Published on 09.08.28

【子連れイギリス】スターアライアンスの「提携航空会社特典航空券」で、ビジネスクラス＆乗り継ぎ便を利用してイギリスへ

18万マイルを利用してイギリス旅行！

09年8月、3才の息子と出かけた8日間（機内泊1泊）のイギリス旅行。

今回の旅の最大の目的は、本物のトーマスに会えるというイベント「Day out with Thomas」（09年8月8日〜16日）。

毎年、イギリスでイースターと8月に行われていることを知り、「私も会いたい！」と思ったから。

今回、目的地のイギリス・ロンドン（ヒースロー国際空港 Heathrow Airport）まではマイレージの特典交換を利用して飛ぶことにしました。

わが家は「ANAマイレージクラブ」でマイルを貯めており、今回の旅行で利用する予定のマイル数は18万マイル。

ロンドンへは、ANAの直行便で行ったほうが使用マイル数も少なく、到着も早くていいのですが、以前利用したことがあったので、ほかのエアラインに乗ってみたいと思っていました。

候補に挙がったのが、ルフトハンザ航空とヴァージンアトランティック航空。

ヴァージンを利用する場合、成田からエコノミー3名分で、6万マイル×3=18万マイルでちょうどのマイル数。長距離のフライトとなるので、1名ぶんは別途購入し、全員ビジネスで行く選択肢もありました（ビジネスは9万マイル×2名ぶん）。

しかし、日本発のヴァージンのビジネスは予算オーバー。

そこで浮上したのが、韓国発のルフトハンザ航空のビジネスクラス。

ちょっと出費がかさみますが、ぐっすり寝ることもできて快適。飛行機もたくさん乗るからオモチャもたくさん貰えるし、複数の国の雰囲気が味わえるし……ということで、経由便を選びました。

韓国では日本のお盆休みは関係なく、航空運賃が2倍、3倍になることはありません。

大人2名分はマイルの特典交換でゲットし、子供の席は購入することに。

ルフトハンザのセンター（日本）に電話し、ソウル-ロンドンの往復で予約。ルフトハンザの韓国サイトで出ていた値段をその時点でのレートで変換してくれ、日本円で決済。

世界同時不況の影響もあり、日本発でもかなり安いチケットが出回っていましたが、韓国発だとウォン安も影響して、さらにお買い得な状況でした。
チケットの価格は、約20万円（チケット代16万円＋燃油サーチャージや空港使用料など約4万円）。
子供料金だったので電話しましたが、ルフトハンザの場合、ネットでも普通に発券国での値段で購入できるみたいです。

スターアライアンスの特典交換システムとは？

さて、マイレージ特典を利用して、国際線の予約ができるのは330日前から。

今回はスターアライアンスの「提携航空会社特典航空券」を利用することに。
これは、ANAも加盟する「スターアライアンス」のメンバー航空会社であれば、最大12区間（うち日本国内は4区間まで）まで組み合わせられる航空券。
必要マイル数はシーズンで変動することがないので、年末年始、GW、お盆など日本における繁忙期に旅行を計画する場合は、この「提携航空会社特典航空券」を検討してみるといいかもしれません。

結果、イギリス往復ルートとして選んだのは以下のとおり。

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往路：自宅最寄りの空港→（ANA・エコノミー）→中部国際空港（前泊）→（ANA・エコノミー）→韓国・インチョン国際空港→（ルフトハンザ航空・ビジネス）→ドイツ・フランクフルト国際空港（1泊）→（ルフトハンザ航空・ビジネスクラス）→イギリス・ヒースロー国際空港

復路：ヒースロー国際空港→（ルフトハンザ航空・ビジネスクラス）→フランクフルト国際空港（1泊）→インチョン国際空港→金浦空港へ移動→関西国際空港→（ANA・エコノミー）→自宅最寄りの空港

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区間マイル数は、自宅最寄り空港からヒースロー空港までが1万3915マイル。特典交換マイル数は、ビジネスで9万マイルで収まりました。

ただし、発券時点では国内線が空席待ちだったので、国内線の復路は別途購入（一部マイルによる特典交換も使用）も必要になりました。
今回移動に要した時間は、往路が50時間（フライト時間は16時間30分）。復路が16時間（フライト時間は14時間25分）。
中部国際空港→フランクフルト→ロンドンはその気なれば同日に移動できますが、子供がいたため、フランクフルト空港で宿泊しました。

韓国やドイツの雰囲気も味わえ、楽しく快適な移動となりました。