Published on 10.03.26
【旅*流儀72】おむつ台の有無やトイレに立つタイミングなど…子連れでの機内トイレ対策
日系航空会社初の、機内「女性専用トイレ」
機内のトイレは男女兼用ですが、2010年3月から全日空(ANA)の国際線エコノミークラスで女性専用トイレが導入されました。
各機材エコノミークラス最後方の1室のみということですが、これは利用者へのアンケートで要望が多かったため導入されたとのこと。
昔は機内に喫煙席がありましたが、いまは考えられませんよね。今後もますます、いろいろなサービスの改善が見られることと思います。
機内でのトイレ対策
飛行機のトイレといえば、子連れには少々ユウウツな存在。
大人でもあの狭い空間はタイヘンですし、場合によっては床が濡れてい たり、清潔とはいい難いときもあります。
できることならあまり利用したくないトイレですが、エコノミー症候群にならないためにも適度に水分補給も必要(アルコールはかえってダメらしいですが)。
機内も寒かったりするうえ、水分もとれば、トイレが近くなることもしばしばですよね。
おむつをした乳幼児や、パンツがようやく取れたけれどおもらしが心配なお子供、行きたくなったらガマンできない子供など、子連れでの機内トイレ利用はなにかとタイヘン。
なるべくトイレに立たなくてもいいように、まずは搭乗前にお手洗いに行っておきましょう。
早く搭乗してしまうと離陸までけっこう時間がかかり、離陸後は水平飛行まではシートベルト着用のサインが消えず、フライトアテンダントでも席を立てません。
トイレに立とうとしても「まだ、座っていてください」と言われてしまいます。
そして、機内のトイレは数やスペースも限られているので、いつ行くかを見計らっておくといいです。
離陸後シートベルト着用サインが消えたら、その後にドリンクサービスもしくはドリンクとミールサービスがはじまります。
この間はワゴンが通路を占領しますので、その前に行っておくのが無難。
食後はトレー回収後に決まって混みますので、早目に食事が終われば、回収用のワゴンが来る前にさっとすませておくといいですよ。
自分で用が足せる子供でも、機内では勝手が違ったりしますし、便座など汚れている場合もあるので、一緒に付き添って使い方を教えてあげるといいと思います。
おむつ台の有無などは事前にチェック
そして、赤ちゃん連れなら、おむつ台の有無が気になるところですよね。
機材にもよりますが、最後尾に4〜6ヵ所ほどトイレがある飛行機なら、そのなかの2ヵ所は通常よりも少し広いこと(ハンディキャップ用)が多いです。
機内すべてのトイレにおむつ台があるとは限らないので、搭乗時や、事前にインターネットなどの機内マップで確認しておくといいでしょう。
おむつ台があるといっても、あの狭いスペースですのでかなりタイヘンです。
便座のうえのカベに備えられた開閉できる簡易の板状のおむつ台が大半なので、ママの腰よりも高い位置での交換となります。
まだ動かない赤ちゃんならいいですが、元気に動く時期の赤ちゃんなら、落ちないように気をつけなければなりません。
わが子も1才になりたてのころ、ハワイからの帰国便で離陸後にウンチをして、おむつ替えをしなければなりませんでした。
ちょうど歩きはじめで、動きたくて仕方がない時期。
オムツ台でどうにかオムツを外すと、台の上で立ちあがり、オムツのウンチに足をズボッと入れてしまい、悲惨な状況に。
その足を拭きながら、落ちないように押さえてと四苦八苦していると、紙がひらひらと落ちてきました。
子どもの手の位置に備え付けのティッシュがあり、今度はそのティッシュを1枚ずつ出して床に投げていたのです。その後も片付けるのがタイヘンでした。
最後に、ごくまれに、おしっこだからと座席で交換する人がいますが、これは問題外のマナー違反。
自分たちはわが子のものだからといいかもしれませんが、他人のことを考えましょうね。
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