Published on 09.12.26
【香港虎の巻22】みんな大好き!菓子パン6種+総菜パン2種、素朴だけどおいしい香港ローカルパンはコレだっ!
香港のおいしいパンが大集合!
香港はイギリスに統治されていた影響か、以前からパンを食べる習慣がありました。
「茶餐店」(ちゃさんちょう)と呼ばれる喫茶店兼食堂でも、サンドイッチやトーストなどさまざまなパンメニューがあります。
【関連くちこみ】「ネイザンロード」にもたくさんある「茶餐店」
街には石を投げればパン屋に当たると言っても言い過ぎではないほど(いや、言い過ぎかな)たくさんのパン屋があります。
日本からは「ヤマザキ」や、関西圏で展開する「A-1ベーカリー」や「アローム」といったパン屋も進出していますし、お洒落なベーカリー・カフェもあります。
【関連くちこみ】上海ではオシャレな「ヤマザキ」が入る「上海環球金融中心」
でもやっぱり香港に来たからには、地元の香港人に親しまれているローカルパンを試してみたいもの。今回は伝統的な香港のローカルパンを紹介したいと思います。
菓子パンの代表格5選
香港ローカルパンの代表格といえば「菠蘿包 ボーローバウ」。
「菠蘿」とはパイナップルのこと。ただし、パイナップルパンといっても、パイナップルの果汁や果肉が入っているわけではありません。
格子状の外見がパイナップルに似ているから、その名がついたそうです。そういった点では、日本のメロンパンと同じですね。
甘い丸状のパンのうえに、小麦粉やバター、ラードで作った皮をかぶせて焼いたこの菠蘿包は、下のパン部分はふっくら柔らかく、上の皮の部分はカリカリとしてとっても美味。
この菠蘿包の間にバターを挟んだ「菠蘿油 ボーローヤウ」も、茶餐店の朝の定番メニューとして香港人に愛されているパンです。
街のローカルパン屋でもできたての菠蘿油を買うと、ホカホカのパンにバターがいい具合に溶けて、なんとも言えず幸せな気分になります。
ただし、ラードやバターをたっぷり使ったハイカロリーなパンなので、食べすぎには気をつけましょう。
ほかにも、なかに小豆餡の入ったものなど、さまざまな種類の菠蘿包があります。それだけ香港で愛されている存在なのですね。
つぎに、素朴な見た目の「鶏尾包 ガイメイバウ」。
形が鶏の尾に似ていることからついた名前…ではなく、残り物のパンを細かくして砂糖とココナッツを混ぜて作ったことから、中国語のカクテルという意味の「鶏尾酒」が名前の由来だそうです。
現在ではココナッツと粉ミルクで作られた餡が主流のようですが、ギッシリ詰まったココナッツ餡が甘い物好きの香港人にはたまらないらしく、菠蘿包につぐ香港の定番ローカルパンとなっています。
つぎに紹介するのは「丹麥條 ダンマッティウ」。
「丹麥」とはデンマークのことですが、デンマークとはとくに関係がなく、れっきとした香港メイド。
バターたっぷりのレーズン入りの生地をツイストして焼き上げたデニッシュの上に、アプリコットジャムを塗ったパンです。
紅茶との愛称バツグンで、私もときどきケーキがわりに食べています。
レーズンの入ったパンと言えば、「提子小麥包 タイジーシュウマッバウ」も香港のパン屋ではかならず置いてある定番パンです。
普通のレーズンパンですが、黒糖を使っているところが香港風といったところでしょうか。店によって大きさが違い、手の平サイズのビッグ・バージョンの店もあります。
お腹も満足な総菜パン2選
甘いパンばかりを紹介してきましたが、今度はお惣菜パンを紹介します。
まず最初は菠蘿包と並ぶ朝の定番メニューである「腿蛋包 トイダンバウ」。
フワフワのロールパンに、ハムと薄焼き卵を挟んだものです。卵は1枚ずつ焼いているようで、ちょっと甘めの味がハムの塩味と合っていてオイシイですよ。
「腿蛋包」と並んで人気があるのは「腸仔包 チョンジャイバウ」。
甘いパンのなかに鶏肉ソーセージを挟んだもので、子供たちに大人気! 幼稚園のおやつにもしばしば登場しているようです。
基本的に菓子パンでもお惣菜パンでも、パン生地は甘めのものが多いのが香港ローカルパンの特徴のようです。
値段はひとつだいたい5香港ドル(約55円)前後。
オイシイ匂いに誘われたら、迷わずパン屋へ駆け込みましょう。
海外旅行を便利にするサービス PR
・格安ツアーと航空券なら「H.I.S.」
・JALマイラーなら「JALパック」
・格安ツアーは「ABロード」で検索
・空席のみ検索して即予約「トルノス」
・ポイントもバッチリ「楽天トラベル」
・エアアジアは「Expedia」で予約
・定番の予約サイト「エクスペディア」
・プチホテルも網羅「Booking.com」
・アジアのホテルに強い「agoda」
・海外OPツアー予約の定番「Alan1」
・ハワイに強い「ダラーレンタカー」
・家族特約つきなら「JCBゴールド」
・子供専門英会話「リップルキッズ」