Published on 09.11.13
【旅*流儀56】旅行のまえに一見の価値あり!世界各国のディープな情報満載のCIAの「ワールド・ファクトブック」
CIAの「The World Factbook」
子連れ海外旅行とアメリカ中央情報局「CIA」(Central Intelligence Agency)って、まったく別世界のもののようですが……
CIAは、よくアメリカの映画などで出てくるので聞いたことがあるかと思いますが、対外諜報活動を行う、アメリカの情報機関のひとつ。
じつは、このCIAが世界各国の情報をまとめた「ザ・ワールド・ファクトブック The World Factbook」というサイトがあるのですが、これが意外にも旅行にも役立つ内容。
もちろん英語のサイトなのですが、実際見てみると「こんなことまで載せる必要あるの!?」というくらいマニアックな内容が掲載されていて、おもしろいのです。
一般の人も自由に閲覧できる!
この「ザ・ワールド・ファクトブック」は、印刷物としては1975年から、Web上では1994年から一般の人も利用可能となり、現在は印刷版は1年更新、Web版は2週間ごとに更新されているようです。
書籍版はアメリカ政府の「WEBブックストア」で購入でき、08年版は80ドル、07年版は104ドル(この値段の違いはなんでしょうか?)。
日本に発送してもらう場合には、送料などが加算され08年版で112ドルに、07年版は145.6ドルになります。
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さて、このサイトに掲載されているのは、世界の独立国や保護領、特殊特権、南極や紛争地などの地域情報をはじめ、その他合わせて266項目からなります。
国別にみてみると、アジアに中国はありますが、台湾は見当たらず、中国に返還された香港は独立してあります。
さらに韓国と北朝鮮は(Korea,SouthとKorea,North)というカタチで掲載されており、さまざまな事情が反映されているようです。
各国の情報をみるには、世界の地図や各国の国旗、もしくは国別リストから選ぶとその国の内容が出てきます。
試しに「JAPAN」を見てみると14枚写真もあり、日本の象徴である富士山を真上から撮った写真があり、浴衣姿のギャルの写真もあります。
ちなみにギャルの写真には「コーヒーショップで色とりどりの着物姿」と脚注がありますが、立ち方も悪く髪の毛を染めたギャルの浴衣姿を「日本の着物姿」と載せるのはいかがなものでしょうか?
ほかにも、札幌の雪まつり、日本庭園、都庁、皇居など。京都がなかったのは意外でしたが、これがアメリカからみた日本なのですね。
そしてこれは各国共通ですが、国の概要、地形、人口をはじめ人に関すること、政治的なこと、経済、通信、交通、軍(日本の場合は自衛隊)、最後に抱える周辺諸国などとの国際的な問題(日本は北方領土や竹島問題)があり、それぞれさらに細かい内容をみることができます。
たとえば「People」の項目では、人口はもちろんですが、平均年齢、年代別男女比、エイズ感染者率なんていうのもあります。
「交通」の項目には、先日話題にした空港の滑走路の長さと本数もあり、国土面積が違いますが、アメリカの規模の大きさに改めて驚きます。
このサイトを見て訪れる国のことを内側のデータから知ると、もっと違った角度から楽しめるような気がしてきました。
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