Published on 09.09.10
【子連れグアム】4ヵ月のときはエコノミー、8ヵ月はビジネスを利用…0才児を連れて「ノースウエスト午前発便」に乗ってみた
グアム行きの航空会社はNWを愛用
子供が生まれる前から、大好きで何回も訪れていたグアム。
子連れでの初海外旅行も行き慣れたグアムと決めていました。
いつも利用している航空会社はノースウエスト航空(NW)。初グアムのときノースウエストに乗り、マイレージの貯めやすさから、以来ずっとノースでグアムへ行っています。
09年2月、息子が4ヵ月のとき意を決してグアムへ。
事前に座席の予約番号を旅行会社から聞き出して、直接航空会社に電話をし、バシネットを予約しました。
ノースのバシネットの利用制限は体重10キロまで。予約のときに体重を申告する必要があり、当日チェックインカウンターでも聞かれました。
【0才4ヵ月】大型の機材&エコノミーでグアムへ
さて当日。
息子はまだねんねが中心の4ヵ月なので、ベビーカーはA型。ノースウエストは搭乗口までベビーカーを利用できたので、空港内はマイベビーカーで移動しました。
搭乗口でベビーカーを受け渡したあとは、空きがあれば機内のクローゼット、なければトランクへ収納されるとのこと。
グアムの場合、機内のクローゼットに収納されれば飛行機を降りてすぐのタラップでベビーカーを受け取れます。
が、けっきょくトランクに収納されていたようで、受け取るのにかなり時間がかかりました。
機内でのミッションは「いかにして息子をぐずらせず寝かしつけるか?」。
飛行機に乗る前から授乳の時間を離陸の時間に合わせるように調整し、離陸と同時に授乳開始! 上昇時の気圧の変化による耳痛も防止でき、一石二鳥。
いつもと勝手の違う授乳スタイルに不満を感じたのか、息子はちょっとぐずり気味。
でも周囲も2才未満の子連れが多く、お互いさま……という感じの連帯感に安堵しました。
水平飛行に入りシートベルトサインが消えたら、バシネットの出番。ただし、こちらから客室乗務員に言わないと、設置してくれません。
1回言ってもすぐには持ってきてくれず、しつこく何回も違う乗務員に言って、やっと持ってきてもらえました。
ベッドを壁に取りつけ、その中にクッションを3つとブランケットも2枚敷いてくれて、ベッドの完成!
授乳のあと膝の上で寝てしまった息子をそっとベッドに移そうとしたら……パチリ。起きちゃいました。
この時期の赤ちゃんは背中にセンサーが付いているのか、ちょっと動かすとすぐに起きてしまうもの。
しばらくは機嫌よくベッドの中で遊んでいてくれましたが、けっきょくフライトのほとんどの時間を抱っこで過ごすはめに。
バシネットは持参したバスタオルや上着やおもちゃなどが放り込まれ、荷物置きと化しましたが、そのぶん座席が広く使えたので便利でした。
「First Flight Certificate」をもらおう
ノースウエスト航空で初の海外旅行をするなら、初飛行証明をもらいましょう! 子供にとっても親にとっても、いい記念になります。
【関連くちこみ】NWの「First Flight Certificate」サービス
搭乗した日付とキャプテンとキャビンアテンダントのサイン入りの証明書をその場で書いてもらえます。
日本人以外の乗務員なら「First Flight Card」で通じると思いますが、これもしつこく何回も言わないとなかなかもらえません。
降りるときに無事もらえ、サインをしてくれた乗務員と記念撮影。いい思い出になりました。
帰りのフライトもバシネットを利用できる座席でしたが、座席が一列空いていたので、ひじ掛けを上げて息子をひざ枕で寝かせたためバシネットの登場はなし。
帰りは息子も疲れたのか、機内で一度授乳しただけで着陸まで起きませんでした。
【0才8ヵ月】小さな機材&ビジネスクラスでグアムへ
はじめての海外旅行の記憶も新しいうちに、09年6月、息子が8ヵ月のときふたたびグアムへ。
このときは貯まったマイレージでビジネスクラスを予約。
でもオフシーズンだったため、グアム行きの飛行機は差席数の少ない小さな機体で、バシネットの設備もないとのこと。
ビジネスの座席は広いとはいえ、赤ちゃんの寝る場所はママの膝の上か胸の上。設備がないのなら仕方がないですが、バシネットはやっぱり利用できたほうがいいと痛感しました。
成田空港のビジネスラウンジ「デルタ・スカイクラブ」にはキッズスペースがあるので、搭乗前のひとときはココで遊ばせました。
体を使って遊ばせれば、離陸時には寝てくれます。実際息子も遊んで疲れ果て、飛行機に乗るころにはグッスリ。離陸してもしばらく目覚めなくてラクチンでした。
今回ベビーカーはB型。搭乗口で預けようとしたところ「機内まで持って行って下さい」と。
なんと「頭上の収納棚にベビーカーを入れろ」というのです。通常はバッグやらトランクやら、機内手荷物を収納するための棚だと思っていただけにビックリ。
おかげで飛行機を降りるのと同時にベビーカーも持ち運ぶことができ、スムーズにイミグレーションまで行くことができてラッキーでした。
子供も8ヵ月ともなれば、お茶も飲めるしお菓子も食べられ、オモチャでのごまかしもきくので、あやすのはかなりラクに。
が、ひとたび暴れだしたそれを制止するのにひと苦労、大汗です。
ビジネスクラスならではの配慮に感謝
でも、そこはビジネスクラス。周囲のビジネスでの乗客の迷惑にならないよう、乗務員が代わる代わるやってきては、息子をあやしてくれました。
ときには息子はビジネスの後ろのほうの席まで連れていかれ、ほかの乗客にお披露目。
そのおかげが周囲の雰囲気もなごんで、冷たい目で見られることもなく快適に機内を過ごせたのでした。
機内食は、ベビーミールでキューピーの瓶詰。白身魚のおかゆ、かぼちゃのペースト、桃とりんごのデザートの3個もらいました。
息子は寝ていて食べなかったので、グアムにそのまま持ち込み、現地で活躍しました。
帰りの機内食は、アメリカの代表的なベビーフード、ガーバーの瓶詰。チキンのペーストとバナナヨーグルト、りんごジュースの3つ。
帰りの便では、お皿に瓶詰とカトラリーを載せてくれて、ほんとにディナーのように見えてオシャレでした。
サービスやさまざまな面であまりいい評判を聞かないノースウエストですが、過剰なサービスがないぶん、むしろ気楽に過ごせました。
その後、息子が11ヵ月のとき、日本の航空会社でバンコクへ行きましたが「飲み物は足りてるか」「お子さん寝てしまいましたね〜」「まあかわいい寝顔だ」と、通りすがりに話しかけられ、おちおち寝ていられませんでした。
その点クールなノースでは、必要な時のみ声かけをしてくれ、こちらのプライバシーを守ってくれます(過剰評価?)。
成田からだと、10時に出発しグアムに14時50分に到着するノースウエスト航空。オススメです!
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