Published on 09.12.09
【上海*01】プチ贅沢な短期滞在にうってつけ!日本から飛行機で1〜3時間と気軽に行ける上海は穴場の旅先
上海はプチ贅沢を叶える旅先
上海は、東京から飛行機で約3時間、大阪や名古屋から約2時間、福岡からは約1時間。
おいしい中華が食べたい、海外の空気に触れてリフレッシュしたい、予算はあまりないけど豪華ホテルでプチ贅沢をしてみたい……そんなママの願いを気軽にかなえてくれます!
国外旅行に行ってみたいけど、子供が長時間のフライトに耐えられるかどうか……そんな悩みとも無縁の身近な海外です。
活気あふれる上海の街並
上海は、中国でももっとも発達した都市のひとつ。
中国の歴史文化を凝縮したような「豫園(よえん)」(下の写真・上)、欧米による租界時代を彷彿とさせる「外灘(ワイタン)」(下の写真・下)、高層ビルが競うように建築されている「陸家嘴(ルチャツイ)」。
2010年夏には上海万博を控え、街は日を追うごとに変化。上海はますます活気に溢れています。
上海に行くなら秋がオススメ
旅のベストシーズンは、春と秋。とくに9月下旬から11月上旬までは気候もよくて過ごしやすく、なによりも上海蟹のシーズン真っ盛り!
キホン的に気候は日本とほぼ同じくらいですが、大陸性気候のため、夏は非常に暑く冬は極端に寒くなります。
ベストシーズンの秋についても、日中は暖かくても日が落ちるとかなり肌寒くなりますので、羽織もの・薄手のコートは欠かせません。
日程の組み方ですが、ガイドブックに載っているような上海のおもな見所を回るだけであれば、3日もあれば大丈夫。土日の前後に1日をくっつけて、2泊3日の週末旅行でも充分満喫できます。
近郊の街(世界遺産の蘇州や湖が美しい古都・杭州など)も旅程に組み入れるのであれば、さらにもう1~2日あると余裕のある旅が楽しめるといったところでしょうか。
最近では、航空券と選べる宿泊先がセットになったパッケージも数多く販売されていますので、それらを有効に活用すると、お値段的にも手軽に上海を楽しめると思います。
物価は上昇しつつもやはり安い
物価は日本とくらべるとやはり安い! 地下鉄が3~8元(約40~120円)、タクシーの初乗りが12元(約160円)。
飲食代もリーズナブルで、雰囲気のいいホテルで豪華飲茶ランチをしても100元(約1300円)くらいです。
ただし、最近の上海は物価が急上昇していて、とくに外国人の多く出入りするようなエリアだと日本と変わらないような物価のところもあります。
観光スポットの周辺にある露店やみやげ物店などでは値切り交渉が欠かせません。しかし、場所によっては「最近あまり値切れなくなってきた」とも聞きます。
よほど法外な価格を提示されたのでなければ、半額になればオーケーといったところでしょうか。
中国語のできる在住者も、「最近は上海人が裕福になったせいか、あまり値切れなくなってきた。ものにもよるけど、端数をとるのが精一杯というときもあるよ」と話しています。
子連れに寛容なのがうれしい上海
子連れ家族にとって、上海旅行の気軽さのひとつは中国人がおしなべて子供に優しい(甘い?)こと。
老若男女を問わず、小さな子供を見かけるとみんなニコニコ。着ているものが薄すぎやしないか、靴下ははかせなくていいのかなどと訊かれることもしばしばで、みなさんとても世話好き。
また、小さな子供を連れて電車に乗るとかならず誰かが席を譲ってくれ、子供がむずかろうものなら周囲が総出で一生懸命あやしてくれます。
日常の1コマ1コマに、子供を大事にしようとする、中国人の温かいキモチを感じることができます。
そんな子供への心遣いは、レストラン産業にもしっかり反映。
子供用椅子・食器を完備しているのは言うまでもなく、おもちゃ貸し出しサービスがあったり、立派なプレイルームを備えているレストランも少なくありません。
レストランのど真ん中に広大な遊び場を作っているレストランもあり、そこで子供が遊ぶのを横目で眺めつつ、ランチを楽しむ中国人家族もよく見かけます。
先日訪れた火鍋レストランでは、さらに上をいくサービスを提供。子供連れ家族が着席すると、服務員(従業員)がメニューより先におもちゃを持ってきました(笑)。
大きなパトカーのおもちゃは無料で、持ち帰りオーケー。レストラン内には滑り台や子供向けDVDが見られるプレイルームを完備。
べビーシッター付きなので、子供を預けて大人はゆっくり食事することもできます。
まだ歩けない赤ちゃん連れ家族の場合、テーブルには専属ベビーシッターがつき、赤ちゃんを横で抱っこしてもらいながら料理をつつくことまでできるそうです。
このように、子供向けサービスを充実させ、子連れに優しいレストランが多い上海。
なにより和むのが、周囲の子供への笑顔。配膳業務の合間に、子供たちと楽しそうに遊んでくれる服務員の姿も非常によく見かけます。
気になる衛生面ですが、最近は改善されてきたとはいえやはり日本とくらべると残念ながらレベルは格段に下がります。
街中のあちこちで工事中ということもあって、ほこりだらけなので日本のウェットティッシュは旅の必需品!
なお、街中の中華レストランでおしぼりが出てくるところは多いのですが、このおしぼりは別料金となるところがほとんどです。
持参したウェットティッシュを使う場合、「不要(ブーヤオ)」と言って返せば請求されません。
また、ホテルやレストランを除いて、公衆トイレではトイレットペーパーがない場合がほとんどですので、日本のティッシュペーパーも常備しておくと便利です。
ローカルコンビニや薬局で販売しているティッシュペーパーは紙ナプキンに近く、厚地であまり質がいいとはいえません。
水事情もよくありません。
上海のホテルでお風呂にお湯をためるとわかるのですが、水道水、日本のように透明ではありません! 黄色だったり、黄緑だったり……これが普通です。
水道水は口にしないでくださいね。ホテルでうがいや歯磨きをする場合も、水ボトルを使ったほうが無難です。
おむつ替え用の設備は、街中ではほぼまったく整ってないといっても言い過ぎではありません。
外出時におむつ替えが必要になった場合、近場の高級5つ星ホテルまたは高級百貨店のトイレに駆け込むことをオススメします。
市内にある外資系の5つ星ホテル(メリディアン、フォーシーズンズ、グランドハイアットなど)では、ほとんどのところでおむつ替えシートがあります。
また、「伊勢丹」や英国系百貨店の「Marks & Spencer」、香港系の「久光百貨店」は、店内におむつ替え設備を用意しています。
観光に出かける前に、おむつ替えができそうな場所が目的地近辺にあるかチェックしておくとあわてなくてすみますよね。
【市内にあるおむつ替えスポット】
- [外灘・南京東路エリア] 南京東路にあるル・メリディアンなど
- [南京西路・静安寺周辺エリア] 伊勢丹やMarks and Spencer、久光百貨店など
- [東方明珠塔・浦東エリア] グランドハイアット、上海環球金融中心など
- [新天地エリア] 新天地内の商業ビル「新天地南里商城」
これらの場所はキレイで衛生的、安心しておむつ替えができますよ。
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