Published on 09.07.19
【香港虎の巻06】乗り物はもちろん、コンビニでも便利に使える…小銭いらずのプリペイドカード「オクトパスカード」
便利な「オクトパスカード」
海外へ行くと、気がつけば財布のなかは小銭でいっぱい…なんてことありませんか?
その国のお金に慣れないうちは、小銭は使いづらい。増えてしまった小銭をガンバって使おうとして、レジのまえでモタモタ。
けっきょくアセって紙幣で払ってしまい、さらに小銭が増えてしまう。そんな経験をしたのは私だけではないはず。
でも「オクトパスカード」(八達通卡)があれば、そんな小銭のわずらわしさから解放されるのです。
オクトパスカードは、香港のチャージ式IC乗車券。日本でいうところのJR東日本のSuicaもしくはPasmoのようなもの。
【関連くちこみ】コレ1枚で香港中をスマートに移動「オクトパス」
コレ1枚で電車はもちろん、フェリーやトラムなど、タクシー以外の香港中のさまざまな乗り物に乗車可能。
お釣りの出ないバスに乗るときにも、このオクトパスカードはとても重宝するのです。
もちろん、ヴィクトリア・ピークへ登る登山電車の「ピーク・トラム The Peak Tram」にだって使用可能。
ヴィクトリア・ピーク駅は、いつもピークへ登る人々で長蛇の列。でも、じつはこの列は窓口で乗車券を買う人の列なので、オクトパスカードがあれば長い待ち時間もなく、あっさりと改札内へ入ることができるんです。
乗り物以外にも使えて便利
「そんなに乗り物には乗る予定はないから、オクトパスカードなんて必要ないワ」というアナタ。
オクトパスカードは「四通八達(四方八方に通じている)」という名前の由来どおり、使用範囲は多岐にわたっているのです。
「パークン PAEKn」(百佳)や「ウェルカム Welcom」(恵康)といった大手スーパーや、セブン-イレブンなどのコンビニはもちろん、ドラッグストアでの買い物にも使用できます。
またマクドナルドなどのファーストフード店や、「アローム Arome Bakery」(東海堂)や「マキシム Maxim’s」(美心西餅)などのベーカリーチェーン店、さらに一部レストランでも使用可能です。
そのほかには、自動販売機でも使えるほか、カプセルトイ販売機やスピード写真、駐車場でも使えるなど、オクトパスカードの使用範囲はまさに四方八方に広がっています。
お財布を忘れてしまっても、このオクトパスカードさえあればなんとかなる、というほど香港では頼もしい存在なのです。
コンビニや駅でチャージ可能
オクトパスカードの購入はとてもカンタン。
MTR構内の「客務中心」(カスタマー・サービスセンター)ならどこでも購入できます。
広東語ができなくても「オクトパスカード、プリーズ」といえば通じるので大丈夫。身分証明書の提示や申込書なども必要ありません。
増額も客務中心の窓口でできるほか、MTR構内の「増値機」という機械でもできますし、コンビニなどでも増額可能。
ちなみに、窓口やコンビニで増額する場合、香港では「Recharge(リチャージ)」とはいわず、「Reload(リロード)」というので間違えのないように。
なお増額の上限は1000香港ドルですが、オクトパスカードは紛失しても補償はないので、あまり高額リロードはしないほうがいいかも。
コラボ型カードも人気
オクトパスカードの普及率は100パーセント以上。
「ん、ひとり1枚以上持っているの?」とギモンに思いますよね。オクトパスカードはカード版のほかに、キーホルダー型や腕時計型もあるのです。
いま売り出し中なのは、マイメロディーとのコラボオクトパスカード。キーホルダー型でとってもカワイイ。
こういったオクトパスカードを集めている人もけっこういるので、100パーセント以上の普及率になっているようです。
オクトパスカードの使用期限は最終入金日より3年間ありますので、香港へたびたび訪れる人なら1枚はもっていたいアイテム。
香港に来たならオクトパスカードを手に入れて、キャッシュレスで快適な香港生活を楽しんでください!
海外旅行を便利にするサービス PR
・格安ツアーと航空券なら「H.I.S.」
・JALマイラーなら「JALパック」
・格安ツアーは「ABロード」で検索
・空席のみ検索して即予約「トルノス」
・ポイントもバッチリ「楽天トラベル」
・エアアジアは「Expedia」で予約
・定番の予約サイト「エクスペディア」
・プチホテルも網羅「Booking.com」
・アジアのホテルに強い「agoda」
・海外OPツアー予約の定番「Alan1」
・ハワイに強い「ダラーレンタカー」
・家族特約つきなら「JCBゴールド」
・子供専門英会話「リップルキッズ」