Published on 09.04.28
【シンガポール】1度のフライトで1万マイル貯まってちょっとうれしい…超格安「ノースウエスト航空」のチケットでシンガポールへ
ノースウェストでシンガポールへ
09年3月、息子(6才)とふたりで出かけたシンガポール旅行。
今回利用した航空会社は、「ノースウェスト航空」でした。
往復6800円(燃油サーチャージ別)という破格値の格安航空券でしたので、「きっと現地着がかなり遅いノースだろう」とは思っていました。
ちなみに、シンガポール航空も成田発の夜便があり、現地着が夜中の1時15分ですが、ここまで安い料金では提供できないハズ。
ノースに乗ったのは10年ぶりくらいでしたが、少しだけオトクなこともありました。
ずっと以前にノースのマイレージサービス「ワールドパークス」の会員になっていて、無料航空券の恩恵を受けたこともありました。
息子もとりあえず会員にとノースに電話し、出発前に会員に。すると、ちょうど新会員のボーナスマイルが2000マイルつくとのこと。ラッキー!
でも、シンガポールまでは日本から片道3311マイル。往復してボーナスマイルを足しても8622マイルと1万マイルには届きません。
1万マイルにこだわるのは、ハワイの離島間の「往復無料航空券」が1万マイルだから。
ノースでは自分のマイルを1回25ドルの手数料で家族や友人の口座に移行でき、足りないマイルの購入もできるので、いざとなったらそちらを活用してもいいかな〜。
セルフチェックインに感動
家から成田までの途中、首都高速がかなりの渋滞でヒヤヒヤしましたが、出発予定時刻19時の1時間20分くらいまえに到着。
クルマを空港でパーキング業者に預け、ノースのカウンターへ。
【関連くちこみ】搭乗までを有効に過ごすための「成田空港活用術」
Eチケットなら、自宅で24時間前からオンライン・チェックインもできます。
が、マイレージ会員の申し込みをした際、「旅行会社手配の格安航空券だと、もしかしたらオンラインチェックインはできないかも」と言われ、はじめからカウンターでチェックインすることに。
座席だけは、子供(6才)と離れては困るので事前に予約。
機材はエアバス「A-330-200」で、座席は2-4-2の配列。
電話やネット上で事前に予約できる席は限られていますが、最後の列の窓側2席が空いていたので、とりあえずそこを押えました。
ノースではセルフサービスチェックインが主流になっていて、 空港カウンターでは画面にタッチして予約番号やマイレージ会員番号を入れて、操作法順に進んでいき最後に荷物を預けます。
実際やってみると「こうも進んでいるのか」と感心。
まわりを見ると、ほかの航空会社は導入していないようで、エコノミーに限っては従来どおりチェックイン待ちの長蛇の列。
もちろん、セルフチェックインの仕方がわからなければアシストしてくれるスタッフがいるのでご安心を。
荷物を預ける際に聞いてみると「満席のフライトではない」とのことで、電話予約で押さえておいた座席(最後尾のギャレー近く)を、うるさいとイヤなので変えてもらうことに。
「静かな窓から2席のお席に交換します」と言われひと安心。
ちなみに、機内には日本人はあまりいませんでした。
こんなに遅い便、あえて選ばないですよね。帰りは早朝6時発なので、ホテルを出るのは夜中3時半くらいになるし…
2時間半遅れでの出発…
搭乗開始までほとんど時間もなく、とくにDFSでのお買い物もなかったので、税関を抜けてそのまま搭乗口へ。
すると「機材メンテナンスのため、出発が1時間遅れます」と。ということは、シンガポール着が夜中の3時前…
それなら、クレジットカード会員の専用ラウンジでゆっくり飲み食いしていればよかったと思いましたが、戻るのもめんどうなのでその場で待つことに。
機内に入り席に着くと、ギャレーからは離れたものの、今度はトイレ近く。
「これなら前のほうがマシ」と思い、機内でフライトアテンダントに話して、さらに違う席に変えてもらい、落ち着きました。
あー、あとは出発のみ。でも、お腹すいたなぁ、期待していないけれど、機内食もこれから1時間以上たたないと出ないし。
しかし、待てど暮らせど出発準備の気配はありません。
ほかの乗客も席についていますが、CAさんが「お急ぎのところ申し訳ありません、もう少々お待ちください」と、ときどきアナウンスがあるのみ。
出発予定時刻の20時を過ぎ、ようやく20時半にパイロットのアナウンスが。
なんと「いまから飛行機を降りて下のメカの状態を見に行ってくる」とのこと。
息子は家ではそろそろ寝る時間なのに、席にあるパーソナルモニターでゲームをしたいがためにガンバって起きています。
21時前になってもまだエンジン音もせず、今度は離陸前に飲み物とスナックが配られ、モニターも使用可となりました。
その後21時を過ぎて、今度はフライトアテンダントが無言で封筒を配りはじめました。日本の航空会社ならこんなとき「申し訳ございません」とひと言あります。
「マイレージ会員勧誘かな?」と思い、なかを見ると詫び状とサービス商品が同封されていました。
クーポンが3枚ついていて、1枚目はどこの空港でも使えるUS10ドル券もしくは機内のアルコール飲料無料券(ノースはエコノミーではアルコールは有料)。
2枚目は、ノースの2000ボーナスマイルか、KLMオランダ航空もしくはエアフランスの2000マイル、ノースの新規会員になるならば4000マイルがつくというもの(こ所定のアメリカのセンターにサインして郵送)。
最後は、ノースかKLM、コンチネンタル航空のチケットを100ドル以上購入する際、US25ドル割引きされるというクーポン。
これだけでちょっとオトクな気分に。
到着は早朝4時過ぎ…
21時半になり、ようやくエアコンが入り、飛びそうな感じがしてきました。ようやく離陸準備のアナウンスがあり、シンガポールへ。到着は午前4時くらいと。
お腹がすいていたのか、普段は手をつけない息子も、事前にリクエストしておいた「チャイルドミール」(スパイシーカレーピラフ、ハンバーグ、ナゲット、ジュース、プリン、パン、コアラのマーチ)を食べていました。
このチャイルドミールはまぁまぁで、大人の機内食より当たりだったかも。ちなみに、帰りの機内食はスパイシーヌードルか(かなり辛かった)チーズオムレツから選択でした。
わが子は真夜中にゲームをしていたのでやめさせましたが、2時間ぐらいだけ寝ただけで4時過ぎに到着。
私は配られたクーポンで晩酌し、映画を見ながら(オンデマンドでかなりの種類あり)寝てしまいました。
疲れましたが、今回は棚ぼたでマイルが貯まり(息子はこの旅行だけで1万マイル超)、まあ、よしとしようと思い、飛行機から降りました。
空港内でフリーの地図などをひととおり取って(日本語版を取りましたが、英語版のほうが使い勝手がいい)、ガラガラの入国審査を通過し、到着40分後にはホテルでチェックイン。
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