Published on 10.03.13
【香港虎の巻32】丸太のまな板や中華包丁、セイロまで…香港のかっぱ橋、「上海街」での買物は楽しい！
香港のかっぱ橋、「上海街」
香港でお買い物。ブランドショップもいいけれど、お料理好きにオススメなのは「上海街（シャンハイ・ジィエ）」。
香港の「かっぱ橋」とも呼ばれている、台所用品の専門店がズラリと並ぶ通りです。
上海街は、北は「プリンスエドワード」（太子）から南は「ジョーダン」（佐敦）まで続く、およそ2キロの長―い通りですが、台所用品が集まるエリアは「ヤオマティ」（油麻地）付近。
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アクセスは、MRT「ヤオマティ」駅B2出口が便利。
上海街へは、紅白の建物が目印です。
この建物は「香港露宿救済會」と呼ばれる、ホームレスためのシェルターです。
業務用から家庭用まで中華料理アイテムがズラリ
上海街の両側には、ズラリと台所用品の専門店が並んでいます。
レストラン関係者もよく通うだけあって、業務用の鍋や食器、厨房器具が勢ぞろい。もちろん家庭用サイズもたくさんありますよ。
上海街へ入ってすぐのところにある「萬記砧板」の店先には、中華料理ならではの丸太のようなまな板が山積みされています。
サイズもいろいろありますが、一番大きなものは本当に丸太にしか見えない・・・。重量もかなりあるので、持ち帰るのもひと苦労ですね。
家庭用サイズなら100ドル前後で売っていますが、スーツケースに入れて持ち帰るには、やはり重過ぎますね。
おみやげやインテリアにも使えるグッズも
壁にぶら下がっている木の型は月餅用です。
ちょっとしたインテリアにしてもステキだと思いませんか。
広東料理に欠かせないセイロも大・中・小と大きさも豊富で、しかもお値段もビックリするほど安いですよ。
日本ではなかなか手に入らない、魚1匹まるごと入ってしまうような大きいサイズのものも売っています。値段は蓋とセットで10香港ドル（約120円）～。
一番小さなセイロは手の平サイズ。料理には適しませんが、なかにアクセサリーなどの小物を入れて、おみやげとしてプレゼントする人も多いらしいですよ。
製菓用器具や茶餐店グッズも楽しい
中華料理グッズのほかにも、製菓用の器具もいろいろ売っています。
広東料理レストランでよく見かけるような鯉をかたどった型や、「壽（寿）」や「福」など縁起のいい漢字をかたどった抜き型など、なかなか日本では手に入らない料理グッズがたくさんありますよ。
食器屋さんでは、茶餐店でお馴染みのカラフルなプラスチックの食器類やシルバーの調味料入れなどが手に入りますし、制服なんかも売っています。
日本へ戻った後も、香港を思い出しながらおうちで茶餐店ごっこなどいかがですか？
上海街のおもしろいところは、台所用品店と同じぐらい仏具店が多いところ。セイロを売る店の隣では、線香がズラリと並べられていたりするのも楽しいですね。
店舗数では東京の「かっぱ橋」に劣るものの、油麻地の下町風情も手伝ってなかなか楽しい買い物ができること間違いなし。
男人街で知られている廟街のすぐ近くなので、ディープな散策をお楽しみください。
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