Published on 09.02.01
【サムイ】ダイビングショップのシッターサービスも利用できてハッピーな1日に…大人だけで楽しんだ「タオ島」体験ダイビング
夫婦で体験ダイビングに参加
サムイ島では、子供抜きで体験ダイビングに出かけることに。
昨年セブ島で体験ダイビングをして以来、すっかりはまってしまった私たち夫婦。
ライセンスを取ってもペーパーダイバーになるのは目に見えていたため、今回も体験ダイビングで海のなかを少しだけのぞいてみようと思いました。
ココで問題になるのが子供たち。
8才から体験ダイビングに参加できるのですが、姉(8才)だけを連れて行ったのでは弟(4才)が納得しないので、ふたりまとめて置いていかなくてはなりません。
セブではホテルのキッズクラブを利用しましたが、ダイビング・ショップにシッター・サービスがあったのでお願いしてみることに。
今回利用した「B-Project DIVE」は、日本人が経営するダイビングショップ。
スタッフも日本人が多く、シッターも日本人。ダイバーを対象としたサービスなので、利用時間も幅が広く値段もリーズナブル。
ショップで預かってくれましたが、昼食も用意してもらえてプールまであるという、親にとっても子供にとっても願ってもないサービスでした。
利用料金はひとり1時間で300バーツ(午後6時以降は500バーツ)、5時間で1200バーツ、12時間2000バーツ(約5000円)。
今回は、12時間のコースをお願いしましたが、5時間以上の利用は往復の送迎が必要で別途送迎代200バーツが必要。
期待でいっぱいの子供たち
ダイビングの当日、朝7時に子供たちのお迎えをお願いしておきました。
早い時間にもかかわらず、子供たちはプールバッグを抱えて行く気満々。
迎えに来てくれたのは、空港からの送迎やアクティビティへの送迎にも来てくれた通称「ぶんちゃん」という優しいお兄さん。
すでに何度も会っているので、子供たちもためらうことなくさっさとクルマに乗り込みました。
見送る親など見もせず、今日一日うるさい親抜きで遊べるという期待でいっぱいの様子。
7時半に、体験ダイビングのピックアップ。
いくつかのホテルを回ってほかの参加者を乗せ、桟橋に着くとインストラクターのキョウさんが待っていてくれました。
今回はサムイ島の北にあるタオ島まで行って、午前と午後に1本ずつ潜るというプログラム。
桟橋からタオ島行きの船に乗り、各々好きな席に着席。
船内の売店では、カップヌードルやサンドイッチなどを売っていたので、サンドイッチを買って朝食にしました。
タオ島までは、途中パンガン島に寄港して1時間半ほどかかりました。
体験ダイビングに参加するにあたって、記入しなければならない体調のチェックや誓約書を書き終えると、やることもないのでウトウトと睡魔に身をまかせ、気づいたときには船はタオ島沖に到着していました。
スノーケルも大人気です
船には100人以上の乗客がいたと思いますが、その大半がスノーケリング・ツアーの参加者。
船が停泊するなり、みんな水着姿になってスノーケルを身につけ、船の後部にあるデッキに殺到し、われさきに海に飛び込んでいきます。
私たちも水着のうえに着ていた服を脱ぎ、ウエットスーツを身につけました。
丸1日のツアーは、女性の水着はワンピースでなく、セパレートタイプがオススメ(トイレに行くのに不便ですから)。
デッキに出て、マスクとボンベなどの機材を装着。カンタンなレクチャーを受け、さあ海へ…
…という段階になって、海面へと続く階段がまだスノーケリングのお客さんでいっぱいで、当分順番が来そうもないことに気がつきました。
するとキョウさんが「じゃあ、飛び降りましょう」と。デッキから海面までは、けっこう距離があるんですが…ココ、飛ぶんですか?
