Published on 09.06.14
【香港虎の巻01】ネイザンロードに100万ドルの夜景、ここに暮らす多国籍な人々…国際都市「香港」の魅力をおさらい
さまざまな顔を持つ「香港」
1997年にイギリスから中国へ返還された香港は、西洋と東洋が混ざり合う魅力溢れる国。
近代的な高層ビルの街から一歩横道に入ると、露天の並ぶ下町の風景が広がっていたり、繁華街からバスで30分ほど走ると緑豊かな自然公園があったり。
西洋と東洋、新と旧、都会と自然、さまざまな顔を併せ持つ香港を紹介したいと思います。
香港は「香港島、九龍、新界、それから260あまりの離島から成ります。面積は1100万平米ほどで、東京都の半分ぐらいの大きさしかありません。
そんな狭いところに700万人もの人が住んでいるのですから(東京都23区の人口は400万人ほど)、あの高層アパート群も納得。
それでいながら、香港の国土の約70パーセントは手つかずの自然で、政府から保護されている土地も多いのです。香港が自然にあふれた国だなんて、あまり想像できないですよね。
香港の中心地は?
香港の観光名所は、おもに九龍地区と香港島。
九龍地区といえば、道の両側からネオン輝く看板が張り出している「ネイザンロード Nathan Rd.」(彌敦道)が有名です。
眠らない街・香港を象徴するように、朝から晩まで賑やかなこの大通りを中心に繁華街が広がっています。
このネイザンロードから一歩裏道に入ると、観光客にも人気の「女人街」(ノイヤンガイ)や「男人街」(ナーンヤンガイ)があり、地元人から観光客までいつも人があふれるとても活気のある一帯。
香港島はイギリスの植民地となる以前は、いくつかの漁村があるだけの島でしたが、いまでは近代的なビルが立ち並ぶ国際金融都市となりました。
ここ香港島には「100万ドルの夜景」が眺められる場所として有名な「ヴィクトリア・ピーク Victoria Peak」があり、ネイザンロードと並ぶ人気スポットです。
あと香港島で忘れてならないのは、香港名物の2階建て路面電車のトラム。
香港島の東西をゆっくりと走るこのトラムに揺られながら、香港の街並みをのんびり眺めるのもなかなかいいものです。
【関連くちこみ】2階建てトラム、フェリー…香港ならではの乗り物を楽しもう
自然豊かな「新界」エリア
「新界」(しんかい New Territory)は香港の約70パーセントの面積を占める、自然豊かな広大なエリア。
最近は開発が進み、高層団地の並ぶニュータウンも増えましたが、古くからある小さな村があちらこちらに点在し、九龍や香港島とは違った、ゆったりとした時間が流れています。
新界には、下の写真のような昔ながらの住居も。
観光で来た人にはあまりなじみのないところですが、ハイキングコースや自然公園もたくさんあり、九龍や香港島とはまったく違った雰囲気を味わえるので、時間があれば一度足を運んでみてください。
ランタオ島にある「ディズニーランド」
空港やディズニーランドのある「ランタオ・アイランド」(大嶼山)をはじめ、香港には大小さまざまな離島がたくさんあります。
「チュンチャウドウ」(長州島)や「ラマ・アイランド」(南Y島、下の写真2枚)は自然も多く、クルマも走っていないため、癒しを求める香港人の人気スポット。
世界的な国際都市・香港
香港の街を歩いていると、広東語を流暢に話すインド人やパキスタン人の姿を見かけ、ビックリすることがあります。
彼らの多くは香港で生まれ、香港国籍を持つ人々。イギリス統治時代にインド・パキスタン人は警察官や兵士として香港へ呼び寄せられました。
これは権力のある役職を彼らにさせることで、民衆の敵をイギリスからそらす目的があったとされています。
香港が中国へ返還されたあとも商人などとして香港へ残った人々も多く、こうしてしっかりと根を下ろして生活しているようです。
街を歩いているとインドレストランやインド雑貨店をよく目にします。インド人は中国人に負けず劣らず、商売上手なんですね。
香港は買い物天国でもあります。そして、バーゲンのシーズンはもうそこに。
ぜひみなさん、香港に遊びに来てくださいね!
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