Published on 09.12.09
【グアムだより67】親が「グアム大学」の語学学校に通うと子供は地元公立小学校に通うことができる…グアムに親子留学する方法
グアム大学の語学学校への留学
グアムには、子連れで留学する人もいると聞きます （実際、留学している人とはなかなか知り合う機会はありませんが）。
今回は私が知る少ない情報ですが、グアム留学についてまとめてみました。
まず、大人がグアムに留学する場合、学生ビザがとれるのはミクロネシア唯一の総合大学「グアム大学 University of Guam」付属の語学学校「イングリッシュ・ランゲージ・インスティチュート English Language Institute」のみ。
ちなみに、09年11月28日から施行された「グアム-北マリアナ諸島ビザ免除プログラム」では、45日間までの滞在であればESTAの申請は不要となりました（機械式読み取りパスポート所有者のみ）。また、90日以内の滞在であればビザは不要です。
1学期（1セメスター）は14週。1学期における受講料は2800ドルで、そのほかにも大学に払うお金や教科書代などが必要です。
1年は3学期制ですが、受講は1セメスターから可能。
入学時に受けるテストでクラスわけされるので、自分のレベルにあった勉強ができ、英語がまったくできなくても受け入れてくれます。
この学校の目標は英語圏の大学入学準備なので、英語力が身につけばグアム大学に進学することも可能です。
そして、親がこの学校に通っていると子供はグアム内の公立学校（無料）に通うことができます。
わが家の経験では、英語がほとんど話せない子供でも低学年（1～2年生）ならローカルの学校でもついていけると思います。
グアムで暮らすために必要なモノは？
では、グアムに留学するにはどんな準備が必要なのでしょうか。
留学の場合、ビザ取得や金銭面、子供の学校や住居など、準備することが膨大にあります。
グアムは学校（子供の学校の送り迎え）や買い物に行くにもクルマが必要なので、運転免許は必須です。
日本の運転免許証は入国日から30日間運転できます。それ以上滞在する予定の人は、現地で免許の申請をする必要があります。
レンタカーはボロボロのものでも安くて1日20ドル～30ドルはかかるため、安全なクルマを借りるには月々1000ドル前後かかるかもしれません。
寮はありますが親子では入れないそうです。ちなみに料金は、1セメスター（14週）で料金設定されていて、クーラー付きの部屋は1800ドル、クーラーなしのひとり部屋は900ドル、クーラーなしの相部屋は半額の450ドルだそうです。
クルマさえあれば、少し大学から離れても治安のいい場所を選ぶことができます。
子供の学校は、グアムは義務教育がキンダー（日本の年長さん）からなので、それ以前の年中までの子供は託児所に預ける必要があります。
託児所はお金さえ払えば誰でも預かってくれます。
ちなみに、キンダー（幼稚園）やエレメンタリー（小学校）では、現地の病院で予防注射を打たないと学校に入れません。
学校の事務局で入学準備リストをもらうことができます。もちろん制服や授業に必要なアイテムの準備もあります。
もっと手軽にグアムで学ぶには？
そこまでやるのはムリだけど、短期で英語に触れたい……そんな家族には、子供ならサマーキャンプがオススメです。
以前紹介した「ハイアット」のサマーキャンプには、グアムの学校が夏休みの時期（5月末～8月上旬まで）現地の子供たちもたくさん参加しています。
【関連くちこみ】グアムのキッズ向けサマーキャンプをチェック！
日本語が話せる先生がいるので、もし困ったことがあっても安心です。
このほかにも、旅行でも日本で勉強した英語力を試す方法はあります。
たとえばP.I.C.の「P.I.C.グアムで英語を話そう」という新企画ではコンシェルジュデスクでもらったバッジを付けるとホテル内でスタッフ（クラブメイツ）が英語で話しかけてくれというもの。宿泊者なら無料です。
また、グアム政府観光局のサイトに「グアムで唯一政府公認の日本人経営の語学学校」と紹介されている「リベラルアカデミー」もあります。
場所は「フィエスタリゾート」内で、ネイティブの先生が英語を教えてくれます。講師のダン先生はグアムでも有名で、オリンピックの水泳の元選手で、明るく気さくな方ですよ。
グアムは観光客だけでなく移民も多いので、ローカルはつたない英語に慣れています。
キレイな英語じゃなくてもけっこう聞き取ってくれますので、英語に自信がない人でも買い物や外食などでどんどん話してみてくださいね。
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