キャンセルはできる? 座席指定はできる? 「格安チケット」のデメリットを理解してカシコく活用しよう


Published on 09.06.12

【旅*流儀34】キャンセルはできる? 座席指定は? 「格安チケット」の制約を理解してカシコく活用しよう

格安チケットの使い勝手

このところ、正規割引チケットの使い勝手がよくなってきました。

が、まだまだ格安航空券も多く出回っているので、できれば航空券は安く購入し、浮いたぶんは現地で楽しむために使いたいですよね。

ご存知のとおり、航空券にはさまざまなタイプや価格があります。

エコノミー、ビジネス、ファーストなどクラスごとにサービスは異なりますが、同じクラスでは機内に一歩入ってしまえば、受けられるサービスは同じ。

格安チケットであろうとノーマルチケットであろうと、マイレージ特典の無料航空券であろうとも、同じですよね。

搭乗前であれば、予約クラスによって、オーバーブッキングの際なら正規チケットから順にアップグレードされたり、座席指定で恩恵を受けられることもありますが…

破格のチケットはすぐ売り切れ…

格安航空券には、当然のことながらメリット、デメリットがあります。

メリットはいうまでもなく、格安であること。

たとえば6月中の成田発ロサンゼルス行きの場合、エコノミーの正規料金では約49万円。航空会社未定の格安チケットだと、なんと2万円台からあります。

しかし、しつこいようですが機内のサービスは同じ。ならば安いほうがいいに決まっています。

では、デメリットは?

これは細かく言えばきりがありませんが、入手しにくいチケットのが最大のデメリットかも。

目玉商品として売り出しされますが、座席数は限られています。

売り切れても、ネットなどではその料金が案内されたままですが、連絡してみるとすでに売り切れということも少なからずあります。

友人がネットで破格のチケットを目にしたので、何社かに連絡したところ、どこもすでに完売。

「こういったチケットはどうしたら買えるの?」と質問したところ、「希望の商品があればすかさず電話してください。バーゲン商品は数席しかなく、とくに人気の行き先では初日に完売してしまいます」とのこと。

日付変更不可などの制約も

さらに、格安航空券には子供料金の設定がないことが多く、空港使用料なども大人料金をとられることがあります。

また、航空代金のほかに手配手数料を取る旅行会社もあるので、事前にしっかりチェックしておきたいもの。

希望のチケットが取れたら「ついている」とうれしくなり、旅行気分がだんだんと盛り上がってきます。

ただし、都合が悪くなってもキャンセル料は期待できません。

キャンセル料が3万円など制約がついたりすることが多く、入金してすぐに発券されますが、発券後は日程の変更もできないのでご注意を。

「ナンバー」があれば座席指定は可能

気になるのが、事前座席指定ができるのかどうか。

とくに赤ちゃん連れは、希望する座席を指定しておきたいですよね。

格安航空券では直前まで航空会社未定だったり、出発当日まで指定ができないこともあります。

しかし、チケットナンバーさえわかれば、航空会社は格安購入であっても座席指定をしてくれます。

とはいえ、旅行会社が団体旅行扱いの座席を格安航空券として切り売りする場合は、航空会社に連絡をしても「名前がありません」といわれてしまったりします。

この場合は、出発直前に送られてくるEチケット*の控えをみて、はじめて詳細がわかります。

この段階になってしまうと、希望の座席は埋まっている可能性が高いので、当日空港に早目に行き、チェックインカウンターでできるだけ希望に近い席に変えてもらうしかありません。

空いている便ならいいですが、夏休みのハワイ便など慢性的に混んでいる場合は望みは薄くなります。

「希望がかなえばラッキー」くらいに考えていたほうがいいでしょう。

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