Published on 09.12.14

【上海＊06】100階にある「世界一高い展望台」や87階のパークハイアットでお茶も楽しめる新ランドマーク「上海環球金融中心」に行こう

ギネス認定された、世界一高い展望台

上海でいまもっともホットな新スポットは、浦東に高～くそびえる「上海環球金融中心 Shanghai World Financial Centre」 (SWFC)！

地上101階、492メートルの超高層ビル。

上海の摩天楼のなかでも群を抜いて高く、まるで栓抜きのようなユニークな姿は、いまや上海のランドマーク的存在です。

ビルのなかには、オフィス、商業施設、会議施設などが入っていますが、上海観光をするうえで何よりも外せないのが、100階にある展望台。

地上474メートル、世界で一番高い場所にある展望台なのです！

これまで上海の展望台名所として君臨してきた、東方明珠塔や金茂ビルをも見下ろすその高さ。しかも床までガラス張りの展望台・・・こわい・・・。

足元からも、その世界一の高さがじっくり実感できます。

さっそく世界一の展望台へ

最寄り駅は、地下鉄2号線の「陸家嘴（ルージャーツエイ）」駅か「東昌路（ドンチャンルー）」駅。

いずれの駅からも同じくらいの距離（徒歩5〜10分）ですが、陸家嘴駅周辺がただいま大規模工事中（2009年11月時点）ですので、隣の東昌路駅で降りて世紀大道という大通りをまっすぐ歩いていくほうが歩道も広くて子連れには歩きやすいと思います。

SWFCへの入り口はふたつありますが、展望台への入り口は東泰路沿い。エスカレーターでいったん地下1階に下りて、入場チケットを購入します。

展望フロアは、94階、97階、100階の3ヵ所あり、どの高さまで上がるかによってチケットの価格も異なります。でも、せっかくココまで来たのですから、世界一高い100階フロアまで登りましょう！
大人150元（約1950円）、18才以下の学生は100元（約1300円）、80センチ以下の幼児は無料です。
チケットを購入した後は、95階まで超高速エレベーターで一気に上ります。

不思議な光と音楽に満ちたエレベーターに乗るのも、ちょっとアトラクション感覚！子供たちが喜ぶこと請け合いです。

100階展望台まではエスカレーターを乗り継いで行きます。

100階はちょうど「栓抜き」の一番てっぺんの部分。100階フロアだけが独立して空に浮いているような、まさに「天空の展望台」です。

壁から天井、一部の床までガラス張り！　超スケルトン構造！

ガラスの床からは、ずーっと下にある地上まで透けて見えます。

私たちが行ったとき、周りのみなさんが「こわーい！」と言いながら、下をのぞいて床をふみふみしてました（笑）。

おみやげを買ったり食事をしたり…

94階は「スカイアリーナ」というラウンジフロア＆ギフトショップになっていて、ここでSWFCならではのおみやげを買うことができます。

ストラップやキーホルダーはもちろん、SWFCそのままの形の栓抜き（！）もありましたよ。

SWFCの地下2階から地上3階まではレストラン＆ショップフロアになっています。

お腹がすいてきたら、とりあえずB2階かB1階へ行きましょう！

B2階には、12のレストランが出店している複合レストラン「Y’s table Dining & The BAR」があります。イタリアンや中華、和食やたこ焼き屋さんまでが同じフロアに集い、居心地のいいモダンな食空間になっています。

B1階には飲食店のほか、コンビニやカフェ、ケーキショップ、日本の山崎製パンが出店する「Yamazaki」もあります。

ちなみにこの「Yamazaki」、上海では高級パン屋さんとして認識されていて、在住日本人はもとより、欧米人、中国人の間でとても人気があります。

日本では見られないような珍しいパンもたくさんあるので、試してみる価値ありです！　味もお墨付き。

気になるおむつ替え設備ですが、さすがそのあたりは森ビルグループ、日本とまったく同じ設備が要所に整っていました。

清潔ですし、安心して利用できます！

「展望台の料金が高すぎる、でも眺めは見たい！」という人は、上海環球金融中心の79階から93階に入っている「パークハイアット上海」に行きましょう！

ロビーフロア（87階）のラウンジカフェ「Living Room」では、優雅にお茶をしながら上海パノラマビューが楽しめます。

午後2時から供されるアフタヌーンティーは、ひとり190元（サービス料15パーセントを除く）。
100階の展望台入場料が150元と思うと、ゆっくり眺望が楽しめてお茶もできるので、ちょっとオトク感ありです。