Published on 09.02.21
【台湾日和03】手づくり豆乳とホカホカ揚げパン、ハンバーガーとミルクティーのセット…台湾ならではの「定番朝食」を食べてみた
定番朝食は、豆乳とハンバーガー
豆乳とハンバーガー。じつはコレ、台湾の朝ごはんの「定番」なんです。
外食文化が定着している台湾では、朝から外食が当たり前。
朝ご飯に豆乳を出すお店「豆漿店」(ドウジャン・ディエン)は至るところにあって、忙しい朝の欠かせないパートナーとなっています。
ここでは、できたての手づくり豆乳を飲むことができます。
朝ごはんに豆乳なんて、いかにも健康によさそう。でも、こちらの豆乳はお砂糖たっぷりでかなり甘い。
なので、私はいつも無糖と加糖を半分ずつ入れた半糖(バンタン)をオーダーしています。
豆乳は「豆漿」(ドウジャン)というので、注文の際は「豆漿半糖」(ドウジャン・バンタン)でオーケー。
豆乳と組み合わせる炭水化物は?
豆乳と一緒によく食べるのが揚げパン。揚げパンは「油條」(ヨウティアオ)といって、薄く伸ばした生地を揚げているので、食感はカリカリ。
豆乳につけて食べる人もいますが、私はそのままかぶりつくのが好き。
「朝から油ものはちょっと…」というときは、饅頭(マントウ)や焼餅(サオピン)も。
饅頭は、生地のしっかりした蒸しパンといった感じ。餡が入っていないので、はじめて食べたときは味気ない印象でしたが、何度か食べるうちにおいしさがわかるようになりました。
タロイモでつくった紫色のものや、黒糖で作ったコーヒー色のものはほんのり甘くておいしいと、日本からきた家族には大好評でした。
焼餅は、練った粉にゴマを付けて釜で焼いたもの。
お店によって粉の加減などが違うので、パイのようにサクサクしたものや、もっちり感のあるものなどさまざま。
ちょっと塩気があるだけの至ってシンプルな食べ物ですが、できたてがとってもおいしいですヨ!
蒸した肉まんもオイシイ
1才の娘用に最近よく買うのは、水煎包(スイジエンバオ)。
日本の肉まんに似ていますが、肉まんは蒸すのに対し、水煎包は蒸し焼きにします。
わが家が愛用しているお店では、餡にキャベツと豚肉を使っていてるのに、なぜか餡のない饅頭より安くて1個8元(約21円)。サイズは少し小さいですが、娘には調度いい量なのでひんぱんに利用しています。
ちなみに、今朝のわが家の朝ごはんは、下の写真の組み合わせで計50元(140円程度)。
豆乳のお店は、リーズナブルなのも魅力。
このお店では、豆漿と米漿、揚げパン、焼餅で各10元。都市部ではこれより少し高いお店が多いです。
コーヒー色の飲み物は甘くていい香りの「米漿」(ミージャン)。豆乳のお米バージョンで、豆乳は苦手という人にオススメ。
ハンバーガーとミルクティー
台湾の朝ごはんのもうひとつの選択肢が、ハンバーガー。
「早餐店」(ザオツァン・ディエン)で提供されています。
がっつり食べたいときや、休日などに利用していますが、トーストやサンドウィッチもあり、味は日本とそれほど変わりません。
ただし、コストを抑えるために使っていると思われる食パンはふわふわ感に欠けるので、ハンバーガーのほうがオススメです。
ハンバーガーの中身はお店によって多少異なりますが、おもな具材はハンバーグ(豚肉)やチキンカツ、ベーコンなど。ホットサンド(三明冶=サンミンツー)にも同じ具材が使われ、両者とも25元(約70円)〜。
チェーン店が多いので、個人店では差別化を図るべく努力しているよう。
飲み物で人気があるのはミルクティー「女乃茶」(ナイツァー)。
ハンバーガーとミルクティーのセットで、ひとり50元(140円)程度が目安です。
と、ここまで書いておいてナンですが……
昨年、中国の粉ミルクが世間を騒がせた事件は記憶に新しいですが、台湾では、粉ミルクは赤ちゃん用に限らず、女乃粉(ナイフン)としていろんな料理に使用されていて、朝食店のミルクティーにも使用されています。
それが原因とはいい切れませんが、夫も昨年結石で苦しみました。規制がキビシくなったとはいえ、あの苦しそうな様子を思い出すとチョット……というわけで、最近はなるべく利用を控えてます。
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