Published on 10.03.06
【香港虎の巻31】かっぱえびせんから香港製クラッカー「POP-PAN」まで…香港で人気のスナック菓子はコレ！
大人も大好き、スナック菓子！
香港のスーパーへ行くと、菓子コーナーにズラリと並んだスナック菓子。
だけどよく見ると、カルビーのポテトチップスに、べビスターラーメン、サッポロポテト……など、日本の菓子メーカーの商品の多いこと、多いこと。
スナック菓子の棚の半分は日本メーカーで占められている、と言っても言い過ぎではないくらい。
「かっぱえびせん」（約8香港ドル=約96円）も、香港ではかなりメジャーなお菓子です。
似たような製品もたくさんありますが、人気があるのはやっぱり「かっぱえびせん」。
オリジナル・フレーバーのほか、ワサビ味や醤油味、七味（しちみ）味といった和風テイストが多く、ちょっとピリ辛の七味味はビールのお供にも最適です。
香港限定のBBQ味は、けっこう日本人にも人気があるようです。
「かっぱえびせん」だけではなく、やはり日本メーカーのお菓子では「醤油味」や「ワサビ味」が多いですね。「日本＝醤油」というイメージは、いまだに強いよう。
そのほかには、意外と「お好み焼き味」や「たこ焼き味」のものが多いのが驚きですが、どちらもソース味で味の違いがあまりわからなかったのは、私が味オンチなだけなのでしょうか。
アジアのお菓子も手軽に手に入る
香港では、日本メーカー以外にもさまざまな国のお菓子が売られています。韓国、台湾、マレーシア、タイ、インドネシア、アメリカ……
どれも子供でも買える値段で、手軽に手に入るのが嬉しいところ。日本で買えばきっと高いんでしょうね。
日本以外の国のお菓子で私がオススメするのは、「クルプックウダン」（エビせんべい）（約4香港ドル=約48円）。ナシゴレンに乗っている、あのエビせんです。
インドネシア製やマレーシア製などいろいろ種類がありますが、どれもとてもオイシイですよ。もちろん、ビールのお供にも最適です。
スナック売り場でちょっと気になるものを発見。その名はMAMEEというメーカーの「媽咪麺」（約4香港ドル）。
↑「媽咪」とは「お母さん」のこと。しかもお菓子なのに「麺」とはいかに？
なかから出てきたのは、インスタントラーメンのような麺と粉末スープ。
食べ方が気になるところですが、袋のイラストでは、クッキーモンスター似のキャラクターが麺をそのまま食べているので、きっとべビスターラーメンのようなものなのでしょうね。
味のほうは意外と（失礼？）おいしくいただけました。付属の粉末スープはかけないほうがオイシかったかも。
ただ、ちょっと食べにくいのが難点。なんだか体に悪そうなイメージですが、防腐剤や着色料は含まれていないようです。メイドイン・マレーシアのスナック菓子でした。
香港のメーカー「Garden」のお菓子もおいしい！
さてさて、いままで香港以外のスナック菓子ばかり紹介してきましたが、当然ですが香港製のものもあります（とても少数ですが）。
一番有名なのは「嘉頓」（Garden）社製の「POP-PAN 香葱薄餅」（約13香港ドル＝約150円）。ネギ味のクラッカーです。
香港のスナック菓子売り場にはなぜかたくさんの種類のクラッカーがありますが、そのなかでもダントツ人気なのがこの「POP-PAN」。
ほどよい塩味で、ねぎの香りがとても食欲をそそります。ちょっと小腹がすいたときや朝食のかわりに、香港人が好んで食べるお菓子です。
「嘉頓 Garden」ブランドの製品はどれもオイシく、子供たちに人気があるのは「si・si・sic」（約3.5香港ドル=約45円）というビスケット。
なかにクリームがはさんであり、チーズ味やピーナッツ味などがあります。
日本メーカーのスナック菓子を買って、日本で売られているものと味くらべをするのもよし、日本ではなかなか手に入らない海外のお菓子を買いだめするもよし。
やはり香港に来たからには、香港ブランドのスナック菓子を試してみるのもよし。
香港に来たら、一度スーパーの菓子コーナーへ立ち寄ってみてくださいね。
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