Published on 09.02.05
【旅モノ03】水さえあれば炊きたてご飯!?「アルファ米」3種類食べくらべ!
【今週の旅モノ】「アルファ米 3種」(尾西、アルファー食品、販売価格:294〜399円)
右から「保存食安心米『五目ごはん』」(アルファー食品、100グラム、できあがり/270グラム、350円)、「尾西の『白米』」(100グラム、できあがり/260グラム、294円)、「尾西の『炊き込みおこわ』」(尾西、100グラム、できあがり/210グラム、399円)
■商品特長
◉「水」または「お湯」をそそぐだけで、火を使わず「白米」や「おこわ」できる
◉軽くてかさばらないので旅行やハイキングなど携帯に便利
◉賞味期限は約5年。長期保存が可能で、旅行はもちろん災害時の非常食に最適
炊飯後のおいしさを保っている「アルファ米」
ひまわり(母):「アルファ米」って聞いたことはあったけれど、試してみるのははじめてだよ。そもそもアルファ米って、特別なお米なの?
乾太郎(父):アルファ米は、カンタンに言うと「普通のお米を炊飯するなど調理したあとに水分を除いて乾燥させたもの」だね。
学校でも習ったと思うけれど、お米の主成分である「デンプン」は、生米の状態では消化されにくい「ベータ化」という状態。そこに水分を加え加熱すると「糊化=アルファ化」して消化されやすくなるんだ。
この状態から水分を取り除くと、見た目は炊飯前の生米と同じようなカチカチの状態になる。でもじつはお米はアルファ化したままで、炊飯後のうまみなどは閉じ込めたままなんだ。これが「アルファ(化)米」の状態。
この「アルファ(化)米」にふたたび水分を加えておいしく食べられるようにしたのが製品化されている「アルファ米」ってことだね。
ひ:へぇ、おもしろいね。イメージとしては、「ラップをせずに放置してカチカチになってしまったご飯に水分を与えてふたたびやわらかくする」という感じだね。あまりおいしそうな感じではないけれど……
さっそくつくってみよう!
ひと袋で茶碗大盛り1杯ぶん
ひ:パッケージの大きさは文庫本とほぼ同じだね。重さも100グラムほど。レンジでチンする真空パックタイプのごはんは重さが約200グラムだから、それとくらべると大きさは1~2割小さめ、重量は約半分とずいぶんコンパクトだね。
乾:スプーンも付いているから、本当に「お湯か水だけ」あればどこでもごはんが食べられるというわけだね。まずはベーシックな「白米」を試してみよう。袋を手で開けて、と……
大芽(息子):なになに、なにやってるの? 見せて! あれ?「ひからびたごはん」じゃん……
ひ:ははは。確かに見た目は、まさに「乾燥したごはん」だね。
乾:ではさっそくつくってみよう。つくりかたはつぎの通りだよ。
1 パッケージを開封し、脱酸素剤とスプーンを袋から取り出す
2 お湯または水を袋内側の注水線位置まで注ぎよくかき混ぜる
3 袋のチャックをしめて待つ。お湯で15分、水だと60分ほど
ひ:手順は驚くほどカンタンだね! では、「お湯(ここでは90度程度)」を入れて試してみるよ。注水線まで、約160ミリリットルだね。
乾:そしてすぐかきまぜる。あ、すぐにお米が水分を吸っているね。では、袋のチャックをしめ、できあがりを待とう。
大芽・ふたば:たのしみ!!早く食べたい!
(15分経過)
ひ:時間だね。開けてみるよ。うわっ!見た目は普通のご飯とほとんどかわりないよ。
大・ふ:ごはんだ、ごはんだ!
乾:ホントだ。茶碗にあけてみよう。
ひ:パッケージに「お茶碗大盛り1杯分」とあったとおり、けっこうボリュームがあるね。幼児用茶碗なら2杯分はあるね。
乾:そうだね。さて、肝心の味はどうかな? うん、おいしい!
