物や煮物などのオイシイタイ料理も楽しめます。

スイカやパパイヤ、パインなどのフルーツ、フレッシュジュースのほか、コーヒーや紅茶もあります。

息子は2才のころから、カオトムに鶏肉のお惣菜を混ぜたものをよく食べています。

ガラス張りの明るい店内でのんびり朝食をとっていると、ほかの宿泊客が続々とやってきます。

客層は若い欧米人や中国、ベトナムなどアジア系の人々が中心で、日本人はほとんどみかけません。

納得レベルの格安ホテル

部屋のクリーニング、タオル交換、ベッドメイキングは毎日行われるので、外出前には枕の下にチップを入れて出かけます。

ただ、部屋の床のカーペットは素足で歩くにはちょっと……というのが率直な感想。

スリッパは用意されてないので、私たちは到着するとすぐ「BigC」で10バーツサンダル(約30円)を買い、室内履きとして利用します。

お風呂のシャワーは固定式で、頭上からお湯が勢いよくザーッと出ます。

息子が小さなころはとても怖がったので、対応策として「BigC」でゴムホースを購入。洗面台の蛇口に取り付けシャワー代わりに使ったらオーケーでした。

また息子は寝相が悪く、ベッドからの転落が心配でした。

そこでベッド周りに部屋のイスやソファ、サイドテーブルなどを置き、余分にもらった枕やシーツを置いてガードしました。

見てくれは悪いけど、安心して眠れます。

マネージャーをはじめフロントの女性やポーター、ドアマンのお兄さんなど、みな気さくなスタッフばかり。

息子も、フロントのお姉さんにルームキーを渡す際に部屋番号をタイ語で伝えるなどして楽しんでいます。

便利で格安なホテルを探している人に、ぜひオススメしたいホテルです。

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バンコク・シティ・イン
住所:43/5 Rajdamri Road, Prathumwan Bangkok.

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