【旅モノ01】添い寝で朝まで爆睡…なんてことも回避できる?!　超小型タイマー「安心君Ⅱ」

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【今週の旅モノ】「安心君 II」（本田通信工業、販売価格：1029円）

サイズ：4.5×1.7×1.6センチ、 重量：約5グラム

子どもを起こしたくないとき活躍しそう

ひまわり（母）：コレ、とても便利そう！　小さな子を持つ親なら、子どもを寝かしつけようと、ちょっとのつもりで一緒に布団に入ったら、そのまま朝まで寝てしまった……なんて経験、誰でも一度はあると思うのよね。

私だって、いつも「子どもが寝たらこっそり布団から出て……」なんて思いつつ、朝を迎えてしまうことも多いし！　就寝時はもちろん、いろいろな場面で活用できそうだね。

乾太郎（父）：そうだね。子連れの海外旅行でも「子どもを添い寝で寝かしつけたあと、親は明日の旅行計画を立てたい」とか、「早朝のフライトで親は早く起きて身支度とパッキングをしたいけれど、子どもは起こしたくない」、「機内で子どもが寝たので自分も仮眠がしたい」など、活躍しそうな場面がたくさんあるね。

さっそく使い勝手をチェックしてみよう！

軽くて小さいけど、音量調整はムリ

ひ：つけた感じの第一印象は、とっても軽い！　重さはたったの5グラムだし、本当に小さくて、これがアラームだなんてビックリするよね。

形状はインナーイヤータイプのヘッドフォンとクリップタイプのイヤリングが合体した感じで、丸い部分を耳のなかに入れ、下のクリップ部分を耳たぶに挟んで固定するのね。

まさにインナーイヤーヘッドホンを片側だけしているみたいで、違和感はあまりないよ。クリップ部分もバネが強すぎず痛くないし。

乾：どれどれ。（装着してみる）うーん、ボクはクリップ部分にちょっと違和感があるなぁ。

耳たぶの厚みや長さによっては少し窮屈に感じるかもしれないね。製品はワンサイズなので耳たぶが大きめな人はあらかじめその認識で購入したほうがよいかもしれないね。

ひ：ではさっそくアラームを設定してみるね。「5分ボタン」と「30分ボタン」が本体側面に、「リセットボタン」が本体上面にあるだけで、3つのボタン操作でとてもシンプルだね。

では『5分ボタン』を3回押して15分後にアラームが鳴るようにセットしてみたよ。

（15分後）トゥルルルル、トゥルルルル、トゥルルルル、トゥルルルル……

うわっ！！　はじめてなのでビックリしたけれど、音は思ったより大きく感じないよ。電子音も不快な感じではないね。

乾：ボリュームは調節できないんだね。同じ部屋のなかだからか、5メートル程度の距離にいるボクのところにも案外よく聞こえるよ。寝ているときはうるさく感じないかな？

大芽（息子）：これなんの音？（3メートルほど離れたところでテレビをみていた）

ひ：へぇ、テレビを見ている大芽にも音が漏れ聞こえているんだね。案外大きいのかな？　では早くとめよう。

「音を止めるときはリセットボタンを押す」のね。ん？　製品の個体差かもしれないけれど、少し窪んだデザインになっているせいか押しづらくて反応が悪いなぁ。あ、勝手にとまった。

リセットボタンが押せなかった場合でも10秒鳴ったあと少し停止してまた10秒鳴り、計2回鳴って終了するようになっているんだって。

乾：じゃ、今度はボクが。「5分ボタン」を一度押して5分に設定。これで耳にセットと。

ん？　「ピッ」と鳴ったと思ったら、装着しているときに本体側面の「5分ボタン」に触れて押されてしまい、設定時間が10分になってしまったよ。

これも製品の個体差かもしれないけれど、「5分ボタン」はさっきの「リセットボタン」とは逆に、反応がよすぎてちょっと触れただけで押されてしまうようだね。設定時間がずれてしまっては困るなぁ。

