【シンガポール】「リュージュ」にビーチと1日たっぷり遊べる…「セントーサ島」で遊ぼう<ケーブルカーでアクセス編> - 子連れ海外旅行☆旅キッズ


Published on 09.05.04

【シンガポール】「リュージュ」にビーチと1日たっぷり遊べる…「セントーサ島」で遊ぼう<ケーブルカーでアクセス編>

「セントーサ島」への行き方は?

09年3月に、6才の息子とふたりで訪れたシンガポール。

渡航前から「行こうネ」と話していた「セントーサ島 Sentosa Island」に行ってみることに。

シンガポールの南、沖合800メートルにあるセントーサ島は、島全体が観光レジャーのために整備されています。

 

セントーサ(Sentosa)とはマレー語で「平和と静けさ」という意味だそう。この島にはリゾートホテルもありますが、日帰りでも十分楽しめます。

セントーサ島へ行くには、おもに3つの公共交通機関が利用可能。

まずは、07年に開通したモノレール「セントーサ・エクスプレス Sentosa Express」。

MRT(地下鉄)東北線の「ハーバーフロント HarbourFront」駅直結の3階の駅から乗り、2.2キロほどの距離を8分ほどで移動。料金は3シンガポールドル(入島料込)です。

バスで行くなら、「ハーバーフロント」駅のバスターミナルから10分ほど。往復3シンガポールドル(入島料込)。

ほかにも空からの景色が楽しめる「ケーブルカー」が利用できます。

このケーブルカーの駅は2ヵ所あり、海抜115メートルの小高い丘「マウント・フェーバー」、もしくは「ハーバー・フロント」から乗ることができます。

以前(10年まえ)訪れた際は、マウント・フェーバーの駅しかなく、そこからセントーサ島までダイレクトに行けましたが、現在では中間にある「ハーバー・フロント」で乗り降り可能となっています。

料金はバスやセトーサエキスプレスよりは高いですが、空から楽しめるシンガポールに子供もきっと喜ぶと思います。

景観を上空から楽しめる「ケーブルカー」

私たちが利用したのは、ケーブルカー

ハーバーフロントからの乗車がカンタンですが、今回はあえて少しでも長く乗れるように、マウントフェーバーまで行きました。

タクシーでもさほど料金はかかりませんが、「バスに乗りたい!」ということで、マウントフェーバー入り口付近までバスで行き、そこでタクシーを拾い頂上へ。

ケーブルカー乗り場では、いろんなアトラクション入場セット券を売り込まれますが、必要のない物もあるので、私たちはケーブルカー往復と入島料チケットのみを購入。大人/12.9シンガポールドル、子供7.5シンガポールドル。

待たずにすぐケーブルカー(というかロープーウェイ)に乗り込みました。

なかはクーラーはなく、窓が少しだけ開いているだけで暑いです。シンガポールの街が見え、セントーサ島もすぐに見えてきます。

工事現場がまず目に入りましたが、「ユニバーサルスタジオ」やカジノ、高級ホテルなど建設中のようです。そうこうしているうちに、あっという間に到着。

スリル満点「リュージュ」

降りると、今回の目的のひとつ「リュージュ & スカイライド Sentosa Luge & Skyride」がすぐ目のまえ。

ケーブルカーは丘の上に着くので、下に降りるには歩いて10分くらいはかかると思いますが(バスでの移動も可能)、この高低差を生かしてできたのがリュージュと「スカイライド」(リフト)です。

「リュージュ」は、650メートルのコースを、エンジンのないゴーカートのような乗り物で一気に滑り下りるアトラクション。

110センチ以上の子どもからひとりで乗ることができます(それ以下の子どもは大人とふたり乗りも可能、同乗の子どもはS$2)。

ココでもいろいろなセット券があり、ファミリー券で4回乗れるチケットだと、27 Sドルでオトク感ありだったので、これを購入。

平均速度が30キロもでるので、怖くてうまく乗れない場合もあるので「1回だけでもいいかな」と思っていましたが……

ヘルメットをかぶり、乗り口でブレーキとアクセルの説明(日本語オーケーで、ハンドルを引くか戻すかというカンタンなもの)があり、出発です。

微妙な調節が必要ですが、好調に進みけっこうスピードが出て楽しいです。しかしながら、息子はうまくハンドル調節ができず、途中、芝に乗り上げて激突(こんな人ほかにいません)。

また、速すぎても怖いようで口を一文字に結んだまま、何度も途中止まっていました。

ゴールした後、感想を聞くと「もう1回!」と。緊張していたようですが、はじめての体験でおもしろかったらしく、続けて2回目をすることに。

スカイライドというリフトに乗り、また乗り場へ。

このスカイライドは、足はブラブラで靴もカカトがない物なら落としてしまいそうになるので要注意。高所恐怖症の人はムリかも…

あまりの暑さに海に飛び込む

2回目を終え、セントーサ島の目玉のひとつでもあり、出発前に話していた「アンダーウォーターワールドという水族館に行きたがるかな?」と思っていたのですが、汗が滴るなか、目の前にはビーチがあります。

息子は「海で遊ぶ、ほかはもういい」と。

息子の水着とタオルは念のためと持参していましたが、あまりの暑さに私も服を着たままビーチでは待てないと思い、急きょ近くのショップで水着とレジャーシートを購入。

店員さんにどこのビーチがいいか聞くと、シロソビーチはティーンエージャーが多いので子連れなら徒歩5分くらいの「パラワン・ビーチ Palawan Beach」がオススメと聞き、そこへ向かいました。

予定としてはシロソビーチに行って、そこにある「カフェ・デルマー Café del mar」というスペインで有名なリゾートカフェに行くつもりでした。

そのカフェはビーチの前にあり、飲食すれば併設のプール更衣室も利用できるということなので、子供だけ泳がせて私はのんびりと思っていたのでした。

パラワンビーチヘ着いた途端、水着になり、息子は海で延々と遊んでいました。波もほとんどなく、安心して遊ばせられます。

沖にタンカーが見えるところがシンガポール!と言えるのではないでしょうか。

パラワンビーチにはシャワー、更衣室もあり、レストラン、フードコートやコンビニ、ショップがあり、とても便利。

つり橋があり、渡るとそこはアジア大陸最南端ポイントとのことで、一応見に行きましたが、特に感慨はなしでした。

1日ではまわりきれないセントーサ島

海で遊びつくし、気付けば17時。

このまま夜もいて「ソング・オブ・ザ・シー Songs of the Sea」という光と音楽のナイトショー(19時40分、20時40分スタート、S$8)を楽しんだり、大型マーライオンのライトアップを見るのも考えましたが、日本出発から強行スケジュールで動いていたので、帰ることに。

着替えてすぐ、運よく来た無料シャトルバスに乗り、スカイライドでケーブルカー乗り場まで行きました。

帰りのケーブルカーでは、交通の便のいい「ハーバーフロント」で降り、疲れていると言いながらも、せっかくだからと近いのでバスでチャイナタウンへ。

セントーサ島はアクティビティが充実していて、ビーチも入れると1日だと回りきれませんが、子ども連れなら水着とタオル持参で少しでも遊ばせてあげて下さいね。

セントーサ島

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