【子連れサンディエゴ】待望のふたり目妊娠! 低所得者用の医療保険「メディカル」やPPFAなど助かる妊婦向けサービスを活用してみる


Published on 09.11.20

【サンディエゴ*番外編】待望のふたり目妊娠! 低所得者用の医療保険「メディカル」やPPFAなど助かる妊婦向けサービスを活用してみる

待望のふたり目妊娠

こんなところで公表するものではないことではありますが、うちの夫は現在学生をやっています。

アメリカ海軍から奨学金と生活費をもらって暮らしているので、ハッキリ言って私たちはド貧乏生活をしいられているわけです。。。

とはいえ時間は着々と過ぎていき、気がつけば息子も3才に。

「そろそろふたり目をつくったほうがいいかもね」なんて話をしていた矢先、サンディエゴに到着して2ヵ月目でふたり目の妊娠発覚!

そこで今回は、サンディエゴでの貧乏妊婦生活をお届けしたいと思います。

アメリカで妊婦検診を受けるには

まず、アメリカと言って思いつくのは高ーい医療費。

家族ひとりにつき医療保険が月々約1万円はするこの国ですが、じつはありました、低所得者用の医療保険。

カリフォルニアでは、カリフォルニアのカルをかけて「メディカル Medi-Cal」と呼ばれている公的な保険です。

所得が低い妊婦さんは自動的に入れる仕組みになっているそうで、私も現在利用しているのがコレ。受給資格に該当すれば無料で加入できる保険です。

また、21才以下の子供も加入できるため、息子は海外旅行保険をかけるのと同時にメディカルも申請しています。

メディカルに申し込むには妊娠証明書が必要ということですが、病院に電話をかけてみたら「妊娠証明は、妊娠検査して書類に記入する場合、まあ200ドルあれば大丈夫ですよ」といわれ、「うわ、高い!」とひいてしまった私。

ところが、低所得者妊婦の知り合いに連絡してみると「フリークリニックではタダで妊娠証明出してくれるし、検診もしてくれるよ。メディカルの準備が整うまで2ヵ月弱かかるから、まずはそっちに連絡してみたら」と。

全米家族計画連盟のセンターへ

自分なりにいろいろ調べてみると、バスでちょっといったところに「全米家族計画連盟 Planned parenthood」(PPFA)という機関があって、そこでは妊娠検査や避妊薬の処方、中絶の紹介などを低価格からタダでやっているのだとか。
PPFAは、全米各地に800以上の系列のヘルスセンターを運営しています。
そこで、土曜日に予約を入れ、夫と息子と3人で向かいました。

 

「Planned parenthood」のチュラビスタ・センター(住所:1295 Broadway #201 Chula Vista, CA 91911、電話番号:888-743-7526)に入ると、女友達に囲まれた予期せぬ妊娠をしてしまった感じの女の子たちが何人も待っている状態で、なんだかちょっと場違い。
ココでの役割として、ティーンが予期せぬ妊娠を防ぐための教育、および妊娠してしまったティーンのサポートがあるそうです。
受付で記入するよう渡された書類にも、妊娠していた場合どうするかという欄に「妊娠継続希望・中絶・里子に出す」といったオプションが!!

ココでも中絶は一番ダメな決定としているようで、なるべくひとりでも多くの赤ちゃんが助かるようにサポートしているようでした。

診察内容は…けっこう適当

そして私の番が来て、カウンセラーの人に尿を採ってくるように言われ、尿検査の結果はもちろん「陽性」。

厳しい顔をしたカウンセラーのお姉さんが私を席につかせ、「セックスをするとき、きちんと避妊はしてたの?」と聞かれたので、「いいえ」というと、さらに厳しい顔で「なんにも? コンドームも使っていなかったの?」と。

そこで「あのお、私たち子供がもともと欲しくて、ココには妊娠証明を出してもらいに来たのです」といったら、一気に空気が和らぎ「なんだ、そうだったの! じゃあ、これで今日はおしまいね」と、ちゃちゃっと妊娠証明を書いてくれて終了。

ちなみに「予定日は2010年の6月14日でしょう」と言われて、超音波検診もなし。

「うわ~、適当!」と思ったけれど、検査代に60ドルかかると言われていたのが、低所得のため無料となったのでよし。帰りは浮いたおカネで、近所の吉野家で牛丼を食べて帰宅。

月曜日にはメディカルに連絡をし、書類をすすめてもらうことに。
ただし、妊婦の場合は書類をすすめている間も「プレ・メディカル」のような感じで、病院で検診を受けることが可能なのだとか。
親切なメディカルのコーディネーターに近所の病院まで教えてもらい、あとは毎月検診に行くだけとなりました。

出産についてはどこで産むか迷ったものの、夫が学生で当てにできないのと、なにかあったときにすぐに移動できる手段(クルマ)がないため日本に里帰り出産することに決定!

来年のバレンタインに、息子を連れて一時帰国することになりました☆

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