Published on 09.03.24
【ホテル】ザ・エレガンス・スイート/バンコク
全室がスイート仕様のホテル
バンコクで滞在したのは、「ザ・エレガンス・スイート The Elegance Suites」。
全85室すべてがスイート(リビングとベッドルームの続き部屋)仕様のホテルなのにですが、リーズナブルなのが魅力です。
家族4人で、1泊朝食付で破格の1200バーツ(約3400円)。夫も値段を聞いて驚いていました。
「スワンナプーム国際空港」に到着し、空港の外にタクシー受付があり、ホテルの地図を見せるとすぐにタクシーを紹介してくれました。
夕方のめちゃめちゃ混んでいる市内を通り、1時間弱かかってチャオプラヤー川東岸にあるホテルに到着。
メーター料金に高速代とチップをプラスして夫が支払い。全部で400バーツくらいだったそう。
ちなみにホテルから空港に向かう際はフロントにタクシーを呼んでもらいましたが、その際は400バーツ+高速代として別途70バーツが必要でした。
高速代を理解していない旅行者とトラブルになることも少なくないようで、ドライバーに何度も金額のしくみを念押しされました。
ホテル周辺はアジアンな雰囲気
ホテルは「チャルーンクルン通り」(以下大通り)から100メートルほど入った細い路地にあり、周辺はまさに「アジアに来た~!」という雰囲気。
ホテルのある通りには、中華料理屋をはじめ、屋台やパン屋、雑貨屋、コインランドリー、マッサージ屋、美容院など地元の人でにぎわう店がズラリ。
アジアの路地裏の特有のニオイもあるので、苦手な人はちょっとキツイかも。
大通りに突き当たると、「セブン-イレブン」にローカルデパート「ロビンソン&TOPS」もあり、ちょっとした買い物にも困りません。ロビンソンの横には生鮮市場があり、格安のマッサージ屋もありました。
また、BTS「サパーンタークシン駅」に加え、高速ボード「チャオプラヤー・エクスプレス」の「サートン駅」まで5分ほどなので、市内での移動もとても便利。
タクシー料金も安いのですが、拒否されたりふっかけられてイヤな思いをするより、渋滞知らずの公共交通機関のほうが気がラク。
ただし駅までは大通りを1度横切る必要があり、クルマ中心で信号もあってないような感じなので、5才の長女は「バンコクでは道を渡るのが一番イヤだ」と言っていました。
じっくり比較検討してみると…
外観はこじんまりしたクラッシクな外観のホテルで、ポーターもフロントもとても感じがいいのでひと安心。
宿泊客は、欧米人中心に、インド、香港などいろいろな国の人たちで、子連れの家族も数組いました。日本人は見かけませんでしたが、こういう環境は海外を感じられて好きだな~。
バンコクは、ホテルだけでなくキッチンつきの「サービスアパートメント」も多く、選択肢がありすぎて宿探しに時間を費やしました。
今回のバンコク滞在で、ホテル選びのポイントにしたのが以下の条件。
- BTS(Bangkok Transit Systemの略、別名スカイトレイン)か地下鉄(MRT)の駅近く
- 1ベットルームタイプであること
- ミニキッチン、バスタブつき
- プールがあること
- 連れ込み宿でないこと
くちこみサイトに宿泊施設のランキングや料金順の情報があるので、条件に合うものをピックアップし、レビューよ熟読して最安値を比較。
「トリップアドバイザー」や「Agoda」といったサイトのレビューをチェックし、けっきょく最安値の「PP TOURS」という日系旅行代理店で申し込み。
「ステイタイランド」や「バンコク旅行センター」などの情報も参考にさせてもらいました。
キャンペーンやアップグレードなどを実施していることもあり、値段もけっこう違うので、チェックしがいはありますよ!
価格以上のメリットがありました
宿泊した部屋は42平米あったので、スーツケースやベビーカーを広げっぱなしでも余裕がありました。
クーラーもきくし、セーフティーボックスもあるし、冷蔵庫も大きい! アメニティーはあまりないけど、シャンプーやボディーソープは持参したものを使うから気になりません。
潔癖な人なら不満な点も多々あるかもしれませんが、わが家にとっては立地、施設、サービスなど値段の倍以上の価値はありました。
わが家の部屋には電気ポットがありましたが、向かいの部屋には電子レンジもありました。ただ、欧米人仕様なのかキッチンや洗面台は高く、5才の娘が届かないのはめんどうでした。
もちろんベットも高く、ベットガードはないのでイスと枕で簡易ベットガードにしていたのですが、隙間から1才6ヵ月の次女が落ちて、泣き声とともに鼻血が! 翌日からはしっかり親が挟んでガードして寝ました。
リビングには、ソファとテーブルとテレビがあります。
チャンネルは多くないけど、テレビなど見るヒマはなかったので気になりません。床は固く、歩きはじめの次女はよく転んでいました。
ベットルームとの間にはトビラがあるので、それを閉めれば子供が寝た後ゆっくりできてよかったです。
バスルームにはバスタブがあり、シャワーも可動式なのは子連れにうれしいポイント。ちょっと排水溝のニオイが気になるけど、コレってバンコクの水のニオイ?
