Published on 08.10.29
【グアムだより09】水道水はそのまま飲んじゃダメ！超硬水のグアムでの「水とのつきあい方」
グアムでも飲料用の水は購入するのが一般的
グアムの水道水は石灰成分が多く含まれた硬水のため、飲むとお腹がゆるくなりますので注意が必要です（石灰成分が水分の吸収を妨げ、腸に水がたまることが原因）。また、カルキのような臭いも気になります。
そのため、グアムに住んでいる人の多くは水屋で浄水された水を買うか、スーパーなどで飲料用の水を買っています。
日本の水道水は平均硬度50〜60mg/Lの軟水で、その水に慣れてる日本人にとっては、グアムの水（硬度220mg/L）はそのまま飲んでみるとトロッと重いのど越しで、少し塩分を感じます。
大型のホテルなどでは石灰質を軟化させるシステムを用いて、飲用に適した水を提供しているところもあるようですが、小さな子供やお年寄り、胃腸の弱い方はやはり注意が必要です。また、赤ちゃんの粉ミルク用の水も軟水を使うことが前提となっています。
わが家は以前紹介した、「グアム・リーフ・ホテル」にあったウォーターディスペンサーが気に入り、似た物をKマートで購入して愛用しています。確か89ドルくらいでした。
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これは別売りで空タンクを買って、機械に付けて使用するタイプのもの。タンクがカラになったら水屋に持って行き、自分でタンクに水をいれます。
店によって多少値段のばらつきがありますが、5ガロン（約19リットル）で1.75ドルくらいと、とても安く購入できます。1ガロンあたり（約3.8リットル）だと35セントになります。
とくに常夏のグアムでは水分補給が欠かせないため、いつでも冷たくてオイシイ水を飲むことができ、とても助かっています。
長期滞在される方は、スーパーなどで1ガロンサイズのタンクを購入し、容器がカラになったら水屋で水だけ購入してみるのも経済的で便利なのでは、と思います。
バスで行ける場所にある水屋は、GPO横のウェンディーズ裏にありますが、「WOTER ＆ ICE EXPRESS」という看板があるのですぐわかると思います。そのほかにも、ペイレススーパーマーケットのなかにもありますよ。
水道水を使って感じることは、石灰分の多い水だからでしょうか、シャンプーや洗顔料などの泡だちが悪いこと。洗ったあとも髪がゴワゴワするので、しっかりトリートメントするようにしています。
そして、気が付くと水道の蛇口周囲には白い石灰分が付着していることもあります。
水を知れば、水選びも楽しくなる
ここグアムでは、スーパーに行くとたくさんの種類の飲料水が揃っています。
グアムの硬水は飲むのに適しませんが、なかには硬度をウリにしたミネラルウォーターもあります。
水には大きくわけて硬水と軟水がありますが、硬水（硬度300mg/L以上）はミネラル（マグネシウムとカルシウム）が多く溶けていて、スポーツ後のミネラル補給や妊産婦の方のカルシウム補給、便秘解消にいいようです。
軟水（硬度0～100）は、少量でふっくらとご飯が炊けたり、お茶やコーヒーを入れるのに適しているようです。
小さなお子さんやお腹の弱い人は硬度1でミネラルの含まれていない「ハワイ・ウォーター HAWAII WALTER」がおすすめです。
ボルビックは硬度61で飲みやすいうえにミネラルが含まれています。
そのほかにもお店にはプロテインウォーターや、ハーブやフルーツのフレバーのついた水もあり、見るだけでもおもしろいですよ。
自分の体調に合わせてオイシイ水を探して飲んでみるのもいいですよね。
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