Published on 10.04.03
【エアアジア03】LCCでは座席指定、機内食、預け荷物もすべて有料…子連れが選ぶべき付加サービスは?<予約のコツ>
【第1回】「茨城空港」オープンで注目が高まるローコストキャリア(LCC)
【第2回】圧倒的な安さで旅の選択肢が増える「エアアジア」価格検討編
【第3回】付加サービスの選び方は? 「エアアジア」予約のコツ ◀
【第4回】シンガポール行き早朝フライトに備えて「Tune Hotels」に前泊編
【第5回】必要十分な設備が整った「エアアジア」LCC専用ターミナル編
【第6回】たったふたりのCAが忙しく動き回る…「エアアジア」機内編
預ける荷物や機内食はすべて有料
5才の息子と3才の娘を連れ、幼稚園の夏休みに1週間ほどのマレーシア旅行を計画したのは、 2009年5月のこと。
「エアアジア」では、クアラルンプール-シンガポール間の片道がひとり約1900円(空港税込)で予約できました。
従来型の航空会社ではこの代金を支払ってしまえばひと安心ですが、エアアジアの場合、ここからがさらなる検討が必要になります。
ローコスト・キャリア(LCC)では、機内でのサービスはキホン的にすべて「有料化」されています。
事前の座席指定、機内での飲食物サービス、機内預け荷物、コンフォートキットなど、日本の航空会社では無料で提供されているサービスもすべて有料。
しかも機内預け荷物や機内食は、いずれも予約時に事前に申請しておくと料金が割安になるという仕組み。
機内食は1リンギット程度、機内預け荷物手数料は最大50パーセントオフになります。
「こうなったらとことん安く利用してみよう!」と、旅行を想定してスーツケースにおおまかにパッキング、体重計に載せて重さをはかり事前に申請しました。
私たちが予約した際の控えを見ると、15キロまでの事前申請で5リンギットでした。
現在エアアジアのサイトを見ると、マレーシア発の国際線の場合、事前申請15キロまでで20リンギット。チェックイン時に申請すると30リンギットとなっています。
機内食は、飛行時間40分ということもありオーダーはしませんでしたが、300円程度でけっこうしっかりした食事が摂れます。
機内にただようおいしそうなニオイと、シートポケットに置かれたメニュー写真に、「次回搭乗の際はゼッタイオーダーしよう!」と心に誓いつつ、実際には旅の疲れで機内ではひたすら眠り続けていたわが家なのでした。
ファミリーには不可欠な「事前座席指定」も有料
事前の機内預け荷物の申請のほか、もうひとつ行ったのが「事前座席指定」。
以前はチェックイン時にも座席番号を決めることのない完全な「自由席」方式だったと聞くエアアジアですが、現在はチェックイン時に座席番号が割り振られます。
しかし、いざ指示された家族4人の座席が大きく離れてしまっては困りもの。
↑「エアアジア」のシートの事前指定をすすめるコマーシャル動画
そこで事前座席指定を入れることとしたわけです。料金は1席あたり5リンギットでした。
チケットの手配は、すべてオンラインで可能
これら一連のチケット手配は、日本からでもエアアジアのHPでカンタンに行うことができます。
現在のところ日本語対応はありませんが、
- 搭乗希望便の選択
- 購入者・搭乗者情報の入力
- 事前座席指定やその他サービスのリクエスト
- 旅行保険の加入可否
- 支払い情報の入力
と、他の航空会社のオンライン予約の流れとほとんど変わることはありませんので、どなたでも手配可能です。
支払いは日本からでしたらクレジットカードになります。VISA、MASTER、アメックスのいずれかのカードをお手元に用意のうえ、予約してください。
空席の状況は、出発日が近づくとまさに刻一刻と変化をするようです。
希望の便が決まったら早目に予約するのが理想!
なのですが、ここで注意しなければならないのがキャンセルや予約の変更には、チケットの代金と比較すると高額とも思える処理手数料が発生してしまう点。
「いまなら安いから!」と、仮押さえ的に購入して後に高額な手数料を払って変更をするよりも、多少搭乗券の金額が上がっても確実に希望の便が確定してから予約を入れるほうが賢明かもしれません。
次回は、実際の搭乗手続きや空港の様子をご紹介したいと思います。
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