Published on 09.05.22
【旅*流儀31】同じ金額でもホテルよりも広く快適な滞在も可能…「バケーションレンタル」のメリットを考えてみる
バケーションレンタルの魅力
「バケーションレンタル Vacation rentals」を利用したことはありますか?
欧米では、家族などで長期間旅行する際、一般的に利用されるアコモデーションのひとつで、個人所有のコンドミニアムやヴィラ(自宅、別荘)を、オーナーが利用しない期間、借り受けるシステム。
「知らない人の家(別荘)を借りる」となると、日本人としては「だいじょうぶ?」と思いがちですが、このバケーションレンタルは予想以上にメリットがたくさんあります。
まずは、広さ。
たとえば、ハワイでホテル滞在をする場合、スイートを選ばない限りはそれなりの広さはのぞめませんが、コンドミニアムや1軒家なら広さは期待できます。
1ベッドルームでも70平米くらいあるところが多く、2ベッドルームとなると150平米を超えることも。
1軒家ならばプール付きの豪邸滞在も可能で、持てあましそうな5ベッドルーム4バスといった間取りもあります。
三世代旅行や友達家族の何組かで行くなら、かなりゴージャスな滞在になりそう。
そして、コストパフォーマンスのよさにも注目。
コンドミニアムなら、正規の宿泊料金より確実に安いです。
オーナーは自分が利用しない間、できる限り借り手がつくように、快適な環境や設備を整え、安い金額で貸し出します。
オーナーにしてみれば、家はある程度使ったほうが適切なメンテナンスとなるし、なによりレンタル料が入ってきますので一石二鳥。
オーナーによって部屋が異なる
また、バケーションレンタルのおもしろさは、個人所有であるため、コンドミニアムの同じ大きさの部屋でもオーナーの好みによりインテリアや内装がまったく異なること。
ホテルならカテゴリーごとに内装はキホン的に同じですが、バケーションレンタルでは、床がタイル張りのところもあれば、フローリング、カーペットだったりとさまざま。
ハズレもあるかもしれませんが、ステキなインテリアだと自宅の模様替えの参考になるし、快適な滞在が可能に。
かつてマウイ島で滞在したコンドミニアムは、オーナーがマリンスポーツ好きだったようで、カベにはサーフボードが飾られ、クローゼットにはボディボードもふたつ。それを借りて海で楽しむことができました。
ファミリー向けには、オモチャやベビーベッド、バギーなどの子供用アイテムが置いてあり、自由に使うことができる物件もあり。
個人の部屋を借りるといっても、たとえばコンドミニアムであればそこのメイドサービスを受けることができ、チェックイン時には掃除もキチンとされており、必要なタオルなどもありますので安心を。
利用する際の注意点とは?
では、どうやって予約すればいいのか?
現在では日本人向けのバケーションレンタルの予約サイトもあるし、インターネットで「VACATION RENTALS」と検索すると、たくさんのサイトが出てきます。
物件数の多いサイトは英語サイトとなりますが、希望地域や部屋数などを入れてデータベースを検索すばいいので、ゆっくりじっくり探せます。
サイトによっては、オーナーに直接メールでコンタクトをとり予約するシステムのところもあるので、使い勝手のいいサービスを選びましょう。
バケーションレンタルでの留意点は、チェックアウト時にクリーニングフィー(掃除代)を請求されることが多いこと。
これは宿泊代に含まれていないことも多く、宿泊日数が短いと余分に請求されたりすることもあります。
また、滞在期間も、最低1週間、2週間、1ヵ月からなどの制限があることも。
デポジットとして何十パーセントか支払う必要があり、そのぶんはキャンセルしても戻らないなど、予約の際に制約があることもあります。
日本ではまだまだ浸透していませんが、同じ金額で狭いエコノミーホテルに滞在するよりも、一度滞在してみればバケーションレンタルのメリットは十分に実感できるハズ。
次回の滞在では、ぜひバケーションレンタルも検討してみてくださいね。
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