Published on 09.05.07

【旅モノ16】ひとりから4人まで遊べるゲームが12種類つまった「ゲーム12」

【今週の旅モノ】マグネット式ゲーム12（ハナヤマ、1050円）

外寸/148ミリ×148ミリ×31ミリ、重さ/350グラム

■商品特徴
◉12種類のゲームが楽しめる携帯セット
◉駒がマグネットで吸着して快適プレイ。本体ケースにすべて収納！
◉対象年齢6才以上（3才未満は誤飲に注意）

大人も子供も楽しいボードゲーム

たいが（息子）：おとーさん、いっしょに「シンケンジャー」ごっこしようよー！

乾太郎（父）：あれれ？ついさっき「ぬり絵する」って張り切ってなかったっけ？？

た：もうあきちゃったんだもーん。

乾：ほんの10分ほど前にはじめたばかりじゃなかったっけ（汗）？「ブロック」や「おりがみ」は？

た：さっきもう遊んじゃったよ。トミカもプラレールも飽きちゃったし、あー、もう！なにかおもしろいことないかなぁ。

乾：まだ昼前だというのに、もうそんなにいろんなもので遊んだの？？　たいがは随分あきっぽいんだなぁ。「夏休みに旅行でも」と思っていたけれど、こんな調子じゃぁ、飛行機内でもおとなしくしていられなさそうだね。

ひまわり（母）：機内は大人でも退屈するけれど、たいがやふたばはそれ以上だよね。

2才くらいまではフライトの時間に合わせてうまく昼寝させたり、ということもできたけれど、さすがに5才ともなると昼寝もそうそうしないし、いろいろと注文だけは多くなってくるし。

乾：「絵本」や「お絵かき」といったひとり遊びじゃ、すぐ飽きちゃうんだろうなぁ。

ひ：「機内でも楽しめるおもちゃを」、と思っていろいろ探していたら、「旅キッズ」でこんなものが紹介されていたのでさっそく入手してみたの。たいがとふたばには少し早いかなぁ、と思ったんだけど、ちょっとやってみる？

【関連くちこみ】小学生が思わずハマる！携帯用「ボードゲーム」

遊べるゲームが12種類

乾：うわー「マグネット式携帯ゲーム盤」だ！　ボクも小さいころよく遊んだよ！

た：えぇ、これがゲームなの！？おもしろそう！やってみたい！

ふたば（娘）：かわいい！！ふたばもやりたい！

乾：いやー、懐かしいなぁ。どれどれ。おっ、意外と重い（約350グラム）んだね。

ひ：この「ゲーム12」は、このコンパクトなケースのなかに12種類のゲームが用意されているの。

収納ケースを兼ねているゲーム盤本体の中に、各ゲームで使う「駒（4種142個）」と、「ゲームボード（3枚）」、「サイコロ（3個）」が格納されているので、予想より重いかもしれないね。

乾：なるほどね。盤面はちょうどニンテンドーDS Liteを2個並べたくらいだね。厚みはニンテンドーDS Liteの約1.5倍といったところかな。重さもニンテンドーDS Liteの約1.5倍だね。

ところでどんなゲームがあるのかな？（と、説明書を見る）3才のふたばにはちょっとムズカシイかなぁ。今年6才になるたいがも、知っているゲームはなにもないんじゃない？

ひ：「将棋」や「囲碁七路盤」、「バックギャモン」なんかはとっても難しそうだけれど、たいがも「すごろく」はやったことあるよね？　すごろくゲームの「ゲームアッチコッチ」や「ゾロ目スゴロク」はどちらもすぐできそうだよ。

乾：すごろくなら、サポートしてあげればふたばも参加できるね。狭いところでサイコロを転がすのは至難のワザだけど（笑）。

ひ：12種類のゲームのなかには、ひとりでも遊べる「ソリテア」をはじめ、2人で遊べるゲームを中心に、最大4人でプレイできるゲームが用意されているよ。

ホテルなどでは大勢で楽しめるゲームがいいけれど、機内での利用を考えた場合は2人でできるゲームが現実的かもね。

乾：2人でできるゲームといったら、なんといっても「リバーシ（オセロ）」だよね。「リバーシ（オセロ）」なら、ちょっと教えてあげればたいがもできそうだね。たいが、やってみる？

た：うん、やってみたい！！

乾太郎がたいがにルールを教えながら対戦

た：おもしろーい、もう一回やりたい！！

乾：いやぁ、久々にやると楽しいし燃えるね（笑）。

リバーシ（オセロ）はルールがシンプルだから、たいがも一回でバッチリ覚えたし、1戦交えると20～30分は軽くかかるから機内での時間つぶしにはもってこいだよ。

た：はやくー、つぎはおかーさんやろうよ！！

ひ：よーし、対決よ！！負けないぞ！

たいが、2戦目も順調に対戦

ひ：たいが、なかなかやるじゃない！2戦目とは思えないよ。

た：へへへっ、リバーシ（オセロ）おもしろい。気に入ったよ！

ひ：盤面と駒が小さいので、大人の指では駒をひっくり返すのがなかなか難しかったけれど（笑）、マグネット式なので逆さにしても駒が落ちないし、多少の振動では駒がずれることもないので、移動中の時間つぶしにはもってこいだね。

乾：さすがロングセラー商品だよ。

ひ：最近は機内エンターテイメントが充実して、パーソナルモニターで映画やビデオ番組のほか、ゲームも楽しめるけれど、子どもはできるゲームが限られてくるし、外資系のエアラインでは日本語での説明がないものも多いのでムズカシイよね。

乾：ニンテンドーDSやPSPなどの携帯ゲーム機もとっても便利だけれど、使える時間が若干限られるし、機内では通信対戦もできないよね。

なにより、わが家ではたいがとふたばにはまだ早いと思っているから使わせていないし。

ひ：使う場所やバッテリー残量を気にせず、いつでもどこでもできるのがアナログゲームのよさだよね。

乾：大人としては子どもがひとりで静かに遊んでくれているととってもラクだけれど、子どもも大人も「誰かと対戦する」のはとっても楽しいよね。

旅行の間くらい、思う存分子どものゲームの相手をしてあげる「ココロのゆとり」が欲しいね。

た：もっとやりたーい。つぎはおとーさんだよー！！

乾：・・・（汗）。

ひ：ふふふ、「ココロのゆとり」でお相手ガンバってー（笑）！

■寸評
乾：★★★★★（星5つ）
とにかく懐かしくて、久々にリバーシ（オセロ）で熱く戦いました。
最初持った時は「少し重いな」と思いましたが、たいがのようにできるゲームが限られる場合は、そのゲームに必要なもの以外はケースから出しておけばいいので重さも十分合格点。
子どもにいろいろなゲームを教えていってあげようと思います。
ひ：★★★★☆（星4つ）
なんでもデジタル化される時代ですが、やっぱりアナログなものはいいなぁ、と思いました。子どもと対戦しながら、その成長ぶりを実感して感動もしてしまいました（感涙）。
旅行にはもってこいだと思うのですが、12種類は多いような。。。利用するゲームが限られる方は単体のゲームを購入されるのもよいのではないかと思います。
た：リバーシ（オセロ）すっごくおもしろい！次こそゼッタイ勝つぞ！
ふ：ふたばは難しくてわからないけど、マグネットの駒で遊ぶの楽しいよ！