Published on 09.09.11
【旅*流儀47】アナタのケータイ、海外で使える?ドコモの「国際ローミングサービス」使いこなしの基礎知識
日本と同じようにケータイを使いたい!
これだけ日常にケータイが普及した現在、海外でも当たり前のようにケータイが使えるようになってきました。
昨年末、ケータイの機種変更を夫と一緒にしましたが、その際に気になったのが、デザインや色もさることながら「海外で利用できるのか?!」ということ。
「頼まれ物のリストを忘れた!」ときや、バーゲンでいい物を見つけたけど、お友達や両親などに「いる?」と聞きたいとき、ケータイが気軽に利用できるといいですよね。
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今回は、わが家はドコモ利用なので、ドコモ中心にケータイの海外利用についてお話したいと思います。
まず、ドコモのケータイを海外で使う場合、ドコモ独自の回線は使えないため、提携先の海外の事業者の回線を使い、同様の通信サービスを受けることになります。
これを「国際ローミング」といい、ドコモでのサービス名称は「WORLD WING」。
このWORLD WINGを利用できるのは対応機種のみで、現在は「3G+GSM対応ケータイ」もしくは「3G対応ケータイ」の2種類が店頭で売られています。
3G対応? それとも3G+GSM対応ケータイ?
私が一目で気に入ったデザイン&カラーのケータイは「3G対応ケータイ」。
ヨーロッパやアジアの一部では利用できるのですが、アメリカ本土やハワイ、グアム、サイパンでは利用できないタイプでした。
3Gは、音声通話はもちろん、iモードやパケット通信のほかテレビ電話も可能。
■3G対応ケータイが利用できる国の一覧(ドコモ)
やはり「どうせなら旅行先で使えるタイプがいい」と思い、選んだのは「3G+GSM対応ケータイ」。
GMSは全世界で普及している通信規格で世界の8割の機種がGSM対応なのだとか。よって、こちらのほうが利用できる国、地域はぐっと多くなります。
■ 3G+GSM対応ケータイが利用できる国の一覧(ドコモ)
GSMのみ対応だと音声通話とSMSの利用が可能ですが、GPRSというGSMの通信網を利用したデータ送信技術も使えるエリアだと高速パケット通信(iモード含む)も利用できます。
しかし、夫は携帯電話のデザインに惹かれ、決めたのは「3G対応ケータイ」。これではハワイに行った場合、お互いで利用できません。
まずはWORLD WINGに登録しているかカクニンを
ちなみに「3G対応ケータイ」は利用可能な国であれば、日本と同様にごくごく普通にメールや電話が使えます。
ただし、ドコモの場合はWORLD WINGに事前登録しておかないと利用できません(05年9月以降のFOMAを契約した人は自動的に加入。「不要」とした人は登録が必要)。
申込手数料および月額使用料も無料なので、登録しておくと便利です。
もし不安なら、成田、関空、セントレア空港にあるドコモカウンターで登録済みか確認してもいいですよね。
また、留守番電話や転送電話サービスを利用したい場合も、事前に携帯側の設定が必要。
気になる料金ですが、仮にハワイ滞在と仮定して、ハワイ内で発信は1分125円、ハワイから日本への発信は1分140円、着信は1分175円。
パケット通信は1パケット0.2円となっています。
通話料は各料金プランの無料通話分の対象となりますが、パケット通信はパケ・ホーダイなどの定額制のデータプランは適用されないので要注意。
海外で覚えておくと便利なこと
海外で利用する際、電源を入れるとドコモからメールが届きます。
海外で使用していることがわかるので、「紛失、盗難、故障などの場合はご連絡ください」と電話番号が記載されています。
また、現地で充電切れなどの場合、ハワイならワイキキショッピングプラザ2階にドコモワールドカウンターがあり、無料で充電できます。
ロンドンやパリ、ローマ、ソウルなどでも無料充電サービスがあるので、出発前にドコモショップなどで海外ご利用ガイドをもらってチェックしておくといいですよ。
グアムやハワイの一部のホテルでも、宿泊者に充電器を無料貸し出しするサービスもあります。
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ケータイが使えれば、番号もそのまま利用できますし、たとえば大きなショッピングセンターなどで、わかれてお買い物などというとき、待ち合わせに便利ですよね。
また、お友達と旅行時期が重なれば、現地でお茶や食事でもと約束もできます。
携帯機種変更の際には、ぜひどのネットワークが利用できるの機種かをぜひ確認してみてください。
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