【子連れグアム】米軍基地移転による建設ラッシュを迎えたグアム。不動産購入はいまがチャンス?!


Published on 09.08.26

【グアムだより52】沖縄からの米軍基地移転による建設ラッシュを迎えたグアム。不動産を購入するならいまがチャンス…?

グアムの不動産事情について

グアムは現在、建設ラッシュと言われています。

2014年までに、沖縄の海兵隊8000人とその家族9000人がグアムに移転してくるためで、軍の関係者を含めると、それ以上の人がグアムに来ることになります。

現在の人口は、約17万人。
移転後は20万人近くになるといわれており、高収入の軍関係者をターゲットとした販売価格100万ドル近い戸建ても建ちはじめています。
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つぎつぎと新しい賃貸物件が増えているグアムですが、部屋を探す前に考えておきたいポイントがいくつかあります。

まずは、住みたいエリアや予算、間取り、セキュリティー面について。

つぎに、アパートもしくはタウンハウス(共同庭の集合住宅)、スタジオ(間仕切りなしのワンルーム)、コンドミニアム(マンション)、一戸建てなど住まいのタイプについて。

そして最後に、光熱費や水道料金、ネットの接続費などが含まれているか、家具は含まれているかといった細かいオプションについて。

グアムの賃貸物件は?

ホテルの多いタモン地区にはコンドミニアムが多く、海も近く買い物にも便利なため値段は高め。

プールやテニスコートがついているところもあり、広さにもよりますが、相場は2ベットルームで月1000ドルくらいから。

日本人が多く住んでいるような、セキュリティーがしっかりしているコンドミニアムはもう少し値段が高く、共益費も毎月支払う必要があります。

タモンに近いタムニングは、学校も近くにあり家賃もお手ごろで、高級コンドミニアムよりアパートや1戸建てが多いエリア。

しかし、セキュリティー面から犬を飼っている世帯が多く、その多くは放し飼いのため、住宅地には野犬のように犬がうろうろしています。

このあたりの2ベットルームは800~900ドルくらいで見つけることができます。なかには庭付きタウンハウスが4ベットルームで1400ドルのオトクな物件も。

朝市で有名なデデドも住宅が多く、マイクロネシアモールやスーパーマーケットも近く、買い物に便利なロケーションです。

安い物件を探したければ、緑豊かな南部へ。しかし、日本人はほとんど住んでおらず、田舎のため、買い物などはタモン地区まで行くことになり少しタイヘンかもしれません。

物件はどうやって探せばいい?

グアムには、タモン地区やマリンドライブ沿いに不動産屋が何軒かあります。

日本と同様に、希望を伝えると物件のリストを見せてくれ、そのなかから気に入ったものを選ぶと実際にクルマで案内してくれます。

また地元新聞の「PDN」(ABCマートや販売機で購入可能)やローカルフリーペーパーの「SUPER SHOPPER」(ペイレス・スーパーマッケットなどに置いてある)などに載っているエージェントに連絡する方法も。

グアム新聞には、日本語での問い合わせ可能なエージェントも載っています。

ただし、日本語ができたり日本人のエージェントがいるような大手の不動産屋は、メジャーで高級なコンドなどを紹介してきます。

「安い穴場を探したい!」と思う人はローカルの不動産屋に飛び込むか、街角にある「For sale」や「For rent」の看板に顔写真付きで載っているエージェントに電話するといいと思います。

売り上げは自分のコミッションになるため、親切に対応してくれます。

間取りの表記は、たとえば「3br/2.5ba」は、ベットルームが3部屋でバスタブとトイレのついているフルバスルームが2つ、トイレだけのハーフバスがひとつという意味。

海が見える場合は、OceanView、海が目の前の場合は、OceanFront。

日本人は借りやすいのがうれしい

契約に関しては、グアムでは審査が甘く、夫が契約したときにはまだグアムの仕事も決まっておらず預貯金証明も出していないのに、日本人であるというだけで信頼されて契約ができました。

グアムでは日本人は仕事探しに困らず、そこそこの給料をもらえるからでしょうか。
ビザの確認もせず、家賃1ヵ月ぶんとデポジット(敷金)1ヵ月ぶんの計2ヵ月ぶん支払って即契約。
グアムの賃貸アパートは家電(冷蔵庫・洗濯機・エアコンなど)が備え付けのところが多く、なかには家具付き(ベット・ダイニングセット・ソファーなど)のところもあり、契約してすぐ住むことができます。

ただし、水道や電気代が含まれていない場合は不動産契約書を持って個別に電気会社(GPA)や水道会社(GWA)、電話会社(GTA)などに行って契約する必要があります。

また、グアムは郵便配達をしない地域も多いので、配達外の地域の場合は郵便局に行って公共のPOBOX(私書箱)の契約をするか、民間のPOSTNETなどと契約し、PMBを持つ必要があります(有料)。

もちろん、定期的に郵便物を取りに行かなくてはいけません。

あとアパート契約時に忘れてはいけないのがジェネレータの有無。グアムはしょっちゅう停電があるので、電力のバックアップ装置が付いているかは重要です。

わが家にはジェネレータは付いていませんので、小型の無停電電源装置(UPS)を購入してパソコン類だけを停電から守っています。

不動産購入はいまがチャンスかも…?

米軍移転に備えて、グアムではこれから不動産価格が高騰していくと見込まれています。

いまなら20万ドル以下で一軒家も買えたりしますので、本格的にグアムでの不動産の購入を考えている人は、いまが最後のチャンスかもしれません。

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