ぜひ味わって欲しい「バクテー」の名店「発起人肉骨餐館」と、秘伝の超お手軽レシピ


Published on 09.06.07

【イイネ★シンガポール01】ぜひ味わって欲しい「バクテー」の名店「発起人肉骨餐館」と、秘伝の超お手軽レシピをご紹介

「バクテー」はオイシイ!

「バクテー Bak Kut Teh」(肉骨茶)とは、豚のスペアリブを漢方やニンニクと一緒にコトコト煮込んだ、具だくさんのスープ。

マレーシアに移住した中国人労働者が生み出した料理といわれていますが、いまやシンガポールを代表する料理のひとつ。

なんともいえないスパイスの効いたスープで煮込まれた柔らかい豚肉は、シンガポールのパサパサとしたライスにピッタリ。

そして、「油条」(ヨウティヤオ、揚げパンのようなもの)をスープにひたして食べると満腹感も増します。

バクテーとの出会いは、会社の研修で単身シンガポールへ来た4年前のこと。最初に感動したのが、このバクテーを食べたときでした。その後、半年間の研修を陰で支えてくれたのも、このバクテーといっても過言ではないのです!

ちなみに、その後は研修の際に出会ったインドネシアンチャイニーズの夫と結婚。07年11月からシンガポールで暮らしています。そして、現在妊娠6ヵ月。

もうじき生まれるわが子とともに、シンガポールの「イイネ!」を伝えていければいいなと思っています!

人気店「発起人肉骨餐館」

さて、バクテー屋はシンガポールには何百軒とあるのですが、今回はそのなかでもとっておきの1軒を紹介します。

バレスティア・ロード Balestier Road」沿いにある、「発起人肉骨餐館 Founder Bak Kut Teh Restaurant」です。

 

いつ行っても行列の人気店ですが、土曜日の夜もやはり行例をなしていました。

待つこと20分ほど。入り口で店員さんが順にオーダーをとりにきてくれます。

品数は6種類ほどなのでとくにメニューはなく、店員さんが口頭でメニューを教えてくれます(英語はカタコト)。写真で赤いポロシャツを着ているのが店員のお姉さん。

店内の壁は、ところ狭しとオーナーと来店した女優や俳優のツーショット写真で埋め尽くされています。

店内の奥にいつも座って店内をながめているのがオーナーのおじさん。お店にちょっと変わったおじさんがいたら、それはオーナー。

お客さんは家族連れが多く、まだ生まれたてのような赤ちゃんからさまざま。もちろん、幼児用の椅子も完備しています。

お腹いっぱいたべて1600円

今回は、バクテー2人前(Long Rib)と「Salted Veggie」(高菜の炒めのようなもの)、「バーレイ Barley」(麦を煮て砂糖で味付けしたドリンク)をオーダー。

バクテーはライスか麺を選べ、油条はバクテーに付いてきます。

バクテーのスープはちょっと胡椒がきつめに効いていて、お肉はお箸でするりと骨からとれるほど柔らかいです。

スープは定期的にスタッフが足しに来てくれます。骨はテーブルのうえにそのまま置いてオーケー。

日本ではお行儀が悪いかもしれませんが、テーブルのうえは骨がごろごろと転がっています。

油条をバクテーのスープにひたして食べると二度楽しめます。小さい子供は麺をオーダーして、ちょっとだけスープを足して食べたりしてました。

今回、大人2名ぶんのバクテー、Salted Veggie 1皿、ドリンク2杯、ライス2人前、油条のおかわりをしてS$24(約1600円)。

気取らないお店の雰囲気と味、そしてリーズナブルなお値段。ぜひオススメのお店です。

発起人肉骨餐館
住所:347 Balestier Road
電話: 6352-6192
営業時間:12時〜14時、18時〜27時(火曜日定休)
アクセス:最寄りに駅がないのでタクシーが便利。オーチャードから10分ほど。

「バクテーの素」のお手軽レシピ

シンガポールでバクテーを気に入り、「日本でも食べたい!」と思った人のために、義理の母に教えてもらったとっておきの超カンタンレシピをご紹介。

シンガポールで「バクテーの素」を入手してください。

下の写真は、シンガポールのスーパーで売られているバクテーの素。中身はティーバッグのようになっています。1袋S$1.20(約80円)。

そして、下の写真ドライタイプの「チャイニーズデーツ」(日本名では「ナツメヤシ」)。

このままでもほんのり甘く、オイシイのですが、シンガポールではよく売られています。このデーツ、少し煮て氷砂糖を入れて飲むと低血圧や生理不順にいいとか。

まず、鍋に1.5リットルの水を注ぎ、「Bak Kut Teh Spice」1袋、チャイニーズデーツを7個くらい、ニンニクを7片(皮つき皮なしどちらでもオーケー)、骨付き豚ばらを1キロぐらい入れ30分ほど煮込んだら完成。

もう少し煮てもいいですが、バクテーの素は30分以上入れたままだとスパイシーになりすぎるので注意。

料理があまり得意でない私でも、とてもカンタンにできました。アレンジとして、このバクテーの素をラーメンのスープにしてもとってもおいしいですよ。

みなさん、ぜひお試しあれ。

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