Published on 10.02.05
【旅*流儀67】クレジットカードやマイレージによる寄付も…ハイチ地震に対する航空各社の支援について
「ハイチ大地震」の報道をみて…
2010年1月12日に発生した、ハイチ大地震。
報道ニュースでは倒壊した大量の瓦礫が映し出され、劣悪だといわれていたハイチの貧困状態を目の当たりにしました。
はるか遠くの地で起きた災害。自分がなにができるのか……と、ニュースを見て思う日々。
新聞やニュースで知る状況はおそらく氷山の一角に過ぎず、映像として流せるものはまだましな状況なのかもしれません。
悲惨な状況とは、想像をはるかに越えたものです。
1995年の阪神大震災のときは、兵庫県西宮市にある母の実家が被害にあい、いたたまれなくなった私は仕事を休み現地に駆け付けました。
現地では、報道されていた以上に大変な状況でした。
なかでも「水が出ない」というのは、蛇口をひねれば好きなだけ水が使える生活に慣れている身にとって、いかに大変なことかよくわかりました。
阪神大震災は冬のことでしたが、ハイチの地震ではさらに暑さや貧しさが加わり、想像を絶する状況であることは伝わってきます。
そして、親と別れてしまったり、孤児院がつぶれて生活できなくなったりする子どもたち。復興もままならないなかで、養子縁組が進んでいます。
1月27日の段階で、497人がアメリカの養父母の元に送られたそうです。
治療が必要な孤児たちは所定の手続きをしなくても、例外的に入国が許可されているそうですが、正式な手続がとられなかったり、親も健在で孤児でないケースもあるそうです。
この状況を利用して、人身売買をする悪人も出てきているようです。
自分にできることは…
ハイチの状況が気になっていたところに、先日マイレージ会員になっている「ユナイテッド航空」からメールが届きました。
ハイチへの寄付、救済についての案内メールで、具体的な寄付の方法について書かれていました。
まずは、米国赤十字の国際対策基金(International Response Fund)への寄付をする方法で、支払いはクレジットカードでします。
もうひとつは、貯めたマイルを寄付する方法で1000マイルから寄付できます。これらのマイルは、被災地で救援活動を行う人々のために米国赤十字社によって使用されます。
ちなみに、ユナイテッドではマイルを販売していますが、1000マイルは67.25ドルの値づけがされています。
ユナイテッドでは、今回のハイチ大地震にかかわらず、非営利団体支援を目的としたマイル寄付を常時受け付けているようです。
「もしかして、ほかのエアラインも同じようなことをしているのでは?!」と思い、少し探してみると「JAL」は1万マイルからマイルでの寄付を受け付けています(2月末まで)。
指定したマイル数が引き落とされ、日本ユニセフ協会にマイル相当額が寄付されるというものです。ちなみに1万マイルは1万円の電子マネーと交換できます。
「では、ANAは?」と気になり調べると、現在のところJALのようなマイルによる寄付はありません。
が、日本赤十字社や日本政府、非営利な公的機関に対し、救援支援する人に国際線の座席を2月末まで無料提供するそうです。
海外旅行の旅先として選ぶのは、やはり治安がよかったり、快適に過ごせて楽しめるエリアが多いはず。
私もそのひとりですが、旅行を通じて世界を知り、自分と世界の関係について考えてみるきっかけにできれば、と思っています。
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