「カネオへ湾」に浮かび上がる白砂のサンドバーは絶景だった…「天国の海ツアー」に参加してみた


Published on 09.06.08

【ハワイだより38】「カネオへ湾」に浮かび上がる白砂のサンドバーは絶景だった…「天国の海ツアー」に参加

絶景スポット「天国の海」へ

以前から気になっていた、「天国の海」。

日本のCM撮影などにもよく使われているそうで、フリーペーパーなどに載っている写真もホントにキレイなんです。

ツアーでしか行けないスポットだとのことだったので、思い切って家族で参加してきました。

 

「天国の海」とは、干潮時に現れる白砂の「サンドバー」(砂州)の見える風景を称してつけられた商標(通称)のこと。

今回ご紹介するツアー以外にも、「カネオへ湾」のサンドバーを訪れるボートツアーはいくつかあります。

ツアーにはワイキキからの送迎が付いているそうですが、わが家はハーバーで現地集合。オアフの東海岸「カネオヘ Kaneohe」の港「へエイア・ボート・ハーバー heeia boat harbor」からボートは出発します。

この日のボートは、日本からの家族連れやカップルなどで満席状態でした。

海に浮かび上がる「サンドバー」

ボートが港を出ると、陽気なお姉さんがマイクを持ってツアーの注意事項などを説明してくれました。

7分ほどで「サンドバー」(砂州)と呼ばれるエリアに到着。

港からだいぶ離れた沖合なのに、干潮時には海水がひざの高さほどまでしかない白い浅瀬が浮かび上がります。

説明によると、この浅瀬は「古代ハワイ」と呼ばれるころにできたもので、白く見えるのは砂ではなく珊瑚のかけらなのだそう。

美しいコオラウ山脈をバックに、ほかに遮るものはなにもないなかで、スタッフがひと組ずつ記念撮影をしてくれましたが、わが家の子どもたちは撮影そっちのけで、海中をのぞきこんでナマコを探して遊んでいました。

サンドバーの美しさは、想像以上でした。まわりにはなにもなく、ぽっかりと海に浮かんだ白い浅瀬にいると、すっかり日常を忘れてしまいそう。

ワイキキやアラモアナとは、同じ海でも雰囲気がまったく違います。はじめて出会うハワイの一面を見たような気がしました。

スノーケリングも楽しみます

ひとしきりサンドバーの美しさを堪能したあとは、ふたたびボートに乗り込んでスノーケリングのスポットへ移動。

その間、ボートのうえでランチをいただきました。

クロワッサンやマフィン、サラダ、チップスなどなど、海のうえというロケーションも手伝ってかどれもごちそうに感じられておいしかった。子どもたちもだいぶおかわりしていました!

スノーケリングはちょっとムズカシイので、9才の長男と夫のふたりが挑戦することになり、次男と私はボートでお留守番。

スノーケリングの前には用具の使い方や安全についてのくわしい説明があり、「大丈夫!」と思えた人だけが出発します。

足が届かない深いところなので、私たちの他にも子ども連れや女性の方でスノーケリングにはトライしなかった人が何人かいました。

シュノーケリングの見どころはウミガメだったのですが、残念ながらこの日は海中には発見できなかったそう。

ウミガメの姿を確認

見られないのはかなりめずらしいそうで、その後ボートで港へ戻る途中では何匹かのウミガメの姿を見ることができました。

すぐそばに感じられるほど肉眼とはっきりと見ることができ、みんな大興奮! カメラにもバッチリ写ってくれて感激です。

港に戻ってツアーは終了。フレンドリーなスタッフのおかげもあり、とても楽しいツアーでした。

ワイキキからバスで来られた皆さんは、ココからまた帰りのバスに乗ります。

港に戻るボートで「バスのなかはエアコンが切ってあるので、濡れた水着のまま帰っても心配ない」との説明が。

スタッフがしきりに言っていたのが、「とにかく日焼け止めをたくさん塗るように」ということ。

ちょっとでも気を抜くとかなり焼けてしまうそうです。ボートに乗っている間も陽があたる側に座っているとかなり暑いので、帽子やサングラスを持っていくのもオススメです。

子どもにも日焼け対策を万全にして出かけたいですね!

キャプテンブルース
料金:
大人(12才以上)/85ドル、子ども(2~11才)/75ドル

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