Published on 09.05.27
【台湾】で、ジャンボ・フライドチキンからお粥、かき氷、麺線まで食べまくり…「士林夜市」をふた晩かけて満喫♫
夜市といえば「士林夜市」
台北での2日目、3日目の夕食は、台湾を代表する夜市「士林夜市」（しりんよいち）ですませることに。
ココは2日連続で通っても退屈しないメガ夜市！ どちらも平日でしたが、すご～く盛りあがっていました。
MRT「剣潭駅」を降りればすぐ、というアクセスのよさもポイント高し！
メニューには写真付きや日本語表記も多く、日本語もよく通じるのではじめてでも気負いなく楽しめると思います。
早い時間帯がオススメ
まずは駅近くの「美食広場」という、文字通り食べ物屋台が集まっているエリアへ。
人気店には行列ができ、にぎわっているのでわかりやすい！ せっかくなので、そういうところを狙って食べてみました。
士林夜市は17時くらいからオープンの店が多いのですが、16時ごろでも半分くらいが開いていて、準備しながらでも食べさせてくれます。
私見ですが、人気店は早くからやっている様子。
夜市のダイナミックな鼓動を感じられない寂しさはありますが、人も少なく行列が短かったりするので、子連れには早い時間がオススメ。
夜は混んでいる美食広場の通路も、16～17時ならベビーカーでスイスイ進めます！ 夜になるにつれ美食広場はもちろんほかの通りもベビーカーではけっこうキビシイ……
私たちは20時には退散しましたが、そのころはかなりタイヘンなことになっていました。
屋台での食べ物は、ほとんど1個ずつを家族でわけて食べました。いろんなもの食べたいですから♪
フライドチキンは見逃せない
1日目の美食広場では、まず入口に行列ができていた「豪大大雞排」のデカチキン1枚40元（約120円）をパクリ。
子供の顔より大きくて、1枚約120円と幸せになるお値段。
ジャンボ・フライドチキン（大雞排）の元祖といわれるお店ですが、やっぱりデカイ。ゆうに子供の顔以上あります。18時前に到着したにもかかわらず、すでに美食広場はにぎわっていたので外のベンチで食べました。
薄くのばされたチキンの衣がクリスピーで、ビールのお供にピッタリ。
わが家の場合、1枚を4人で回し食べしましたが、揚げ面積が広いので食べ過ぎるとウッとくるかも……
おつきは、揚げ餅屋「老士林」の「大餅包小餅」。1個35元、3個で100元（約300円）。
紫芋アン、アズキ、ゴマ、カレーなどいろんな味があります。揚げた中身を厚いクレープのような皮で包んでくれます。中身をガンガン割りながら巻いていく様は圧巻。
落花生を注文しましたが、もっちりした皮となかのパリパリした香ばしさがオモシロい食感で、落花生味もほんのり甘くておいし～！！ けっこうおなかにたまります！
ふたつのボニューミーなものと一緒に飲むものは、パールミルクティー。
最近では日本でも普通に飲めるというのに、長女（5才）はコレと決めていたみたいです（3年前の夜市の記憶があるらしい）。
大きなブラックタピオカがモチモチしていて、コレもお腹にたまります。
人気のお粥屋さんへ
そして、2日目の美食広場。
お粥のお店「広東303粥點」は、16時過ぎに行くとまだ準備中でしたが、店内で食べている人がいたので私たちもテーブルへ。
広東粥とテンプラを頼みました。粥は、ほぼどれも65元と安い！
手前のモロコシは、お店のおばちゃんの夕ご飯のお裾わけ？
薄味の私たちでも大丈夫な優しい味。化学調味料は使ってないらしいので、子供にも安心です。テンプラは、薄いさつま揚げという感じ。
隣の「昇記士林大香腸」でウインナーも買い込み、ココで一緒に食べました。次女は寝ていたので、起きたときに食べられるようお粥を持参のタッパーに移しておきました。
手前のとうもろこしは、店のおばちゃんが「おいしいよ」と、ゆでたてホカホカを娘にくれたもの。
よく食べるスイートコーンと違い、もっちりしていて食べ応えがありました。ちなみにおばちゃんはこれを食べながら開店準備をしていました。
かき氷にも大満足
お店を変えて、かき氷♪
それもまたもや長女の大プッシュでイチゴ！！「たまには違うモノを頼みたいよ～」と言いつつ、私もイチゴ好きだから許してしまいます。
このかき氷、「ICE MONSTER」と比肩するおいしさ！
【関連くちこみ】マンゴーかき氷発祥の大人気店「ICE MONSTER」
ミルク味のフワフワの氷（雪片）にたっぷりのイチゴ＆練乳は、「ICE MONSTER」（冰館）に負けないくらいおいしかったです。
胡麻の冷やし麺を注文
次女（1才6ヵ月）が起きたので、広場入口付近の店で涼麺を注文（30元くらい、約90円）。
具がないっ……まぁこの値段なら当然か。
でも、練りゴマの風味がよく、ズルズル食べられてしまいます。次女に、この麺と先ほどタッパに移したお粥を食べさせます。
