Published on 09.07.10
【旅*流儀38】システムや料金を理解してカシコく利用したい…「成田空港」民間駐車場の選び方
クルマで行くのがラクチン
今回は、 成田空港での駐車場の利用について考えてみたいと思います。
子連れの場合、なんといっても空港まではクルマで行くのがラク。
小さな子ども連れだと、スーツケースのほかにベビーカーもありますし、電車やバスのなかで抱っこしたりするのもタイヘン。空港に着くまでに疲れてしまうことも。
クルマなら家から空港までダイレクトに行けるし、天気に左右されず荷物の持ち運びも最小限ですみます。
かつては時間が確実な成田エクスプレスで行ったり、帰りはリムジンバスとタクシーを組み合わせて自宅まで帰ったりしていましたが、クルマで行くようになってからこの快適さをおぼえました。
駐車場のタイプを理解しよう
さて、成田空港周辺には民間のパーキングがたくさんありますが、内容、料金、サービスもさまざま。
預けるシステムは、大きくわけるとつぎのとおり。
- 行きはパーキングの事務所に直接クルマを持って行き、そこから送迎バスで空港まで送ってもらい、帰りは空港から送迎バスで事務所まで行くタイプ
- 行きは1と同じで事務所から送迎バス、もしくは自分のクルマで空港まで送ってもらい、帰りは空港までクルマを持ってきてもらうタイプ
- 行きは空港ターミナルでクルマを預け、帰りも空港までクルマを持ってきてもらうタイプ
空港で預ける場合、東関道の「酒々井サービスエリア」を過ぎたらパーキングの事務所に電話し、空港出発ターミナルの指定場所で待ちあわせます。
でもこの空港受け渡し、じつは正攻法ではないもよう。
平成18年12月に成田空港ターミナル前の道路が駐車禁止から「駐停車禁止」に法改正。
空港では、所定の場所で待ち、クルマを引き取る業者の運転手が声をかけてくれてくれたら、ササッと受け渡しをします。
上記の3タイプのいずれも、引き渡しの際に料金を払い、帰国日の案内の用紙をもらいます。
パーキングにより、お金を払って終わりのところもあれば、預ける際クルマのキズをチェックして、用紙に記入し同意を得る会社も。
帰国日は、空港引き渡しの場合、荷物を受け取り、通関したら会社へ到着した旨を連絡し、指定場所で10~15分くらい待ちます。
送迎バスの場合も、通関後に連絡し、バスを待って事務所へ向かいます。
預ける際の注意点は?
では、預けたクルマはどうなるのでしょうか?
屋根付き、固定式(ほかの場所へのクルマの移動なし)などをうたっているところ以外は、広大な敷地に移動され、帰国日まで置いておかれます。
洗車サービス付きや、オプションで洗車を選んだクルマは帰国日当日に洗車されてクルマを返してもらいます。
洗車でキズがついてもイヤなので、最近は洗車はお願いしませんが、青空のもと吹きさらし状態のところに置かれているためか、季節、気候によってはけっこう汚れて帰ってくることも。
黄砂の時期に預けたときは、かなり砂まみれでした。
屋根付き(シャッター付き)で預ければ汚れはさほど気にならなくなると思いますが、当然料金はアップ。
気をつけるべき点は、クルマのエンジンをかけたまま引き渡す場合、うっかり家のカギを付けたキーホルダーごと預けてしまったり、ETCカードを車内に残したままにしないこと。
海外旅行中、二世帯同居などでない限り家は空き家なので、最悪盗難に合う可能性も否めません。
まさかそんな悪質なことはないだろうとは思いますし、前述のミスを両方おかしてしまった私自身被害はないですが、やはりなにかあってからでは後悔しますよね。
「成田空港民間駐車場事業協同組合」という、千葉県から認可を受けている団体があるので、心配ならばこの組合に加入しているパーキングなら万一の際は安心かもしれません。
利用した駐車場について
わが家のキホンは、多少高くついても利便性を重視して、空港預け空港返しのパーキングを利用すること。
これまでネットで見つけたり、知り合いのクチコミで利用したことあるのが、かえるパーキング、アジアパーキング、Z1パーキングなど。
ココで成田周辺駐車場でのギモンなのですが、名称が違うのに住所は同じところがけっこうあります。
名称をわけて(ホームページや予約電話番号も違う)少し料金を変えたり、キャンペーンをそれぞれで行って集客したりとしているようですが、実態は同じ。
たとえば、私も利用したことのある「アジアパーキング」ですが、ジャガーパーキングも所在地は同じでKonan Groupがやっているようです。
時間があればHPなどで比較して、納得のいく会社を選んでくださいね。
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