Published on 08.12.01

【ハワイだより11】韓国焼肉からベトナム料理の「フォー」に「バインミー」まで…ハワイで食べておきたい絶品アジア料理をご案内

ハワイにはたくさんの日本人が住んでいますが、同じようにアジア各国から移住してきた人たちもたくさんいます。

そのおかげで、ハワイには数多くの本格的なエスニック料理のお店があり、すっかりハワイのローカルフードとして定着している料理も。

まずは、日本でも人気の韓国焼肉。

「コリアン・バーベキュー」と呼ばれていて、自分で焼いて食べるいわゆる本格焼肉レストランから、テイクアウトが主体のファーストフード・チェーンまで、たくさんのお店があります。

焼肉レストランのほとんどは韓国人によって経営されていますが、店内では韓国語が飛び交い、オーダーする前から前菜としてキムチなどナムル数種類がたっぷりと出てくる豪快さ。

↑ケアモク通り（韓国料理店や韓国系のお店が多いエリア）にある焼肉店「ソラボル SORABOL」。なんと24時間営業です。

お肉のボリュームもたっぷりで、ハワイにいながらにして韓国に旅行に来たような気分が味わえます。

コリアン・バーベキューのファーストフード店では、テイクアウト用のプレートランチを販売しており、ハワイの大半のショッピングセンターに出店しているほど、ローカルの生活に浸透しています。

プレートランチは、お肉を選んでオーダーし、ケースの中に並べられている野菜のナムルの中から好きなものを数種類選ぶという形式。

↑プレートランチ（カルビ、ミニプレート）。これで7.50ドルくらい。ミニだとご飯が1スクープにナムルが2種類、普通のプレートだとご飯が2スクープにナムルが4種類。

旅行中は野菜が不足しがちなので、ショッピングモールなどに出かけたら、ランチをコリアンバーベキューにするのもいいかもしれないですね。

ソラボル
住所：805 Keeaumoku St Honolulu
電話：808-947-3113
営業時間：24時間（年中無休）

そして、同じくロコの食生活から切っても切り離せないのが「ベトナム料理」。ハワイでは「ベトナミーズ」と呼ばれ、食生活の一部となっています。

なかでもベトナム料理を代表する麺料理、フォーは大人気。

米でできた麺に、もやしやハーブなどをたっぷりとのせて食べるフォーは、おいしくてヘルシー。ママ友とのランチでも、フォーの出番が一番多いかもしれません。

ベトナミーズのレストランは、高倉健さんご用達として有名な「マイラン MAI LAN」のように、いろいろなベトナム料理を出しているお店から、フォーをメインにしたリーズナブルなお店までいろいろ。

↑マイランの料理（春巻きのレタス巻き）

ロコならどこかひとつは、お気に入りのフォーの店があるといってもいいくらい、日常的に食べられています。日本でいえば、ラーメン屋さんのようなものですね。

マイラン
住所：1244 Keeaumoku St, Honolulu
電話：808-955-0446
営業時間：11〜23時（定休日なし）

また、ベトナミーズにもファーストフードのチェーン店があります。

ロコに人気の高い「バレ BALE」では、フォーも売られていますが、看板メニューはサンドイッチ。

↑「BALE」の「Beef Noodle Soup（Pho）」で、値段は約7ドル。

ベトナムが昔フランスの植民地だったことから、クロワッサンやフランスパンに、ベトナム風なますとチキンなどの具をはさんだものがベトナムのサンドイッチとなったよう。

これが絶妙のおいしさで、「BALE」では5ドル前後と手ごろな価格で味わうことができるのです。

韓国からは自国で成功したお金持ちがハワイに移住してくるケースが多く、ベトナム人は過去の戦争の関係でアメリカへの移住が比較的スムーズで、その多くがハワイに来るために多くのベトナム人が住んでいるといわれています。

どちらにしても、はじめは韓国やベトナムを母国とする人たちのためにハワイへやってきた料理が、ロコに受け入れられ、浸透していったのでしょう。

そんな背景をちらっと思い出しながら、ハワイでエスニックフードを食べてみるのもいいかもしれません。

バレ
住所：アラモアナセンター、カハラモールなどオアフに20店舗

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Tags: ハワイだより