ただ、シャワーカーテンが短いので床が濡れてしまいます。
幸いカーテンポールは突っ張り棒のようなもので動かせたので下ろして使いましたが、翌日にはいつも戻されてました。
朝食は種類も多くて満足
ビュッフェ式の朝食が付いていたので、毎朝2階にあるレストランでいただきました。
チェックイン時にもらったクーポンを受付で渡し、子供のぶん(多分ひとりぶんの追加料金)はその場で150バーツを現金で支払います。
朝食は6時半からで、ビュッフェの内容はパン、おかゆ、シリアル、ヨーグルト、さらには天心や生野菜、フルーツが数種、卵はオーダーしてその場で好みに焼いてくれます。
日替わりで、焼きそばやチャーハン、野菜炒め、スープなどあり、飲み物はコーヒー、紅茶、牛乳、オレンジ、パイン、グアバなどの甘~いジュース。
おかゆやシリアルは塩や砂糖が入ってないプレーンだったので、子供にはよかったです。また、味付けはあまりアジアっぽくなく、子供イスもあり(1脚しか見かけませんでしたが)、毎朝おいしくいただきました。
朝食をしっかりとると旅行中の不規則な食生活もどうにかなる気がするので、朝のホテルビュッフェはやっぱりイイ! 子供にも食べれるものがありますしね。
プールは狭いけど十分楽しめた
屋上にはこじんまりしたプールがありました。近くに高いビルがないので、高速道路やBTSが眼下に見え開放感があります(外からは木で遮られて見えません)。
プールサイドで日光浴する人がたまにいる程度なので、プールはほぼ貸切状態。長女は水をばしゃばしゃ飛ばして満喫し、真っ黒に日焼けしていました。
長女は今回の旅行で浮き輪を使っていましたが、はじめてひとりで泳ぐことを覚えたこともあり、一番楽しかったのは「プール」と言っています。
プールの隣にはジャグジーがあり、スイッチを切ってしまえば子供用プールに早変わり。次女も楽しく水遊びできました。
屋上には、ほかにもバリをイメージしたマッサージスペースやバー、サウナやジムもありました。ジムはトレーニング器具が壊れていて使い物になりませんでしたが……
夫が子供をプールで遊ばせている間、60分のタイ古式マッサージ(300バーツ)をお願いしましたが、担当のスタッフは感じがよくていねいで気持イイ。
風も心地よく、疲れもとれてウトウトしようとすると「ママー!!」と叫ぶ次女の声。パパが妹にお菓子をいっぱい食べさせてるよと逐一報告に来る長女。心身ともにリラックスさせて(涙)。
マッサージは夜10時までなので、夫は私が子供を寝かしつけている間に行っていました。
ちなみにこのホテルには、洗濯乾燥機の設備はありません。
近くのコインランドリーに行ってみましたが、全自動じゃないため洗いに1回、すすぎにまた1回といちいちコインを入れねばなりませんでした(じつは違っていたりして……汗)。
乾燥機はなかったので部屋干し。暑い国なのですぐに乾きますが、とてもめんどうでした。
子供連れだとどうしても汚れものが増えるので、洗濯乾燥機はやっぱり欲しい設備だなぁと思いました。
オススメのお粥屋さん
このホテルに宿泊したら、ぜひ行ってもらいたいのが近所にあるお粥屋さん。
チャルーンクルン通り沿いの「ジョーク・プリンス」というお店で、徒歩5分弱の場所にあります。
屋根付きの屋台のようなお店ですが、「ジョーク」とはタイ語で「お粥」という意味らしいです。
ひき肉と内臓が入ったおかゆ1杯と、それに卵入が入ったもの2杯に、揚げパンふたつを注文。
アツアツでオイシー!!!
クーラーなどない暑い店内で、次女を抱っこし隣は半分寝ている長女とハフハフ食べる私。旅行中はふたりの娘が離れずタイヘンでした。
かなり塩味が強いので、子供には揚げパンをお粥で味つけして食べさせ、卵入り大人がほとんど食べました。
お水は大きなコップにかき氷のような粉々の氷を入れて水をジャーッと注ぐのですが、私たちには出なかったので持参の水を飲みました。
周りは全員ローカルの人々で、会社帰りのOL風お姉さんや部活帰りの高校生とおぼしき男の子たちなど、さまざまな客層がひっきりなしに入ってくる人気店。
追加注文する際、言葉が通じず会計されそうになり、「違う違う、えーっと」と困っていると、食べていたお客さんが英語とタイ語を仲介してくれ助かりました。注文時は英語を話せる女性がいたので、普段は大丈夫かなと思います。
安くておいしいですが、ある程度お腹に自信のある人にはオススメです。
ネイルも満足できました
オススメのお店をもう1軒。
バンコクを去る前日、次女が昼寝をしている間に長女と行ったホテルの通りにある美容室&マッサージのお店。
ガラス張りのお店はキレイで、いつも人が入っているので気になっていたのです。表に値段表の看板もあるので、安心して入りました。
ネイルアートがしたかったのですが、できないとのことで(道具はあったのに)、手のネイルカラー(100バーツ)をお願いすることに。
バンコクには子供好きの人が多く、娘たちもかわいがられていたのですが、次女の方が小さいぶん、どうしても注目されてしまいがち。しかし、ココでは長女がアイドル!
お店の人にもお客さんにもちやほやされてうれしそう。娘はサービスで足も塗ってもらえました。
爪を整えて、3度塗りしてくれるだけ(ベースコートやトップコートもなし)ですが、乾くのに時間がかかり、長女とお茶を飲みながら1時間ほどしゃべっていました。
娘とこういった楽しみが今後増えていくとうれしいな、と思ったひとときでした。
ザ・エレガンス・スイートの価格を…
ザ・エレガンス・スイート
住所:88 Charatweing Rd., Silom , Bangkok 10500
電話:662) 630-7000-20
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