あ、でも、タイマー設定が完了してカウントダウンが始まれば、「5分ボタン」「30分ボタン」に触れても大丈夫みたいだ。カウントダウン開始の印となる、時刻の「：」表示が点滅をはじめるのを見届けてから装着したほうが安心だね。

就寝中ら外れることなく装着できた

寝ているときの使用感を、各自5日間の睡眠でチェックしてみたあと……

ひ：寝相の悪い私でも、5日とも寝ている間に外れることはなかったよ。

乾：ボクはわりと寝相がいいから、もちろん大丈夫。お母さんでも大丈夫なら、布団で横になって寝ているときの使用でも基本的には外れる心配はなさそうだね。

ひ：・・・。

乾：ただ、サイズが合っていないなど、過度の違和感があったりすると、就寝中無意識のうちに外してしまうことがあるかも。その点は気をつけたほうがいいね。ほかに気になることはあった？

ひ：アラームに布団や髪の毛が触れると耳に「カサカサ」と響いて少し気になったよ。アラームをしているほうの耳を下にして寝ているときもはじめは少し違和感が。寝入ってしまえばいずれも気にならなくなったけれど。

乾：なるほど。では音量はどうだった？　ボクは寝ているときの音量はもう少し小さくてもいいかなと思ったよ。

ひ：私はこのくらいでいいかな、と思ったけれど。

乾：本人はともかく、静かな寝室では漏れた音がけっこう気になるよね。ボクはお母さんのアラームの音で何回か起こされてしまったよ。

装着しているときはまだいいんだけれど、アラーム音を止めようと耳から外すと、より周囲に響くしね。日中使うときと、夜就寝時に使うときとで音量が変えられるといいな、と思ったよ。

ひ：なるほどね。私はお父さんのアラーム音で起こされたことはなかったので思いつかなかったよ。

乾：やっぱり「繊細さ」の違いだね。

ひ：・・・。

「小さい」ゆえに行方不明に…

乾：ところで無事に起きることはできたの？

ひ：うん。というか5回とも「鳴ったのには気付いた」よ。

乾：ん？　どういうこと？

ひ：3回は無事に起きたんだけど、残り2回は音を止めようと耳から取り外したらそのまま眠りに引き戻されちゃって大失敗だったんだ……

乾：「鳴って止めようと耳から外した記憶はあるけれど、寝過ごした」ってことだね。

普通の目覚まし時計ならアラームを消すまでずっと音がし続けるけれど、イヤーアラームだと耳から外してしまえば音がほとんど聞こえなくなるうえに、10秒のアラームが2回鳴ったら自動的に止まってしまうからね。

ひ：旅先では「ゼッタイに起きなきゃ！」と気が張っているかもしれないけれど、無意識のうちに耳から取り外して寝過ごしてしまい、気付いたら「フライトに間に合わない時間だった！」なんてシャレにならないよね。

無意識の取り外しや万一の耳からの脱落などの可能性を考えると、大切な場面ではイヤーアラームは補助的に使うのが無難かな。イヤーアラームを起きるべき時間の少し前に合わせておき、万一の事態に備えて部屋のアラームを起きるべき時間に合わせておく、とかね。

乾：旅先では普段より心身ともに疲労しやすく、意外と通常より深い眠りになることもあるからね。万全を期すべきだよね。

ひ：しかもこの話には続きがあるの。寝ぼけて耳から外したら、イヤーアラームが布団の中で行方不明になり大捜索……

乾：小さいから紛失の注意も必要だね。さらには間違って踏んじゃったりとか……

ひ：服のポケットに入れたまま洗濯しちゃう可能性もあるかも……

乾：小さい子どもは何でも口に入れてしまうから、手の届かないところで管理しておかないとね。

ひ：カバンのなかでも行方不明にならないように注意したほうがいいね。しかも側面の5分ボタン・30分ボタンは反応がよいので「カバンの中で押されて勝手に動いていた」なんてことにならないようにしたいね。

乾：小さなボディながら活用範囲は広い便利なヤツなので、これらの点を意識して大切に扱っていきたいね！

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