Published on 08.12.16
【甘辛グアム44】コワモテなアメリカ男・マイクに手料理を振る舞われ、至福のひとときを過ごした日本人女子たち
独創的でおいしい手料理の数々
グアムでの滞在先であるアパートの隣人のひとり、マイクさんに最近立て続けにおウチご飯をゴチになっている私と息子。
マイクは、単身赴任でグアムに来ているエアフォース（アメリカ空軍）のチーフという、けっこうえらいポジションの人。 奥さんと子供は日本にいます。
自分でもいってるように、見た目はハゲで体格もよく、ハーレーを乗り回してる姿はコワモテのおっさんそのもの。けれど、実際の彼は本当にスイートなアメリカ男なんですよ！！
先々週末は「ポークリブのBBQ」と、沖縄にインスパイアされたというマイク特製「ワイルド・ライス」、そして先週末は「マヒマヒのグリル」をご馳走に。
先々週のポークリブは、屋外に設置したグリルで味をしみ込ませたお肉を焼くんですよ、もちろんマイクが。そして、出張先の沖縄で発案し命名したという米料理「ワイルド・ライス」。
そこに、パンやハーブ、玉ねぎやソーセージなどからできたスタッフィングを添えて、3品がドーンとテーブルに並び、どれもおいしい！
先週末の「マヒマヒのグリル」は、ホイルにマヒマヒとたっぷりの野菜を包んで焼くのですが、じつは私、マヒマヒが苦手。
日本のハワイアン・バーガー屋で食べた「マヒマヒのフィッシュ・バーガー」が魚臭くって、それ以来避けてきましたが、今回はその日の朝にマイクの友達が釣ってきた新鮮な魚！ ぜーんぜん魚臭くなくバクバク食べられ、野菜もおいしかった！！
優しさがジーンとくるごはん
息子は、そんなイカツイ見た目のマイクが大好きで、マイクの家にいくとベッタリ。パパと遠く離れているいま、マイクがグアムのダディがわり（←迷惑？）！
ちょっと乱暴に扱われるのが大好きな息子は、キャッキャと歓声をあげながら飛びかかり、ハゲ頭をぺちっと叩いたりして大喜び。
私がご飯を食べているときは、自分は食べずに「私に食べろ食べろ」とすすめてくれ、息子をみてくれます。
「君は息子をTerryble two（魔の2才児）と呼んでいるけれど、全然魔の2才児じゃない。シェアもできるし、心の優しいとってもいい子だよ！」といってくれるマイク。
同じくマイクの手料理に招かれたマキさんやカオルちゃん、お隣のユウコさんなんかも、お酒をすすって、料理を食べて、笑って話すだけ。お酒がなくなれば、マイクがついでくれます。
アメリカ男は気がきくといいますが、うちのダンナは日本の男と変わらないくらい、そこまで気がつかない人。マイクを見ていると「これぞアメリカ男！」と叫びたくなるくらいです。
来年は韓国に転勤し、1年後には日本の基地に移るとか。エアフォースを辞めたらあとは、家のある青森で奥さんや子供たちと一緒に暮らしながら居酒屋をやるそう。
数年後、青森で気の利くコワモテの白人のおじさんがいたら、それはマイクかもしれません！
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