ココでもお店のおばちゃんが、次女に小さな袋菓子をくれました。まだ混んでいないのんびりタイムは、子供におまけがいっぱい？！
美食広場の左奥（駅側から見て）には、ゲームや小さい子が乗ることができる遊具があります。
懐かしいムードいっぱい！ 時間が早いせいかガラーンとしているので、次女をベビーカーから下ろしてウロウロと遊ばせました。
バスケットボールゲームで遊ぶ中学生がめちゃめちゃ上手で、家族で見入ってしまい最後には思わず拍手！！
すごいスコア出せるのは、毎日通っている証拠？！
体操服とジャージのまま自転車で乗り入れてるから、学校帰りかな～。
大南路は大にぎわい
「美食市場」のあとは、1日目は「大東路」から「大南路」へ。
両端は洋服や雑貨などの店舗、真中には無認可の露店があって、人通りも多い。無認可の店は警察が来るとささーっと商品をまとめてどこかへ去っていきます。
私たちはミニドーナツのようなものを露店で買い、食べながら進んでいきました。
「慈誠宮」の入口にある「廟口阿亮麺線」に人だかりが。
前回の旅行では、西門町の「阿宗麺線」で麺線（ソーメン風の細麺）を食べたけど、どんな味だったっけ？ と並ぶことに。
おばちゃんがひとりで切り盛りしていました。西門は店員も若者ばかりだったので、ずいぶんイメージが違います。
かなりカツオがきいた、濃い味のとろみスープのなかに麺線。薄味なわが家には、白いご飯が欲しくなる濃さ。
店は違えど、こんな味だったかも。次女には濃すぎるので麺をペットボトルの水で多少洗って食べさせました。
豆花はホッとする味
その少し先では「豆花（豆腐花）」を購入。
私は「豆花」が大好き！ 目の前にあるトッピングを3つ指さして注文オーケー。シロップはホットとアイスが選べました。
シロップはあまり好きでないので少しでいいんだけど、どこも気前よくジャバジャバかけてくれるのよね･･･娘ふたりもよく食べました。
通りは人が多いので、「慈誠宮」境内の階段で食べましたが、けっこう暗いです。そのせいか周りは台北のカップルたちも多かった（笑）。
今回は、台北でまったく寺院巡りしていなかったので、食べる前にお参りをしました。
この辺りには食べ物屋台も多いので、「慈誠宮」を拠点に夫と交代で檸檬愛玉（わが家には甘すぎ）や餅やらいろいろと買いに行きました。
トマト飴、焼き肉まんを食べつつ買い物
2日目の食後は、大東路から「陽明戯院」（映画館）方面へ。
ちょこちょこと買い食いしながら道を進んでいきます。また、トマト飴を食べちゃいました。
ココのはアンズのトッピング付き。
「大上海生煎包」という焼き肉まん屋にも、たくさん人が並んでいたので購入。
菜包と肉包の2種類があり、文字通り野菜と肉がみっちりと入っていて、焼けたそばからビニール袋に入れてくれます。10元と安い！
娘たちにアツアツをちぎって食べさせながら歩いていたので（手がベタベタ）、おいしさがあまりわからなかったのが悲し～！！
しかし、娘たちが「まだ食べたい！」といっていたのでおいしかったのでしょう。違う店でまた生煎包（焼き肉まん）を買いました。
「葱油餅」の店も行列だったので、ゲット！ ほかにもいろいろ買い食いしたけど、忘れてしまいました～！
しっかり買物もしました
陽明戯院辺りはとくに人が多く、ベビーカーでは通行するので精一杯！
私たちが止まるとみんなに迷惑かけちゃうから、ガンガン進みます。
それでもちょっと小道へ入って買い物もしました♪
長女のサンダル198元、ベルト50元、ブーツ100元。どれもすごい使ってます！
ブーツはガンガン子供と砂場に入ったりして重宝しました。ワンシーズンで終了ですが、なんたって100元（約300円）！ この靴屋はsaleだったのか全商品100元でした。
ベルトも50元なら強烈な柄だって買えちゃいます。
夜市にはいっぱい安くてカワイイものがあるのでしょうが、ベビーカーがあると買い物はなかなかムズカシイ状況でした（悔）。もっと見たかった～！
ちなみに、トイレは大東路からちょっと入った「シティジャングル」というビルの地下ですませました。
地下はゲームセンターなので、すごい大音量！！すごくキレイではないけれど、許容範囲内でした。
ココは広くて、1階に洋服屋もあれば射撃や子供が遊べる懐かしいゲーム、乗り物などもありました。平日のせいかガランとしてましたけど。
私たちがホテルに戻るころが夜市本番の時間なので、夜市に向かう人たちが駅からたくさん降りてきます。
水を買おうと駅の店に寄ると、その横に寿司のテイクアウトを長女が発見。
「食べたーい！！」とのことで、購入するとわれ先にとむさぼりつく娘たち。つくり置きのちゃちな寿司ですが、日本食が恋しくなっていたようです。
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