Published on 10.02.19

【ジャマイカ＊03】ジャマイカの国民食は「アキ＆ソルトフィッシュ」！じっくり焼いたジャークチキンも子供に大人気

ジャマイカのごはんはオイシイ

ジャマイカは、とっても食の豊かな国。

労力をいとまず、時間をかけられた料理の数々は「これぞスローフード」といったところです。

書ききれないくらいオススメのメニューがありますが、まずは定番「ライス＆ピーズ Rice & Peas」とチキンでしょう。

ライス＆ピーズは、ジャマイカ版お赤飯。お米はポピュラーな主食で、豆はレッドキドニービーンズなど日本の金時や小豆に似た豆を使用します。

ココナッツミルクで炊くため、味もまろやか。子供の口にもピッタリです。

また、ジャマイカ人は本当に鶏肉が大好き。いなかでは、副業として養鶏を行う家も多く、ひと昔前の日本のようです。

なかでもぜひ試していただきたいのが「ジャークチキン Jerk Chicken」。

【関連くちこみ】グアムでも「ジャークチキン」のお店が人気

さまざまな種類の香辛料（ジャマイカはスパイスの宝庫でもあります）で味付けされた鶏肉を、炭火でじっくりロースト。

外は香ばしく、なかは柔らかい。「この世にこんなうまいものがあるのか！」と驚いてしまうほど。

油っぽくないので、ヘルシー。ほんのり甘くて子供も大好きな味だと思いますが、唐辛子が使われているものもあるので、注意が必要かもしれません。

このジャークスタイルは、豚肉や魚バージョンでも堪能できます。

アキ＆ソルトフィッシュ、パティもオススメ

季節があえば、「アキ＆ソルトフィッシュ Ackee and Saltfish」をぜひお試しください（旬は秋〜冬ごろ）。

国民的料理は、じつはこちらが本家。

アキという木の実と塩ダラを炒めたものなので「果物がおかず？」と奇異に思われるかもしれません。

味は、淡白でいて濃厚、複雑でいてシンプル……なんとも形容しがたい味は、きっとクセになるはず。

プルッとした食感がよく卵の白身に例えられますが、私はあえてフォアグラと豪語したいぐらいです。ジャマイカでしか味わえない希少な味覚をぜひご賞味ください。

街で食べられる軽食（スナック）の代表選手は、なんといっても「パティ Patty」でしょう。

エンパナーダ、カルツォーネに酷似した、いわゆるミートパイ。具は、ミートや野菜、ベジミート（soy）などがあり、1個100ジャマイカドル（約100円）前後。

外はサクサク、なかはアッツアツ（火傷に注意！）で、こちらも病みつきになる味。うちの子供もパティ狂です。
パティを食べるなら、ジャマイカに13店舗のほかカナダにも1店舗ある「Juici Patties」、キングストンを中心に約20店舗を展開する「Mothers」、30店舗を展開する「Tastee」が有名です。

気軽にジャマイカ料理が食べられるお店

子連れでのオススメレストランは「アイランド・グリル Island Grill」。

ファーストフードの部類になりますが、ジャマイカ料理を気軽に楽しめるお店です。

ライス＆ピーズとチキンをはじめとするホームメイド感覚のメニューがひととおり揃い、お値段も500ジャマイカドル（約500円）以内。
モンテゴベイで観光客がアクセスしやすいのは、「ハーバ—・ストリート・モンテゴベイ Harbor Street Montego Bay」店（住所：Shop 4 Center Point Plaza, Montego Bay、電話：952-3238）。