Published on 10.02.26
【ジャマイカ*10】2才になるまで髪を切らない、魚を食べさせない…ジャマイカ人のユニークな子育て信条
ジャマイカの出生率は高いけれど…
「子供は元気?」「どの子のこと?」「えっ、何人いるの?」「はァ〜5人もいるのよ…一番上の子でまだ7才…」といった会話ではじまるのは、ジャマイカのラジオCM。
「子供は多過ぎる(too many)より、ふたり(two)がベターです」で締めくくられる公共広告です。
7才を筆頭に5人の子持ちとは、あまりのショートタームに驚いてしまいますが、決して稀なケースとはいえないのが、ジャマイカの出産事情。
出生率は2.40人だそうですが、シングルマザーが多数を占めています。
ジャマイカでは、人工中絶が法律で認められていません。
しかし、若年層の妊娠・出産を含め、無計画な妊娠は教育レベルを低下させ貧困に拍車をかけるとして、国全体で取り組む必要がある重要課題となっています。
そうはいっても、子供は宝もの。神様から授かった大切な赤ちゃんは、社会全体が守って育てるという考えが確固としてあるようです。
世界各地には現代的な解釈では迷信(?)とも思える子育て信条がありますが、ジャマイカでも独自の「育児タブー」にビックリさせられることがたびたびありました。
「えー、そんなことで?」と首をかしげたくなる、というか笑ってしまいたくなるものがあるのでご紹介します。
ジャマイカ人の子育て信条
まず、2才になるまで髪を切るべからず。
ジャマイカの赤ちゃんの髪のケアは、オイルをすり込みブロックにわけてねじる、といった感じです(男の子も女の子もそうです)。
手間のかかる作業を難なくこなすお母さんたち。赤ちゃんの髪を切ると言葉を覚えるのが遅くなるそうです!
そして、2才になるまで魚を与えるべからず。
2才になる前に魚を食べると歯が悪くなるそうです。鶏肉が主要タンパク源の国なので、魚ごときで熱くなる必要はないのかもしれません。
が、かつてフィッシュベジタリアン(魚オーケーの菜食主義)だったわが家ではハタ迷惑な話でした。
「大事な子供に間違って骨を食べさせたらタイヘン」という先人の知恵では…? と勝手な解釈をしてますが、真相やいかに?
ゆでる前の「ダンプリン Dumpling」を食べさせるべし。
ダンプリンとはこちらの主食で、日本の「すいとん」のようなもの。
小麦粉を水で練ってゆでたものです。練った後の生ダンプリンとでもいうんでしょうか、「タネ」の状態のものを小さくちぎって与えると、言葉を早く覚えるとか??
↑小麦粉を練って茹でて食べるダンプリン。
↑ダンプリンを揚げて調理したもの
いずれも、健康で頭のいい子供に育ってほしいという願いがこめられているんですよね。
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