Published on 09.05.14
【台湾】パンダとコアラがいる貴重な動物園…公共交通機関で利用できる「悠遊カード」でアジア最大規模の「台北市立動物園」へ
パンダとコアラがいる動物園
台北では、1才6ヵ月と5才の娘と「台北市立動物園」へ。
台北市立動物園は、敷地が165万平米とアジア最大規模を誇る動物園。
上野動物園が14万平米、シンガポール動物園が29万平米なので、その広さはかなりのもの。
ちなみに世界最大といわれる「サンディエゴ動物園 San Diego Wild Animal Park」は、1800エーカー=728万平米もあるというのだから世界は広い!
ココでは、ジャイアントパンダとコアラを同時に見ることができるので、親も楽しみ。日本でも両方がいるのは神戸の「王子動物園」だけらしいのでこれは貴重な機会。
ジャイアントパンダの「団団」と「円円」は08年2月に中国から寄贈され、09年1月末から一般公開されたばかり。この冬、台湾でパンダブームを巻き起こしたのだとか。
「悠遊カード」で移動してみた
台北市立動物園の最寄り駅は、地下鉄・MRT「木柵線」の終点「動物園駅」。
滞在していたホテル「ダンディーホテル」最寄りのMRT「中山駅」から乗り、「台北車駅」と「忠孝復興駅」で2度乗り替え、木柵線へ。
MRTは新しく、エスカレーターやエレベーターもあるので、ベビーカーでも日本以上にラクに動けます。
台北ではMRT(地下鉄)をメインに移動する予定だったので、「悠遊カード」(英語表記は「Easy Card」)というICカードを夫婦で購入(MRTは身長115センチ以下は無料)。
悠遊カードは、台湾北部を中心に利用できる「非接触型IC乗車カード」で、MRTや市内バス、台鉄の基隆-中壢間などにも使用できます。
「悠遊カード」があれば、切符を買うわずらわしさから解放されるばかりでなく、MRTの運賃が2割引き、バスへの乗り継ぎにも割引きがあり、使用期限もなし。
12才以下の子供は、悠遊カードの「優待」を購入する、MRT運賃が5割引きになるそう。
もともとMRTの初乗りは20元(約60円)と格安なんですけどね!
購入は、MRT初乗車時の駅がオススメ。ほとんどの切符売場の横には、悠遊カードの自動販売機があります。
購入金額は500元(約1500円)からで、そのうち100元はデポジットですが、カードを清算すれば残金とともにデポジットも戻ってきます。
ただし、利用回数5回未満だと20元の手数料をとられます。また、購入は自動販売機でできますが、清算は駅の窓口となります。
「また台北に来るわ~」という人は、そのまま持ち帰るのがベストかも。
台北中心地からMRTで20分
さて、台北車駅と忠孝復興駅で2度乗り替えし木柵線へ。
終点が「動物園駅」なので、動物の絵のついたカワイイ電車も走っていましたが、全部の電車がそうではないので、乗れなかった娘は怒っていましたが。
無人運転なので先頭に座ると前がダイレクトに見え、運転手気分で楽しめます。乗り物好きな子はぜひ先頭へ。
「忠孝復興駅」から終点の「動物園駅」へ、20分ほどで到着。
駅から右に進むと、すぐに動物園の入口が見えます。
入口前には、お弁当やパンダのおもちゃなどを売っていました。
入場にも使える悠悠カード
入園料は大人/60元。1才6ヵ月と5才の娘は無料(6〜12才は30元)。
動物園の入り口には「悠遊カードの使用歓迎!」と大きく掲げてありましたので、入場口で悠遊カードをピッと通して入ります。いちいち財布を出さなくていいのでラクチン♪
入場と同時に「パンダ館」の時間指定付入場チケットをもらってビックリ! 見る時間決められてるのです。
09年1月末(先月)からパンダのおひろめがはじまったばかりで、人気のほどがうかがえます。
ちなみに、今回園内にいたのは3時間弱。アジア最大級の動物園のほんの一部しか巡ることができませんでした。
この動物園ですべて見のはかなりの体力と時間を要します。子連れでは狙いを定めて「見たいものだけ見る」を鉄則。
まずは「パンダ館」へ
さて、いよいよ動物園巡りがスタート。
緑豊かでとてもキレイな動物園。でも、まだ2月だというのに、すごく暑-い!!