ひ:えー、ホントに?? あ、ほんとだ、おいしい!「少しさめたごはん」といった感じで、臭いやクセもないね。
乾:噛むと甘みもあるし、固さもほどよくて十分おいしいよ。温かければもっとおいしいかも。いやー、びっくりだなぁ。
ひ:普通のごはんとくらべるとねばり気が少なくて若干ポソポソした感じがあるね。
乾:そうだね。時間が経つとポソポソ感が気になるね。できあがったら早目に食べたほうがいいね。
大・ふ:おいしいよ、もっと食べたい!
ひ:じゃぁ、こどもたちも食べやすいようにおにぎりにしてあげるよ。はい、どうぞ。
大・ふ:食べやすくておいしい!
乾:どれどれ、うん、ポソポソ感はあるけど、普通のごはんをおにぎりにしたのと遜色ないよ。お湯だけでここまでできるとはびっくりだよ!
×ポイント:若干粘り気が少なくポソポソした感じアリ
お湯でつくったほうがおいしい
大:こっちの「五目ごはん」も早く食べてみたいよ!
ひ:じゃぁ、「五目ごはん」を「お湯」で、「炊き込みおこわ」を「お水」でつくってくらべてみよう。
「炊き込みおこわ」にお水を注いで混ぜてと。こちらは約60分だね。
乾:お湯でつくる場合も温かさが残っていたほうがよりおいしそうだったなぁ。「五目ごはん」は、お湯を注いだあと、保温冷バッグに入れて放置してみよう。
ふ:まだー?早く食べたいよー。
大:早く食べたーい。待てないよー。
乾:こどもにとって「60分」待つのはちょっと長いかもね(笑)。まぁ、待て待て。
(60分経過)
ひ:まず「お水」でつくった「炊き込みごはん」ができあがったよ。
大:うゎーい、いただきまーす! 冷たくてちょっと固いけどおいしいよ!
乾:いただきます。ちょっと時間が短かったかな。まだ固いね。
ひ:うっ、確かに。手順にも「60~70分」とあるので、もう一度チャックをしてもう少し置いてみよう。
(5分後)
乾:さっきより柔らかくなったね。味付けはほどよくてこどもからお年寄りまで好まれそうだね。でもやっぱり冷たくてちょっとなぁ……もち米も入っているせいか、ポソポソ感は先ほどとあまり変わらないけれど。
大:おいしい、もっと食べる!
ひ:こどもには気にならないようだね。さて、保温冷バッグに入れておいた「五目ごはん」もできたよ。
乾:どれどれ……温かいから開けた途端に香りがただよってきて食欲をそそるね。うん、やっぱり温かさが残っていて普通のごはんのようにとてもおいしいよ!
ひ:食べくらべると、やはりお水からつくったほうはお湯からつくったものよりも粘り気が少なくやや食感が落ちるね。様子をみながら固さの調節も必要かな。
でも、お水を注ぐだけでこれだけのごはんができるとは本当に驚きだよ。
乾:登山の時など、標高の高いところでごはんを炊くと、沸点が低いのでおいしいごはんが炊けないというだろう? コレならそういった環境に左右されずどこでもおいしいごはんが食べられるわけだよね。
ひ:災害などの非常時にも、これだけ普通に近いごはんが食べられたら安心すると思うなぁ。
大:あれ?もうなくなっちゃったの?もっと食べたかったよー。
ふ:ふたばも(泣)!!
乾:こどもにも大好評だったね。わが家でもさっそく非常時用と旅行用にいくつか買い置きしてみようか。
ひ:そうだね。ごちそうサマでした!
×ポイント:お水の場合放置時間は様子をみながら。こどもには待ち時間がちょっと長いかな?
■評価&コメント■
乾:★★★★★(星5つ)
こんなに手軽においしいごはんができるとは驚きでした。水加減や放置時間によって柔らかく仕上げたりすることもできそうなので、離乳食期のおこさんでも十分活用できそうですよ。
ひ:★★★★☆(星4つ)
正直期待していなかったのですが、想像以上の出来でした。携帯性も十分だし満点!といきたいところですが、主婦感覚としてはもう少しお値段がお安いとうれしいなぁ。。。
たいが(息子、5才):袋にお湯を入れたらごはんができてびっくりしたよ!とてもおいしかったよ。でも(水からつくったときのように)長いのは待ちきれないよー。
ふたば(娘、3才):たいがとお父さん食べすぎ!!もっと食べたかったよー(泣)。
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