初心者の私たちは内心冷や汗たらたらで、マスクの奥の顔は青ざめていたと思いますが仕方ありません。覚悟を決めて、ドボーンと落っこちました。
思ったほどの衝撃もありませんでしたが、この海域は潮の流れがけっこう速く、どんどん船から遠ざかってしまいます。
遠目に夫とキョウさんが飛び込むのが見えたので、必死にそこまで泳ぎました。
見事なサンゴの群生に大満足
ようやく3人で合流すると、耳抜きやマスクの水抜き、レギュレーターが外れた場合の対応などを練習。
それからいよいよダイビングの開始。夫と手をつないで海中へ。
雨季のサムイは連日雨に見舞われており、水の透明度はお世辞にもいいとは言えません。それでも5メートルほど潜ると、見事なサンゴの群生が目に入って来ました。
昨年のセブでの体験が功を奏して、それほど苦労もせずに海中を動き回ることができました。
1回目のダイブが終わると、船に戻ってお昼ご飯。
ビュッフェ式のランチは、パスタやグリーンカレーなどのメニューが用意されており、空腹だった私たちはとにかく食べまくりました。
その後しばらく休憩して、再度機材を装着。
またしてもデッキから飛び込んで、ふたたび海中散歩へ。シャコガイやウミウシ、色とりどりの魚たちを眺めながら、40分ほどのダイビングを楽しみました。
やがて、キョウさんから「戻りましょう」の合図。名残惜しみつつも、海面に浮上。体験ダイビングは終了です。
船に戻ると「PADI体験ダイビング終了証明書」をもらいました。
これがあると、30日以内に「PADIスキューバダイバーコース」、もしくは「PADIオープンウォーターダイバーコース」を受講した場合、プール講習(コンファインドオープンウォーター)No.1とオープンウォーターダイブNo.1が免除されるそうです。
うーん、ライセンス取ろうかな……
パンガン島経由でサムイへ
ウエットスーツを脱ぐと肌寒かったので、持って行ったラッシュガードをはおって座席へ。
雨季のサムイは肌寒い日もあるので、はおれるものがあると便利です。
やがて船は出港し、行きと同じコースで、パンガン島経由でサムイ島へ向かいました。
パンガン島でも乗り降りする観光客が多かったので、しばらく停泊。
この島は、以前はバックパッカーの天国などと呼ばれていたそうですが、いまでは新たなビーチ・リゾートとして開発が進んでいます。
毎月満月の夜には「フルムーン・パーティ」が催され、数万人の人出でにぎわうそう。
欧米人にはメジャーなこの島も、日本人には意外と知られていません。「次回は行ってみたいね」と話しながら、サムイ島に着いたのは午後6時過ぎ。
キョウさんと別れて、クルマでホテルへ。
みんな楽しく過ごせました
同じころに子供たちも帰ってくる予定だったので、ロビーで待っているとほどなく「ママー」という声が。
楽しそうな顔で手を振る子供たちを見てひと安心。「ぶんちゃん」にお礼を言って、部屋に戻りました。
子供たちに話を聞くと、ショップに着いてから朝食にパンをごちそうになり、ボールで遊んだりボクシングの真似事をしたり、ビデオを見たり散歩をしたりして過ごしたそう。
寒かったので、楽しみにしていたプールはお預けになり、ちょっと残念そうでした。
また、昼食は「ぶんちゃん」の手づくりで、飼い犬のレオくんと遊んだりとけっこう楽しく過ごしたようで、ニコニコと報告してくれる子供たちの笑顔に、少し感じていた後ろめたさもなくなりました。
この体験ダイビングでは、オプションでダイビング中の写真を撮影して、CD-ROMに焼いてプレゼントしてくれます。
動画も入っていて、料金は300バーツ。自分たちがダイビングをしている様子が見られるので、いい記念になりました。
子供たちはいまでも当日のことを懐かしそうに話すなど、お互いにいい思い出ができて、ハッピーな1日になりました。
B-Project DIVE
住所:23/144 Moo.4, Bophut, Koh Samui, Suratthani,84320 Thailand
電話:077-417-249、077-430-574
料金:ひとり/4700バーツ(タオ島体験ダイビング)
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