Published on 09.08.21

【旅＊流儀44】空港ガイド冊子、コンビニ、見学デッキのスタンプ台…成田空港内の穴場をチェック！

時間があまったときの、成田空港での過ごし方

空港に早めに到着し、航空会社カウンターでチェックインをしていると、飛行機の出発時間が遅れることが判明。出国前に利用できるラウンジでお茶をしたり、レストランでの飲食などで時間を潰しても持てあましてしまう……

そんなときは、さてどうしましょうか？

大人なら座って本でも読んでじっと待っていられますが、子どもはそうはいきません。

この「旅＊流儀」の第1回目のコラムでも、「成田空港活用術」として出国手続き後に利用できるプレイルームなどを紹介しました。

【関連くちこみ】搭乗前を有益に過ごすための「成田空港活用術」

今回も、「子どもが少しでも退屈しないように。そして、できることなら疲れて機内ではおとなしく寝てくれるように！」という願いを込めて、先日の旅行で発見した成田空港の知らなかったスポットをご案内しますね。

マニアも納得の冊子「成田空港ガイドブックA to Z」

成田空港内で、なんとなく目に付いた「成田空港ガイドブックA to Z」を、空港好き、飛行機好きの私は手に取ってみました。

第1ターミナル、第2ターミナルの概要がまとまっていて「マニアック内容がおもしろい！」と捨てずに持って帰りました。
この冊子には、空港の利用法から、お店などがくわしく載っており、日本語版、英語版、韓国語版、中国語版（繁体字･簡体字）が発行されています。

飛行機の飛び立つ姿がみらる「デッキ」はオススメ

子どもに最適、親には好都合な場所といえば、成田空港第1ターミナルなら中央ビル5階にある「展望デッキ」、第2ターミナルなら4階の両端（北側、南側）の「見学デッキ」。
名前からもわかるように、国内線のどの空港にでもありますが、屋外でそこから空港が見渡せるスポットで、どちらも7時から21時まで利用可能。
ここなら、飛行機はすぐ間近、エンジン音もするので、多少大きな声ではしゃいで走りまわっても、周りの人も気になりません。

また、100円でしたが望遠鏡もあるので、覘かせると大満足！

飛行機好きのわが子のために、 2～3才のころ羽田空港へ飛行機見学にたびたび行っていたのを懐かしく思い出しました。

第2ターミナルのデッキからだと、サテライトまでの移動のシャトルが行き交うのも見ることができます。

また、私たちが行ってみたのは第2ターミナルの「北見学デッキ」でしたが、入口にスタンプ台があり、大人目線で見れば大したことはないですが、子どもにしてみれば大きなスタンプを押すのは楽しかったようです。

そこには「なりナビ」（上の写真・右）という子供向けの冊子が置いてあり、大人の私でも「おもしろいかも？！」というタイヘン充実したものでした。

漢字にはふりがながついていて、写真付きで成田空港の概要がいろんな視点から書かれていて、さらに成田に乗り入れている航空会社が全社、写真で国別に載っています。

あとからわかりましたが、「なりナビ」の中にスタンプを押すページがありました。

最後のページには、「エアバス380」（ヨーロッパのエアバス社による2階建て・世界最大の航空機。成田発ではシンガポール航空が2008年5月から就航）の紙飛行機が作れる切り離し型のになっていました（完成させるにはノリが必要）。

複数あって便利な空港内コンビニをチェック

また、空港内には買い忘れた物をお手ごろに買えるコンビニが複数あるのはご存知ですか？

わが子は食べず嫌いも多く、機内食が口に合うとも限らず「ヘンな時間にお腹がすいた！」なんてことにもなりかねませんので、空港でおにぎりを買うことも多く、空港内のコンビニはけっこう利用しています。

第1ターミナルなら、JR、京成の成田空港駅の地下1階に成田空港サービスが運営する「レオパール」、5階に「ローソン」（ここは目に付きやすいので利用者も多いはず）があり、第2ターミナルには、地下1階には唯一のコンビニ「レオツー」があります。

ここでは、普通にいろんなものが売っていますので、買い忘れた物も調達できます。行き先によっては（ハワイなど）朝ご飯を購入できるので重宝します。

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世界500以上の空港で使えるラウンジパス

ラウンジ利用のコラムも以前書きましたが、今回成田空港で発見したのが、全世界500以上の空港ラウンジが利用できる（利用航空会社、クラスに関係なく）「プライオリティ・パス Priority Pass」です。

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年会費は「スタンダード」99ドル（手ごろな年会費で1回につき27ドルでラウンジ利用が可能）、「スタンダードプラス」249ドル（年間10回ラウンジ利用が無料）、「プレステージ」399ドル（年間好きなだけ利用可能）。
成田空港で利用できるのは、「無料空港ラウンジサービス」のコラムでも紹介した「共通ラウンジ」となり、同伴者は27ドルで利用可能です。

年に1度だけなら必要ないかもしれませんが、たとえばご主人が海外出張もある場合などは利用頻度は高いかもしれませんので、けっこう使えるかもしれませんね。

プライオリティ・パス