Published on 10.03.20
【香港虎の巻33】カレー味やサテー味、ビーフンやマカロニタイプまで…香港人にも大人気の「出前一丁」
香港で大人気!「出前一丁
「あ~らよっ、でまえいっちょ~♪」のフレーズでお馴染みの「出前一丁」。
広東語読みでは「チョッチン・ヤッディン」。
日本での人気は言わずもがなですが、ココ香港での「出前一丁」人気は日本のそれをはるかに上回るほどなんです。
スーパーのインスタントラーメン売り場へ行くと、さまざまなフレーバーの「出前一丁」が並んでいます。
陳列棚の3分の1は「出前一丁」だと言っても言い過ぎではありません。
なにしろ、香港のインスタントラーメンの約5割を「出前一丁」が占めているそうで、インスタントラーメンではトップシェアを誇っています。
ラインナップはひんぱんに入れ替わるようですが、常に15種類以上が市場に出回っているそうですよ。
30年も前から愛されている日本の味
もともとインスタントラーメン好きの香港人。
「茶餐店」(チャーツァンテン)と呼ばれる食堂でも、麺類メニューのなかにはインスタントラーメンが組み込まれていますが、麺を「出前一丁」に変更すると3~5香港ドルの追加料金がかかります。
インスタントラーメン界の中でも「出前一丁」はちょっと別格扱いのようですね。
「出前一丁」が香港に上陸してから30年余り。なぜ、ここまで「出前一丁」は香港で愛されているのでしょうか。
日清食品の方のインタビューによると、「出前一丁」が香港にやって来た当時は香港人が経済的に少し豊かになってきたころで、日本製の「出前一丁」は、質のいいものを選ぶ余裕がでてきた当時の香港人にピタリとマッチしたようです。
香港で製造するようになっても、その人気が衰えることはありませんでした。それと、やっぱり「ごまラー油」が香港人の胃袋をグッと掴んだようです。
では、どんなフレーバーがあるのでしょうか。いくつかのフレーバーをご紹介します。
日本でお馴染みのオリジナルのほかに、日本風のフレーバーが5種類。
「九州豚骨濃湯麺(豚骨味)」や「東京紫菜醤油湯麺(醤油味)」「北海道湯豉湯面(味噌味)」など、日本でもよく見かけるフレーバーはもちろんですが、「神戸照焼牛肉湯麺(照り焼きビーフ味)」や「札幌香蒜照焼鶏湯麺(照り焼きチキン、にんにく風味)」など、「なぜ札幌が照り焼きチキン?」とちょっと不思議なものもあります。
醤油味はラーメン屋さんの醤油味と同じ味で、日本人にも人気があります。付属の「のり」がポイントのようです。
日本にないテイストも試してみて
日本人に人気があるのは辛いものシリーズ。「極辛豚骨湯麺」は麺にも唐辛子が練りこまれていて、汁も真っ赤か。
見た目通りの「極辛」ですが、こくのある豚骨風味がやみつきになる味です。付属のチリソースで辛さを調節できます。
その他に海鮮味やXO醤味、カレー味に鶏スープ味、サテー味なんてものもあります。
サテー、東南アジアでお馴染みのピーナッツソースのあの「サテー」です。甘みのあるピーナッツ風味がラーメンに合うのかどうか。私的には合いませんでした・・・。
ラーメンのほかには「米粉」や「米線」もあります。ビーフンですね。
「米粉」「米線」どちらもビーフンですが、米線の方が麺が細いようです。こちらは煮込むタイプのものではなく、チキンラーメンのように丼に入れて、お湯を注ぐタイプです。
そのほかに「通心(マカロニ)」もあります。
香港人の朝食にスープマカロニはなくてはならないもの。
日本人には「マカロニ=洋風」というイメージがありますが、「出前一丁」のマカロニは「鶏ごま油風味」や「豚骨風味」など和風テイスト。
小腹がすいたときにちょっと食べるのに適していますよ。
袋麺のほかにカップ麺もあります。
カップ麺は通常サイズとビッグサイズの2種類。コンビニで買っていく人をよく見かけます。
ひと袋だいたい3香港ドル(約36円)ほどなので、いろいろ買ってお気に入りを見つけてみましょう。
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