【教えてバンビーノQ12】やっぱり気になる新型インフルエンザ。現地での対応状況を教えて

グアムでも新型インフルエンザの患者さんは出ていて、亡くなられた人もいらっしゃいます。

…ですが、日本ほどの騒動はありません。

グアムでも、日本と同じように優先順位をつけて新型インフルエンザワクチンの接種をはじめ、11月下旬からは小学生も対象になりました。

日本よりちょっと早いペースで進んでいます。

11月下旬現在、グアム唯一の総合病院「Guam Memorial Hospital」（G.M.H.）のナースさんのお話では「タミフルの在庫はあります」とのこと。

保険なしの医療費は高額で有名なアメリカ。

ただの風邪の症状でも、グアムの病院に時間外救急でいくと驚くほど高額な医療費を請求されます。

友人は風邪の症状で夜間救急に行き、3時間待ち。ドクターと話したのは10分ほどなのに請求額は1000ドル超だったそうです。

救急の場合は、症状の重い方から診察されます。熱くらいだと何時間も待つことになりそうです。

お子チャマをお連れのみなさんは、かならず海外旅行保険には加入してきてください！　新型インフルエンザの流行は関係なく。

「クレジットカードに海外旅行保険が付帯しているから大丈夫♪」という人は、なにかあったときの連絡先はわかりますか？ 保険適用範囲は確認しましたか？　

保険は旅行代金をそのカードで支払っていなくても保険が使えるでしょうか？

海外旅行保険に加入しておき、具合が悪くなったときどこに連絡すればいいのかわかっていれば、それだけで病院へ行くまでの時間がかなり短縮されます。

保険会社にまずは電話。

状況説明（熱が何度、どんな症状が見られるかなど）をすると、それに見合ったグアムの病院・クリニックを紹介してくれます。

そして、必要があれば通訳の手配もしてくれます。病院・クリニックへはタクシーを使っていけば迷わずにすぐ行けます

病院を探すところから自力ではじめたら…何時間かかるかわかりませんよ。

G.M.H.のナースさんいわく、「お子チャマの場合は、インフルエンザの心配よりも普通の風邪や疲れからの発熱の心配をしたほうがいいのでは？」とのこと。

体温計と日ごろから飲み慣れているクスリはかならず持っていくこと！　

これが海外保険加入のつぎに大切なことだそうです。

実際、G.M.H.にくる旅行者のほとんどのケースは常備薬で対応可能な範囲の症状なのだそう。

「クスリがないから病院に来ました」という方がほとんどみたいですね。

旅先では、まずは予防が大切です。万が一具合の悪くなったときのために「海外旅行保険！」です。

どうぞムリをしないで、まったりグアム時間を楽しんでくださいね☆　

そして、お子チャマの水分補給もお忘れなく。。。