Published on 08.11.28
【旅*流儀07】ハワイだとひとり7000円以上の税金に加え交通費や保険代なども必要に…ツアー代金に含まれていない「旅のコスト」を計算してみた
ツアー代金以外にかかるおカネは?
子連れ海外旅行を計画する場合、まずは予算ありきでしょうか?
たとえば、「ハワイ6日間10万円」のツアーに参加したとします。
子供料金のあるツアーもあれば、格安の子供も同料金のツアーもありますが、子供も同額として4人家族でざっと旅行費用は40万円。
さて、これだけですむでしょうか? 答えは、もちろんノーですよね。
まず、ツアー、個人旅行にかかわらず、かならず必要になるのが「空港施設使用料」。
出発空港により料金は異なりますが、成田空港の場合なら大人/2040円、子供/1020円、2才以下は無料。
現地での空港税や出国税などは、旅行先によってさまざまです。
ハワイの場合、ホノルル空港使用料は大人/3ドル、2才未満は無料(09年1月8日からは4.5ドルに値上げ)。
アメリカでは国際通行税も往復必要で30.8ドル(09年1月8日からは32.2ドルに)。さらに税関審査料/5.5ドル、入国審査料/7ドル、動植物検疫使用料/5ドル、空港保安料/2.5ドルと、大人ひとり約53ドルかかる計算に。
料金に「燃油サーチャージ」が含まれていない場合は、当然こちらも上乗せされます。
飛行機代は安くても燃油サーチャージと税金のことを考えると、なかなか気軽に計画できませんね。
空港への交通費は?
つぎに考えてみたいのが、空港までの「交通費」。
たとえば成田空港まで成田エクスプレスやリムジンバスが利用できますが、4人家族で往復すると、駅やバスの乗り場までの交通費も含め2万円くらいになるのでは?
新宿からなら、成田エクスプレスは大人片道/3110円、小学生と座席使用の子どもは半額。リムジンバスは大人3000円、小学生と座席使用の子どもは半額。
クルマで成田空港を往復するのに必要となるのは、高速代片道/2350円(首都高700円+東関道1650円)を往復分。
成田で長期間安くとめられる民間駐車場をネットで探すと、10日間から2週間で4200円くらい。
民間駐車場の駐車代金はピンキリで、シャッター付きのガレージに保管してもらうなどのサービスが希望であれば、そのぶん高くつきます。
高速代と駐車代を合計すると8900円。これにガソリン代を加算すると約1万円になります。
海外保険はどうするべき?
ほかにも、保険代なども必要になります。
旅行会社からすすめられた海外旅行保険に加入する場合、その内容は吟味したほうがいいと思います。
保険会社に勤める友人いわく「パックの旅行保険はカンタンだけどで、必要のないものも含まれていることもあるので、空港の保険会社のカウンターでバラで入るのがいい」そう。
大人はクレジットカードの自動付帯の保険を使えるので、別途加入する必要もなかったりしますが、子供はバラで必要な保険に加入するのがいいと思います。
現地で具合が悪くなり病院に行くことになったり、ケガをしたりした際にも治療費がかなり高くつくことがあります。
クレジットカードによっては、家族もカバーできる保険が付帯している会社もあるので事前に確認を。
たとえば、年会費が永久無料の「SBIレギュラーカード」では、家族にも国内外の旅行では自動付帯の保険がついています(このカードで旅費を決済する必要あり)。
事前の下調べでオトク情報をゲット
ここまできて、ようやく出国です。
チップの習慣がある国では、チップも出費になりますね。
オプショナルツアーなどは、現地で予約すると子供は無料ですむこともあれば半額になることもありとさまざまなので、事前にインターネットなどで調べておくのもいいかもしれません。
そのほかにも、食事代やショッピングのお金は別途となります。
いずれにしろ、家族で行く旅は思っていた以上にコストがかかってしまうもの。
予算以上の価値ある旅になるよう、いろいろ比較検討してみてくださいね。
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