Published on 09.09.05
【オランダ*03】街角で食べられるスナックも充実!「シンプルで腹持ちがいい」のがオランダ料理
じつに質素な「オランダ料理」
オランダと言えば、チューリップや風車がすぐ思い浮かぶものの「オランダ料理は?」と言われると当地を旅したことがある人でも首をかしげるのではないでしょうか。
オランダ人の食卓はじつに質素。
朝と昼は、薄くスライスされたパンにハムかチーズをのせたもの。ハムとチーズではなく、ハムかチーズなのです!
お昼のお弁当用にサンドイッチにして持っていくのも普通ですが、日本のようにいろいろはさまっている夫のサンドイッチを同僚が見てビックリ。
肉とポテトの組み合わせが一般的
夜は肉にポテトと野菜のつけ合わせ、というのが一般的。冬の寒さが厳しい農民の国なので、食べ物もシンプルで腹持ちのいいものが好まれてきたようです。
典型的な家庭料理としては、まず「スタンポット stampot」。
コレは、茹でたじゃがいもにさまざまな野菜を加えて一緒にマッシュしたもの(加える野菜はスタンダードなものがいくつかあり、それによって呼び名が変わります)。太いソーセージを添えていただきます。
そして、豆や根菜類の野菜とベーコンを煮込んだ「エルトンスープ erwten soep」。
カフェやレストランでは、冬限定メニューのところが多いのですが、スーパーではレンジで温めるだけのスタンポットやパックに入ったレトルトのエルトンスープ(これはおみやげにもオススメ)が1年中手に入ります。
軽食では、オランダ版パンケーキの「パネクーク pannenkoek」(10ユーロ前後、約1340円)もぜひ試してもらいたいところ。
クレープのように薄いものが大きなお皿にのって出てきます。トッピングはハムやチーズ、またチョコレートや粉砂糖とさまざま。
気に入ったら、パネクークミックスもスーパーで手に入るので、日本で再現してみては。
気軽に食べられるスナック類も充実
オランダ人はジャンクフードも大好きです。至るところにスナックショップ(コロッケやポテト、春巻きなど揚げ物を売っているお店)があり、歩きながら頬張る人も多く見かけます。
ユトレヒトの中心に数軒ある「マヌカンピス Manneken Pis」というお店のフライドポテトは、オランダでもっともおいしいポテトに何度も選ばれているだけあって、一度は食べてみてもらいたい味。
ほどよい太さで、外側はカリッ、なかはふんわり。マヨネーズをたっぷり付けてどうぞ(オランダではポテトにはケチャップではなくマヨネーズ! ファーストフード店では別料金なので注意)。
スーパーで手に入るおすすめオヤツをあげるなら、まず「アイアクック eierkoeken」(卵クッキー、1袋1ユーロほど/約134円)。
大人の手のひらサイズの丸く平たい形で、クッキーというよりケーキのような食感です。
軽いスポンジケーキのような優しい味。そして、おみやげにも最適な「ストロープワーフル stroopwafel」(シロップワッフル、1袋1.5ユーロほど)。
薄いクッキーで、キャラメルソースがサンドしてあります。
コーヒーや紅茶のカップの上にふたをするようにしばらく乗せて、なかのキャラメルが溶けたところを食べるのがオランダ流。
また、一見カステラのような「オントバイトクック ontbijtkoek」(50セント~1ユーロほど)もオランダ独特のものです。
直訳すると、「朝ご飯クッキー(ケーキ)」。
クローブやシナモン、ナツメグ、ジンジャーなどスパイスが使われているので、ちょっとクセのある味ですが、慣れると病みつきに。
キホンの味は同じですが、全粒粉を使ったものやレーズン入りのものなどいろいろな種類が各メーカーから出ています。
その他にもスーパーにはパックされたカットフルーツや子供用ヨーグルトなどもあり、オヤツのチョイスに困ることはありません。
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