Published on 10.04.02
【エアアジア02】クアラルンプール-シンガポール間が無料も!? LCCの圧倒的な安さで旅の選択肢が広がる<価格検討編>
【第1回】「茨城空港」オープンで注目が高まるローコストキャリア(LCC)
【第2回】圧倒的な安さで旅の選択肢が増える「エアアジア」価格検討編 ◀
【第3回】付加サービスの選び方は? 「エアアジア」予約のコツ編
【第4回】シンガポール行き早朝フライトに備えて「Tune Hotels」に前泊編
【第5回】必要十分な設備が整った「エアアジア」LCC専用ターミナル編
【第6回】たったふたりのCAが忙しく動き回る…「エアアジア」機内編
旅の行動範囲を広げてくれる「エアアジア」
5才の息子と3才の娘を連れ、幼稚園の夏休みに1週間ほどのマレーシア旅行を計画したのは、 2009年5月のこと。
まずは、マレーシア航空の「Grab a deal」という、片道1万円で日本-マレーシア間が移動できるキャンペーンでクアラルンプール入りすることを決め、チケットを手配しました。
しかしリゾートとはほど遠く、観光にも乏しい感のあるクアラルンプール。滞在は3日程度にとどめ、残りは少し遠方に足を伸ばすことにしました。
そのスケジュールに大きく影響したのが、格安航空会社「エアアジア AirAsia」。
「エアアジア」はマレーシア・クアラルンプールを拠点とするローコスト・キャリア(LCC)です。
シンガポール、タイ、フィリピンなどアジア65都市に、中・長距離路線の「エアアジアX」ではロンドン、アブダビなど8都市に就航しています。
赤い「エアアジア」のサイトには驚き価格がいっぱい
夫は「エアアジア」のことを以前から知ってはいたものの、購入者の立場でホームページをのぞくのは今回がはじめて。
「エアアジア」は、白と赤の機体に、真っ赤なユニフォームのキャビンアテンダントがとても印象的ですが、サイトも赤が基調のデザインです。
エアアジアのサイトをみていると、目に飛び込んでくるのは「これが本当に航空運賃!?」と疑いたくなるほどの超低価格!
マレーシア国内便のキャンペーンバナーには、「29リンギット(1リンギットは2010年3月現在約28円)!」など驚異的な数字が踊っています。
国内線とはいえ、運賃がたったの800円ほど。日本国内なら高速バスも比ではない驚きの低価格です。
予約する日程によっては「無料」の場合も
わが家では、ペナン、ランカウイ、クチンなどのマレーシア国内への移動と合わせ、近隣の他国への移動も視野に入れ検討していました。
意外なことに、わが家も大好きなシンガポール行きが安い(マレーシア国内線と比較しても)!
出発48時間前まで設定されているキャンペーン価格「エコノミープロモ」だと、マレーシア国内便よりも安い「10リンギット」という信じられないものも!
この低価格も決め手となり、わが家は空路約40分の移動でシンガポールに入ることを決めたのでした。
ところが、この「エコノミープロモ」、残席数とともに日々変化し、出発日が近くなると対象便も少なくなってしまいます。
購入を数日検討している間に、1日10便(2009年5月当時、現在は9便)のシンガポール便で4便ほどあったエコノミープロモ対象料金が、早朝便のごく一部のみに。
「エコノミープロモ」便でも、10リンギット程度のものが50リンギット超に変更されたり、「エコノミープロモ」のシートがなくなった便では一気に100リンギット超にはねあがるなど価格は流動的。
100リンギット超といっても、3000円ほど。
日本の航空運賃から考えれば十分安いのですが、いったんキャンペーン価格を見てしまうと、とても高く感じる庶民派なわが家。
けっきょく、シンガポール便は往路がひとり44リンギット(約1230円)のチケットを、そして復路では「運賃無料」キャンペーンのチケットをおさえることができました。
子供向け料金や空港利用税について
ちなみに、エアアジアでは2才未満の「幼児運賃」の設定はありますが、2才以上12才未満の「小児運賃」の設定はなく、2才以上はすべて大人運賃となります。
2才未満の「幼児運賃」にはいっさいキャンペーン価格が反映されず常に一律の運賃となるため、便によっては大人運賃のほうが格段に安くなることもあります。
運賃は往路「44リンギット」、復路「無料」ですが、この金額のほかに「エアポートタックス(空港利用税)」が徴収されます。
シンガポールまではひとり25リンギット(約700円)、シンガポールからクアラルンプールは28Sドル(約1850円)でした。
燃油サーチャージなどは不要の時期だったので、単純に搭乗するだけなら往路はひとり約1900円、復路は約1850円となりました。
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