Published on 10.02.24
【ジャマイカ*08】停電、断水は日常茶飯事…それでもおもしろいジャマイカ流「サバイバル」田舎暮らし
ジャマイカの魅力は田舎にあり
ディープなジャマイカ田舎生活をはじめて、はや1年。
この国の魅力はなんといっても「豊かな自然」です。着陸間近の飛行機の窓から緑の島を見た瞬間、それを実感してもらえるのではないでしょうか。
しかし、実際に住んでみると毎日がサバイバル。
停電、断水は日常茶飯事で、「ウルルン滞在記」さながらの原始的ライフはカルチャーショックが満載です。
「人間って意外となにもなくても生きていけるもんだなぁ…」と思うころにはもう日本の生活には戻れなくなっていたりして…
さて、私の住む村はモンテゴベイからクルマで約40分の場所にあります。
モンテゴベイの人にも「それってどこ?」といわれるほどマイナーな僻地ですが、田舎ではありながらも日本の「過疎地」のイメージとはほど遠く、人口密度は高いんです。
とくに子供の数は多く「ジャマイカの人口の40パーセントは子供が占める」というデータに思わず納得してしまうほど。
朝晩問わず、人の話し声(と音楽、そしてヤギの鳴き声)が聞こえています。
圧倒的にキリスト教徒が多いこの国。この村には郵便局、銀行、スーパーはありませんが、教会だけは7軒もあります(下の写真は3枚とも教会です)。
日曜日(土曜日の宗派もあり)には子供も大人もこぞっておめかしし、教会へむかう姿が見られます。人々の社交場兼娯楽施設的役割を果たしているんですね。
下の写真は図書館。ココでは、いちおうインターネットが使えます。
下の写真は雑貨屋。日本のコンビニ的存在でもあり、下校時間には子供の駄菓子屋、夜はバーにも変身します。
申し込んで5年、念願の水道が開通
こんなわが村ですが、半年前までは水道が開通していませんでした。
わが家は、04年に水道局へ申込みをして5年待ちました(ほかの世帯もしかり)。
水道が開通するまでは「クーポンを購入し給水車に給水してもらう」という方法を強いられていたのですが、この給水車、待てど暮らせど現れませんでした。
水道局の事務所に直談判に行こうものなら「今行ってるとこです」と大嘘で返される始末。仕方ないので、村の共同の水汲み場で水を調達していました(下の写真)。
「蛇口から水が出る」という当たり前のことがままならない状況。日本人の私には精神をむしばまれるほどの(大げさ?)ストレスでした。
そんな辛酸の日々にも終止符がうたれ、09年8月末に念願の水道開通となりました。
「カルキの水割りか」といった水質ではありますが、ほとばしる水の勢いは何にも替えがたいありがたさ。
しかし、水圧が高過ぎるため、パイプの劣化が加速度を増す今日このごろ。今度は水漏れが頭痛の種です。
↑念願の水道がわが家にも来ました
この国のあらゆる事象に共通している「ゼロか、Too Muchか」がこのケースにも現れている一例でした。
そんなことを言いつつ、夜は降ってくるような星空をながめ、小鳥たちのさえずりで朝を迎えると、すべてが帳消しになるような気がするのは私だけでしょうか。
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