パンダ館への入場は「12時30分から10分間」と書かれていますがすでに12時。まずはパンダ館を探さねば!!
入口で地図を取り忘れたのですが(日本語パンフあり)、案内板を見て進むと、切符切りのおじさんがいたのですぐにわかりました。
時間指定なので、暑いなか待ち時間がないのは助かります。なかは新しく涼しい。
かなり広い舎中、奥の隅っこにパンダはいました。ぬいぐるみみたいでカワイイ♪
パンダ大好き次女(1才6ヵ月)は「ぱーん、ぱーん!!」と呼んではいましたが、見つけられない様子。もうちょっと近くにきて~!
けっきょく、外にあるつくり物のパンダに乗ったり、なでたりしていました。本物はわかったかい?
「コアラ館」もまだまだ人気
そして、つぎの目的である「コアラ館」へ。
「いまは動物園全体がビバ・パンダだけど、以前は君が主役だったんだろうね」と、なんとなくしみじみ。
…と、そんな心配はいらず、コアラ君たちもとっても人気がありました!
長女は、以前オーストラリアで見たのですがほとんど記憶はなく、コアラのやる気のなさに改めて驚いていました。
コアラがとまっている木が数本あるのですが、客はみんな最初の1本目に群がっているので、2本目以降の木のほうがコアラがよく見えました。
その後、ほかの動物を見学へ。平日で人も少ないのでゆっくり見れました。
動物のいるスペースは広く、人間との隔ても上手につくってあるので「動物は檻のなか」のようではありません。
地元・九州では1頭しか見られない動物が群れになっていたり自由に動いていると、見たことがある動物でもちょっと違う感覚。
いつもより自然な姿に癒されました。
「こんなにのびのびとできる動物園でよかったね」と、地元の動物園とくらべてしまいます。動物のいるスペースが広いぶん、動物がなかなか見つからないこともありましたが。
園内バスも便利だった
つぎに行ってみた「夜行性動物館」も広く、薄暗いなかたくさんの夜行性動物がいました。
長女と「動物がどこにいるか」を探すゲームをしながら、ひととおり見るだけで長居してしまいました。涼みも兼ねてるからまぁいいか。
それにしても、どの館も新しくてキレイ。
途中、園内を循環するシャトルバスにも乗車(大人/5元)。こちらも「悠遊カード」が使えます。
ここではじめて行列に並びました。
といっても10分程度ですが、ベビーカーだったので一番うしろの広い「博愛席」に誘導されました。ベビーカーをたたまずに乗れるので助かります。
でも、けっこうスピードが出るので、ベビーカーが動く動く! ベビーカーを押さえるのがタイヘンで、けっきょくたたみました。
園内を走ると思いきや、園外をぐるりと走り違う区域へ移動。景色はほぼ緑だったので、長女はちょっと不満げでした。
飲食店やキレイなトイレも完備
「ちょっと小腹すいたね」と近くの食事スペースのメニューを見ると、点心など・・・ううう! 暑くてそれは食べる気がない・・・というわけで、アイスを木陰で食べました。
もちろんほかの場所にもいろんなメニューがありましたが、お弁当を買ってきてピクニックもよかったな。
日影に入ると暑さはけっこうしのげます。
私は日焼け対策のため、長そでにスパッツ、帽子&サングラスで防備(小さな子がいると日傘はさせないので)。子供は暑くなって、帽子をすぐに脱ぎ捨ててしまいます。
子供用トイレは清潔で小さな便器もあったので、次女もスムーズに用をたすことができました。
そしてトイレを出たところには子供が大好きな色とりどりの「うんちオブジェ!!」
ひっきりなしに子供がうんちで盛り上がっていました。子供がうんち好きなのは万国共通ですね(笑)。
さて、お腹も本格的に減ってきたので退散することに。
出入口付近にマクドナルドがありましたが、私が苦手なのでスルー。駅から動物園と逆に進んだところにも、マクドナルドや他の飲食店がありました。
わが家は、このまま「士林夜市」へ直行。
子供動物園や昆虫館、蝶の放し飼いなど見どころ満載な動物園でした。涼しいときに、またいつかくるかも?
台北市立動物園
住所:台北市文山区新光路二段30号
営業時間:9時~17時(入園は16時まで)
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