Published on 09.10.25
【香港虎の巻20】魚のだんご、揚げシューマイ、香港版ワッフル…100円以下で食べられる絶品香港オヤツ
「小食店」で香港のオヤツを食べ歩き！
香港人は食べることが大好き。
街には日本とくらべて圧倒的に食べ物関係の店が多く、香港には常にオイシイニオイが漂っています。
もちろん、小腹を満たしてくれる街角スナックもあちらこちらに。
オイシイニオイに誘われたら「お行儀が悪い」なんて気にせずに、地元っ子のように歩きながらローカルスナックを頬張っちゃいましょう。
ローカルスナックを食べるなら、小食（シュウセッ）店へ。
小食とは広東語で「おやつ」のこと。店内で軽い食事ができる店もありますが、どの小食店も店先でいろいろな小食を売っています。
ショーケースのなかで気になるものを見つけたら、指差すだけで注文できちゃう、とっても便利なお店です。
練り物大好き香港人に人気なのが「魚蛋」（ユーダン）。
魚のすり身ダンゴで、使用されている魚はなんとサメの魚肉が多いそうですが、ムチムチと弾力のある食感で、日本人の口にも合う味です。
いろいろな味がありますが、香港人にダントツ人気なのがカレー味。
カレー味といっても香港人はあまり辛いものは得意ではないので、子供でも食べられるマイルドな味です。
小食店のほかにもセブンイレブンやディズニーランドでも売っている人気のオヤツで、値段は店にもよりますが、だいたい5つで5～6香港ドル（60〜70円）です。
小食店でおなじみなのは「揚げ物」
小食店のショーケースには、ズラッと揚げ物が並んでいます。
晩御飯のお惣菜？いえいえ、これも立派なおやつです。
「煎（壤）三宝」（ジン（ヨーン）サンボウ）と呼ばれるもので、通常は茄子、ピーマン、揚げ豆腐に魚のすり身を付けて油で揚げたもの。
ほかにも椎茸やソーセージ、唐辛子バージョンもあり、注文すると紙袋に入れてくれ、上からタレをかけて渡してくれます。
正直かなり脂っこいので、夏場の蒸し暑い時期に食べると胸焼けしそうになることも。それでも地元の中学生や高校生には大人気のオヤツで、値段は3つで5香港ドル（60円）前後です。
ほかにも魚肉シュウマイやソーセージなど、小食店のスナックは揚げ物がメインのようです。
そうそう、たこ焼きもけっこう人気なんですよ。残念ながら味のほうは「たこ焼き風」といったところですが。
点心屋の肉まんや饅頭もボリュームたっぷり
「あまり油っぽいものはちょっと・・・」という方なら、街市（ガイシー）と呼ばれる市場周辺にある点心屋さんやローカル飲茶レストランの店先で売っている肉まんなどの点心系はいかがでしょうか。
各種肉まんや蒸し餃子をはじめ、飲茶のデザートでお馴染みのゴマ団子やマーラーカオなどのほか、おもちや各種饅頭なども売っています。
お値段も1個3〜5香港ドル（35～60円）と、とってもリーズナブル。もちろんこちらも指差しで買えます。
ちなみに街市などにある点心屋さんの点心は1個がとても大きいので、食べきれないこともしばしば。空腹時にチャレンジしてみてください。
香港版ワッフル「格仔餅」のニオイに誘われて…
香港の街を散策中、甘いニオイに誘われることがあります。
だいたいの場合、そのニオイのもとは「格仔餅」（ガッジャイベン）。
手のひらの1.5倍はありそうな大きさのワッフルに、バターとピーナッツバター、練乳をたっぷりかけたものです。
「えー、超甘そう」って思いますよね。でも、これが意外とペロリと食べられてしまうから不思議。
とくに焼きたては本当にオイシイですが、もちろん冷めてもイケます。値段は1枚7～12香港ドル（80～140円）です。
ベビーカステラみたいな食感の「鶏蛋仔」
格仔餅と同じく甘いニオイで小腹を誘惑するのが「鶏蛋仔」（ガイダンジャイ）。
香港の昔からある駄菓子で、こちらも手のひらの1.5倍ぐらいの大きさで、丸いデコボコの形がかわいいオヤツです。
おもな材料は卵、砂糖、小麦粉のみというシンプルな味ですが、外はカリッ、中はふんわりと柔らかく、夜店でお馴染みのベビーカステラのような優しい味。
鶏蛋仔と言えば北角（ノースポイント）にある専門店「北角鶏蛋仔」というお店が人気ですが、このお店の支店が佐敦（ジョーダン）にもあるので、ツーリストならこちらのお店が便利ですね。
北角鶏蛋仔の「ジョーダン」店はこちら↓（住所：九龍尖沙咀彌敦道178号、MRT佐敦駅D出口。聖安徳烈/St.Andrew’s Churchの並びにあります）
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気軽に食べられるソフトクリーム
ローカルスナックとは言えませんが、香港人はソフトクリームが大好き。
ワゴンのソフトクリーム屋さんもありますが、私のオススメはマクドナルドのソフトクリーム。
というのも、香港マクドナルドのソフトクリームは通常の半分ぐらいのミニサイズ。幼稚園ぐらいの子供だって1個ペロッと食べられる大きさです。
もちろん値段も1個2.5香港ドル（30円）とたいへんリーズナブル。ちょっと甘い物が欲しいときにピッタリですよ。
ほかにも香港にはさまざまなローカルスナックがありますが、だいたいが10香港ドル以下のロープライス。
香港に滞在中はダイエットのことはしばし忘れて、食欲の秋を堪能しちゃいましょう。
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